ウインタースポーツのオンシーズンですね。
スキーやスノーボードをやられている方はウズウズする季節です。
今回は、スキーゴーグルを買ったお話です。
私はスキーもスノーボードもやります。
ここ数年はずっとスノボでしたが、今シーズンは久々にスキーをやってます。
昨シーズンまで使い続けていたスノボ用品がボロボロになっていた事や、スノボ用品がスキーには向かないのもあり、奮発して色々買いました。
その1つがゴーグル。
今回の買い物の中で1番高くつきましたが、非常に満足度が高いゴーグルが買えました。
自分に合うゴーグルを探し
ゴーグルは顔の形によって合う合わないが必ずあります。
お試しせずに買うと後悔します。
特に不具合が出るのが鼻の部分。
多くの外国製ゴーグルは、顔に当たるスポンジが外国人の顔に合った形状になっています。
鼻が低い方は鼻の部分に隙間が空いてしまいます。
隙間が空いていると鼻や口から吐き出された湿った空気がゴーグルに入り込んで曇りやすくなります。
ゴーグルと顔は隙間が無いようにした方が曇りが抑えられますので、顔の形状に合ったゴーグルを探してください。
店頭で被ってみる事を強くお勧めします。
今はほとんどの海外メーカーからJAPAN FITという形状のモデルが出ています。
JAPAN FITは日本人の顔に合ったカーブで作られており、鼻部分のスポンジが厚めに作られています。
SWANSという日本メーカーのゴーグルは元々日本人に合った形状で作られています。
こちらのサイトにジャパンフィットがどんなものか詳しく解説されています。
日本メーカーやジャパンフィットなら日本人全員がフィットするわけではありません。
私は平均的な日本人の顔形状だと思いますが、海外モデルでもフィットするものがあります。
ゴーグルによっては鼻に隙間が空くモデルもあります。
一部のジャパンフィットモデルや日本メーカーのゴーグルでも鼻の上の方が押されて息がしづらいモデルもあります。
ゴーグルのメーカーによって違うのではなく、ゴーグルによって合う合わないがあるのです。
人によって顔の形状や頭の大きさはバラバラです。
合う合わないが出てくるのは自然の理。
装着した時に息苦しさを感じず、鼻に隙間ができないゴーグルを買いましょう。
おすすめのメーカーは?レンズによる違い
ズワンス、ダイス、スミス、オークリー、アノン、エアブラスター、リボルト、ロキシー、ドラゴン、アックス、エレクトリック、ポックなどなど、有名どころだけでもスノーゴーグルを出しているメーカーは多くあります。
価格が安い無名ブランドを入れると数えきれないほどです。
個人的な好みはありますが、どのメーカーが良い悪いという意見はありません。
どのメーカーも性能が良く甲乙つけがたいです。
値段が高ければ良いかというと、そうでもありません。
安いノーブランド品でもお値段以上の商品もあります。
予算と性能がマッチして、フィット感が良ければそれがベストだと思います。
スノーゴーグルは1つのモデルに多くの種類があるように感じますが、レンズとベルトの違いで多く見えているだけです。
レンズとベルトが変わると型式名称が少し変わります。
では、どんなレンズがあるのか?
基本的なレンズは、スワンズはULTRAレンズ、オークリーはPrizmレンズ、などなど各社オリジナル仕様でカッコ良い名前がついています。
まぶしさを抑えて雪のデコボコを見やすくするといった機能のレンズが多いです。
機能は似ていますが各社力を入れどころが異なるので性能が若干違います。
偏光レンズは、眩しさの原因と言われる反射光をカットしてくれるレンズです。
通常の色付きサングラスレンズは日光の眩しさを抑えるだけですが、乱反射カット機能が付いたものが偏光レンズです。
値段はノーマルレンズより高くなります。
調光レンズは、紫外線が当たるとレンズのカラー濃度が変わるレンズです。
明るい時はレンズが暗くなり眩しさを抑え、暗い場所ではレンズが透明に近くなるという画期的なレンズです。
調光レンズなら1枚で済むので、天候によってレンズを付け替える手間が省けます。
しかし、レンズ色が変わるのに若干時間差があったり、調光に寿命があるというデメリットもあります。
レンズの中では調光レンズが1番高価です。
ミラーレンズは、晴天時に眩しさを抑えてくれます。
見た目が良く、他人から目元が見えない、プロも使っているという理由で人気があります。
多くのミラーレンズは晴天で使うために作られていて少し暗めです。
暗めのレンズは晴天時は非常に見やすいですが、雪や曇り、夕暮れやナイターでは見えづらくなります。
レンズのミラーは蒸着という工法で薄い膜をつけています。
気化した金属の上方にレンズをおいて蒸着しているので、レンズ表面にミラー層があります。
ゴーグルにした時に正面に来る面にミラーが張り付いています。
ミラー層は傷に弱く、安価なものは長持ちせず剥げてしまう事もあります。
剥がれてきたら思い切って全部はがしてしまうという手があります。
ミラーが剥がれてもレンズ性能はそれほど変わりません。
SWANSのMITレンズはミラー層をレンズで挟みこんでいます。
レンズ表面が擦れて傷が付いてもミラー層まで届かないので剥がれません。
これは世界初の技術だそうです。
ミラーレンズは扱いに気を使うので、こういう技術が他社にも広まってほしいところ。
欲しいと思ったゴーグル
性能や機能面で良いと思ったのがSWANS(山本光学株式会社)のゴーグルです。
スキーと言えばスワンズゴーグルというくらい昔からある日本のゴーグルメーカーです。
紫外線透過率 0.1%以下(UVカット率 99.9%以上)
プレミアムアンチフォグくもり止め加工付きのダブルレンズです。
私はオレンジ系のレンズカラーが苦手なので、アイスミラー×ウルトラライトパープルが裸眼との色差が少なめで見やすかったです。
公式サイトにあるゴーグルが斜めに動いているデモでは景色が少し暗くなる程度のイメージですが、実際は色若干景色が紫色になります。
アイスミラー×ウルトラライトパープルの可視光線透過率は35%です。
可視光線透過率は0%だと全く光を通さず真っ暗になり、100%だと全く光を遮らない裸眼状態です。
35%は日本の雪山に多い曇天〜降雪時までの対応です。
ミラーレンズではないので外から目元がバッチリ見えます。
恥ずかしがり屋さん向きではありません(笑)
スワンズのミラーレンズは少し暗めという事もあり、レンズ1枚で済ますならミラーではないレンズが良いと思います。
このゴーグルに採用されているラウンドバックルは、穴が小さく私は使いづらく感じました。
慣れもあると思いますが、昔からある四角いタイプの方が着けやすいです。
このゴーグル最大の売りは、A-BLOW SYSTEMです。
A-BLOW SYSTEMはゴーグルのレンズ下にある左右のアームを起こすとレンズがフレームから浮き上がるというもの。
レンズ裏に風を通すことで曇りを一気に解消できる仕組みです。
ゴーグルをおでこに上げている時や、春スキーなどの暑い時にとても役に立つと思います。
曇らせないという意味で魅力的なゴーグルです。
しかし、装着してみると鼻が押されて息がしづらかったです。
前に使っていたスワンズのゴーグルはそんな事なかったのになぁ〜。
少し上目に装着しても鼻呼吸がしづらく、我慢できなかったので今回はパスしました。
鼻の高さが合う方なら非常におすすめです。
スワンズはスキー向けゴーグルで有名ですが、山本光学株式会社はDICE(ダイス)というスノボ向けゴーグルも出しています。
ダイスのBANKシリーズにもA-BLOW SYSTEMが採用されています。
スワンズROVOのようなレバーではなく、ミラーの左右にあるパーツをレンズ側に回すとミラーが浮きます。
このサイドパーツは出っ張りが少なく、グローブをしたままだと少しやりづらいです。
出来ない事はないですがROVOのような容易さがありません。
ダイスのゴーグルなら、HIGH ROLLERがオススメです。
上下左右に広いビッグフレームなので視界が広く、圧迫感がありません。
ダイスはスノボ向けブランドですが、同じゴーグルなのでもちろんスキーにも使えます。
レンズのラインナップはスワンズと同じです。
価格が抑えられていて若者向けなイメージがあります。
オークリーのAIRBRAKE XL(エアーブレイクエックスエル)、FLIGHT DECK(フライトデック)も良いと思います。
オークリーは有名選手も使っています。
ゴーグルの定番中の定番なのでスキー場で必ず見かけます。
どちらもレンズが大きめでフレームが邪魔になりにくいです。
オークリーのミラーレンズは少し暗めなので、曇りや雪には弱いかも知れません。
レンズの可視透過率をチェックして買いましょう。
オークリーはオレンジ系のレンズが多いので強い色付きが苦手な私には選択肢が狭まります。
バックルが付いてないのも嫌なので、今回は選択肢から外しました。
そういえば、バックルを欲しがるのは日本人だけらしいです。
便利なのにねぇ・・・
スミスのレンズ交換システム I/O MAGは、良くレンズ交換する方には良いと思います。
こちらは欧米版でよくある交換レンズ(ボーナスレンズ)付き。
私はゲレンデに出たレンズ1枚で終日滑る事が多く、滅多にレンズ交換はしないので素早いレンズ交換システムは必要ありません。
いまいちフィット感が良くなかったのもあり決め手に欠けました。
ボーナスレンズは良いですけどね〜。
スミスのレンズ性能は定評があります。
今では当たり前のダブルレンズを最初に作ったのがスミスです。
ドラゴンPXVを買いました!
散々悩んで色々試着して、購入したのはドラゴンの最新モデル、PXVです。
決め手は視界の広さです!
いやホントこれは凄くて他にはない広さです。
新レンズ形状のパノテックレンズは、人間の視野角約200度をカバーしています。
左右のフレームが見えないほど視野が広くて圧迫感が全くありません。
視野が広いおかげで安心感があります。
これを付けると他のゴーグルが凄く窮屈に感じます。
この視野の広さは横向きで滑るスノボに向いていると思いますが、スキーでも周囲確認のしやすさが危険回避に繋がります。
ブレーキをかけそこねた方が突っ込んでくる場合がありますから周囲の状況把握は大事です。
怪我したくないですからね。
上下のフレームは少し見えますが、フレームレスレンズなので広い方だと思います。
スノボでパークをやらないのであれば上下フレームは気にならないと思います。
もう1つの決め手は、顔の側面まで巻きつくフレーム形状です。
これが私の顔形状に合っているようで吸い付くようにフィットしました。
顔に当たるスポンジが3層構造になっており、着け心地が良いです。
ドラゴンのゴーグルはミラーレンズが多いですが、他社に比べて明るめです。
欧米人の青い瞳に合わせて開発された暗めのレンズは、日本人の黒い瞳には暗すぎます。
黒い瞳に合わせて明るさ調整されたのがJapan Lumalensです。
ドラゴンは海外メーカーなのに日本人用レンズを開発してる変わったメーカーです(笑)
ミラーレンズは透過率40〜55%と明るめです。
日本の山の天候を研究して曇りや雪が多いという理由から明るめにしたようです。
晴天だと少し眩しさを感じることもありますが、雪や曇りでは雪面が良く見えます。
ナイターでも使える明るさだと思います。
レンズカラーは定番のオレンジ系もありますが、私が気に入ったのは透過率55%と明るめな「J.Gold Ion」というレンズです。
外側から見るとゴールドのミラーレンズですが、中から見ると景色が青色に見えます。
下の写真は先日スキーに行ったときに撮影した、レンズ越しと裸眼での違いです。
※スマホのカメラが勝手に補正しているので正確ではありません。
レンズ越しで見ると全体的に青みがかって見えます。
曇っていても青っぽく見えるので晴れていると錯覚できます。
1人だけ晴天気分!とまでは行きませんが(笑)
・パノテックレンズテクノロジー
・INFINITY LENS 特許取得済フレームレステクノロジー
・SUPER ANTI FOG 超強力曇り止め加工スーパーアンチフォグ2.0
・JAPAN LUMA LENS 全天候対応 ジャパンルーマレンズ
・BUCKLE バックル式ストラップ
・JAPAN FIT 日本人骨格に合わせたジャパンフィット
・鋳型成型によるインジェクションレンズ
・100%UVカット
・トリプルレイヤーフェイスフォーム
・完全ヘルメット対応
残念ながらJ.Gold Ionレンズが付いたPXV ECHO GOLDはどこも売れ切れです。
公式ショップでも完売してます。
欲しい方はダメ元で再販をリクエストしてみては?
ダメなら10月くらいまで待つしかありません。
よほど古いモデルでなければ同モデルが翌シーズンも製造販売されます。
今シーズンは諦めて次のシーズンインを待ちましょう。
シーズンイン時期は高いので、年明けくらいまで待てば少し安くなります。
年末年始のセールを狙うのも良いと思います。
それまで人気のレンズカラーが残っているかは運ですね。
ベルトのデザインが違うPXV GOLDなら、まだ売っているネットショップがあります。
リアル店舗ならまだECHO GOLDの在庫が僅かに残っています。
この記事を書いている数日前にもECHO GOLDの店舗在庫を見かけました。
ECHO GOLDを手に入れたい方は急いだ方が良いですよ。
定価が税込27,540円と高めですが、私は楽天で22,000円くらいで買えました。
ポイント付与分を引くと実質2万円くらいで買えた感じです。
店頭販売は23,000〜24,000円くらいだと思います。
ドラゴンのNFXという平面レンズのゴーグルも最後まで候補に残ってました。
PXVより視野は少し狭いですが、最初の発売が2012年という事もあり控えめな価格です。
2018-2019モデルは日本人の目に合ったジャパンルーマレンズが採用されています。
平面レンズは球面レンズより曇りやすいですが、反射の仕方がカッコイイ!
NFXのバリエーション違いもあります。
NFXsは、80%の大きさになったもので女性におすすめです。
NFX2は、NFXsにゴーグルの両サイドにあるレバー操作でレンズが簡単に交換できる「スウィフトロックテクノロジー」が搭載されたモデルです。
NFXのように数年以内にPXVのsサイズや簡易レンズ交換モデルが出るかもしれません。
PXVは顔を回り込む形だからsサイズは難しいかな。
ドラゴンPXVの詳細
PXVの詳細を見ていきます。
まず、箱が無駄に豪華(笑)
凄く硬い紙製の箱は、まるでブランド物のアクセサリーボックスみたいです。
箱の中には、ゴーグル本体、不織布の袋、柔らかい布の巾着、ステッカーが入っています。
説明書はすべて英語ですが、注意書きだけは日本語対応されています。
左側が対応レンズや注意書きで、右側がレンズの外し方が書かれたカードです。
巾着袋の中には、サブレンズを入れる内袋があります。
ゴーグルを不織布に入れ、巾着に入れるとこんな感じ。
ベルト裏には3本の滑り止めがあります。
バックルは、昔から定番の四角いタイプで使いやすいです。
上部はアーマードベントというベンチレーションが付いています。
普通のゴーグルは上部の空気が通る部分のスポンジがむき出しになっていますが、PXVは穴の下(ゴーグル内部)にスポンジが付いています。
ゴーグルは古くなるとゴーグル上下のベンチレーションスポンジがボロボロになるケースが多いので、単純だけどナイスな仕様です。
雪や水分の侵入を防ぐことによって曇り対策も兼ねているそうです。
レンズはゴーグル右側にある窪みに指をかけて後方に捻るように引くと外れます。
はめる時はレンズ裏にある爪をゴーグル本体の穴に押し込むとハマります。
パノテックレンズは平面レンズのように見えますが、微妙にアールがかかっています。
私は使っていて景色の歪みを感じた事はありません。
今のところ暑い日におでこにゴーグルを乗せた時以外は曇ってません。
曇っても滑りだせば、すぐに曇りが取れます。
ゴーグルのおでこ乗せでも曇らないスワンズのレンズが浮くシステムが羨ましい。
一応傷に強い表面加工がされていますが所詮は表面蒸着。
傷付かないよう取扱いに気を使います。
このゴーグルで何度か滑りに行ってますが、子供と自分のスキー板を担いで移動している際に何度か板をレンズにぶつけてしまいました(泣)
気を使っていてもこの有様。
今のところ大きな傷にはなっていませんが、どこまで綺麗に使えるのやら・・・
フレームレスはレンズが手前にあるので何かがヒットする確率が上がりますね。
PXVが入るゴーグルケース
PXVのような大型レンズのゴーグルは奥行きと高さがあるので小さいゴーグルケースには入りません。
高価なんだから純正のハードケースを付属してほしかったなぁ〜。
ケースを買う方のためにゴーグルサイズを記載しておきます。
横幅は公式には18cmとなっています。
実際は17.5cmといったところ。
ケースの内部寸法は18cm以上あった方が良いでしょう。
縦は公式通り10cmジャストです。
ケースは10cm以上の高さが欲しいところです。
奥行きは8.5cmくらいですが少し余裕が欲しいのでケースは9cmは欲しい。
この数値が公式サイトに無いのは、ちと不親切。
「ケース買ったけど入らん!」となりかねないです。
この数値を元に、なるべく安くて荷物で潰れないハードケースを探しました。
ゴーグルケースは種類を置いてる店が少なくて、何店舗もスキー用品店をまわって見つけたのがDBSの「DBS-B3619」という商品。
カラーは黒とグレーの2色。
私は黒をチョイスしました。
黒はうっすら迷彩模様がプリントされています。
たまたまケースを売ってる店頭にPXVもあったので入れて確認させてもらい、問題なく入ったので購入しました。
大きいケースなので、巾着袋に入れたPXVがそのまますっぽり入ります。
左右に少し余裕がある感じです。
ケースは上面が楕円形なのでゴーグルを縦にすると入りません。
レンズ側を上に向けて入れる形です。
ケース内部はゴーグルが傷つかないよう、起毛シートが貼られています。
ケース底に湿気を逃がす窓があり、ゴムのメッシュで覆われています。
予備のミラーを入れる袋も上下に2枚付いています。
値段は店頭でも1500円以下で売られていました。
安く見つかって助かった。
ハードケースといっても眼鏡ケースのような素材なので、大人が体重を乗せて踏めば潰れると思います。
スキーの荷物はそこまで重くないので通常のキャリーなら十分耐えられます。
全く同じデザインで、DBS-B3618という商品があります。
DBS-B3618はDBS-B3619より小さいケースになりますので間違わないよう気を付けてください。
使い終わったゴーグルをケースに入れっぱなしにしてはいけません。
そのままにするとダブルレンズの中に湿気が入り込み、レンズの中が曇るようになります。
皮脂と湿気を栄養にスポンジがカビる事もあります。
スキー場から帰る間は仕方ありませんが、家に戻ったらすぐにケースから出すことをオススメします。
ケースに湿気抜きの穴はありますが、風通りが無いので湿気は抜けてくれません。
出来ればレンズを外して、ダブルレンズの間にあるパッキンスポンジを空気に当てて乾かしたいところです。
レンズを外せばゴーグル本体の隙間に残っている湿気も乾かせます。
試着して装着感を確かめるべし!
店頭でどのメーカーのどの形式が自分に合うか装着してみてください。
初心者の方は、最初は安いゴーグルで良いと思います。
安くてもメーカー品はそれなりに良くできてます。
関東の店舗で種類が揃っているのは、やはり東京の神田(神保町)にあるスキー街です。
昔より淋しくなりましたが、それでも日本で1番スキー用品が揃っていると思います。
型落ち品が安く売られていたりするので運が良ければお得に買い物ができます。
店によって品ぞろえが異なりますが、大きい店舗を回ればほどんどの種類を試せます。
行った事の無い方がは是非行ってみてください。
神田に行くと欧米の方が店頭で安売りしているゴーグルを見ている姿を目にします。
それジャパンモデルだけど大丈夫?と心配になります。
余計なお世話ですが・・・
神田にはスキー用品メーカーの直営店が幾つかありますが、小さい店が多く品揃えは良くありません。
スペースの問題からか製品が揃っていない直営店もあるので、色々な商品を見比べたいなら大きい店に行った方が効率が良いです。
全国展開している実店舗は、ヒマラヤ、アルペン、スポーツデポ、ビクトリア、ムラサキスポーツ、アイシーアイ石井スポーツ、スポーツオーソリティあたりでしょうか。
どのスポーツ用品チェーンも展示商品数が多い店舗がありますが、展示品が多い店舗かどうかは行ってみないと判りません。
同じ系列店でも店舗によって取扱い数が全然違います。
店員さんに聞いても他店舗の事はちょっと解りかねます・・・と言われますので、展示数が多い店舗を知りたい場合は、本社に聞いた方が良いかもです。
欲しい商品が決まっていて楽天やアマゾンに無い場合は、販売店のオンラインストアを覗いてみましょう。
楽天やアマゾンで売れ切れてるものは大体売れ切れてますが、もしかすると在庫があるかも!
しつこいですが、色々試着してゴーグルと顔に隙間ができないものを選んでください。
機能やレンズ色など好みがあると思いますが、顔にフィットしなければスペック通りの機能を果たせません。
合っていないと顔が痛くなって着けていられなくなる場合があります。
ゴーグルはコケた時に目と鼻を保護する役目もあり、顔に合っていないと怪我を大きくする可能性もあります。
鼻の隙間くらいならスポンジを盛る裏技もありますが、元からフィットしていればそんなことをする必要がありません。
以上、18-19シーズンのドラゴン最新モデル、PXVのレビューでした。
良いスキーライフを!