今回は、片手鍋をピックアップして購入しようと思います。
現時点では、不安要素があるホーロー鍋より、安全性が高いステンレス鍋に気持ちがやや傾いています。
取りあえず候補になる片手鍋を探そうと、アマゾンや楽天などで売れている人気の片手鍋をランキング上位から順に調べました。
取り扱いに気を使わないステンレス製か、熱伝導率の良いホーロー製か?!
どっちを買っても後悔しないと思いますが、迷うわ〜。
これまで使ってきたホーロー製片手鍋の用途は、スープ、味噌汁、ちょっとした煮物、作り置き副菜などの調理です。
夕飯に汁物や煮物などを作り、残ったら翌朝まで鍋ごと冷蔵庫に突っ込む事が多いです。
残りが少ない場合は器に移しますが、量がある場合は小分けにするのが面倒なので鍋ごと保存します。
長い時は1日以上、鍋をそのまま冷蔵庫に入れている事もあります。
これまで使っていた片手鍋の高さは、フタをした状態で13cmほど。
同じくらいの高さであれば、気軽に冷蔵庫に突っ込めます。
重さはなるべく軽い方が良い。
以前記事にも書きましたが、鉄製で重いリバーライトというフライパンを買ったので、これ以上重い調理器具は増やせません。
いくら高性能でも、重い調理器具が増えると奥様から「腱鞘炎になるわ!」と文句が出ます。
熱伝導率が高い方が良い。
沸くのが早く、蓄熱性が良ければガス代の節約になります。
鍋の大きさは18cm前後。
20cmになると片手鍋としては重くなり、大きい両手鍋との差が無くなります。
鍋の18cmサイズは、内径が18cmになります。
口が広がっている形状の鍋は、18cmサイズでも外径が大きくなります。
容量は、2リットル以上欲しいです。
価格はなるべく安く、性能はなるべく高くです!
まぁ、価格と性能は天秤なので落とし所を探ります。
用途と条件は、こんなところです。
片手鍋の候補をピックアップ
前の記事に、鍋の素材として優秀なのステンレスとホーローと書きました。
どちらかの素材に絞って探してみます。
ステンレス鍋で有名なのが、高級品のビタクラフトです。
購入できる方は、間違いないので買ってください。
アリゾナは、無水調理も出来る全面5層構造です。
ステンレスで2種類のアルミを挟んだ多層構造鋼板を使用する事で、熱伝導性や保温性を上げています。
宣伝文句には「熱しやすく冷めにくい」と書かれています。
ビタクラフト製品には、10年保証が付きます。
コーティングフライパンなど一部の商品は保証対象外ですけどね。
製造国は、ベトナムです。
ビタクラフトを買うなら、少し足してオレゴンやヒューストンにしても良いと思います。
樹脂の持ち手は、長く使っていると熱で劣化するので交換が必要になります。
持ち手の交換費用もバカにならないと考えてしまうのは、貧乏人発想ですね・・・
コロラドは持ち手が、2本の細い棒です。
金属ハンドルなので交換する必要はありませんが、ちょっと使いづらそうです。
U字型の取っ手を見ると、アウトドア用の調理器具を思い出します。
あれ使いづらいんですよねぇ〜。
ビタクラフトの最高級シリースであるウルトラは、全面9層構造です。
スゲー良さそうですが、価格が2〜3万円するので庶民の私には高根の花です。
ウルトラを買うと食材が買えなくなります(笑)
宮崎製作所のジオプロジェクトは、日本製ビタクラフトのような存在で全面7層構造です。
ビタクラフトより若干安いですが鍋としては高級です。
品質が良いと評判で15年保証が付いています。
ジオシリースの鍋は、取っ手が金属の2本棒なのがなぁ・・・。
「ジオ鍋でも、たけぇ〜よ!」という方には、同じ宮崎製作所が作っているオブジェシリースがオススメです。
鉄をステンレスで挟んだ3層構造で、熱伝導性の悪さをカバーしています。
オブジェシリーズはビタクラフトと同じく、取っ手が壊れても交換パーツが売られています。
有料ですが、取っ手の取り付けや、変色を綺麗にしてくれるサービスもあります。
残念ながらオブジェ片手鍋18cmは、フタをすると高さが16.3cmになり冷蔵庫に入りません。
底がフラットじゃないのも嫌なので、候補から外しました。
実は、この鍋以外にも鍋底が平らじゃない商品が少なからずあります。
ネット上の写真には鍋底が写っていない事が多く、買ってから後悔されている方も居ます。
安価な片手鍋の鍋底は、円形にデコボコしているものが多いです。
鍋底に凹凸があると食材やお玉が引っ掛かるし、焦げ付きを落とすのが面倒になります。
ステンレスが薄く強度を出すのに仕方ないのか、鍋底の熱ムラを無くすためか、しぼりやプレスなどの加工時に出来てしまうものなのか解りません。
何らかの理由があると思いますが、私は鍋底は平らな方が使いやすいです。
どの鍋が平らな鍋底なのか調べるのに非常に苦労しました。
安価な製品は写真が少なく、鍋底の形状が解りません。
ネット販売店、鍋問屋、ヤフオクなどの写真で鍋底が平らな商品を幾つか見つけました。
こちらは、ティファールの片手鍋です。
ティファールといえば焦げつかないコーティングですが、こちらはコーティング無しのステンレス製片手鍋です。
鍋底がアルミを挟んだステンレスの3層構造になっており、火が通りやすそうです。
重量は、1.11kgで標準的です。
よほど自信があるのかティファールでは珍しい10年保証がついています。
実売3,000円前後と買いやすい金額です。
製造国は、中国です。
ティファールは検品がしっかりしているので、品質は確かなはずです。
これで良いかな〜と思いましたが、フタに付いている取っ手に高さがあり、蓋をすると高さが15.5cmになります。
フタをしたまま冷蔵庫に入れられないので、選択肢から外しました。
こちらは、人気のある柳宗理の片手鍋です。
独特の楕円形状でフタをずらすことで容易に湯こぼしが出来たり、湯気を逃がせるようになっています。
しかし、蓋ずらしって丸くても同じ事が出来る気が・・・
鍋底は平らですが、鍋全体が歪んだような形状がどうも好きになれません。
それにちょっとお高いですね。
日本製で品質は良さそうなので、形状と価格が気にならないならアリだと思います。
有名なイタリアンシェフの落合氏が監修した片手鍋です。
ティファールと似ていて全体はステンレス板1枚ですが、鍋底にアルミが挟まれています。
鍋底がとても厚く4.2mmあり、熱ムラが少なく焦げ付きにくい作りです。
ガラス蓋なのに重量が0.93kgと軽くなっています。
鍋本体の持ち手が樹脂では無く、ステンレスハンドルです。
実売が2,700円前後と購入しやすい価格帯です。
レビューに持ち手が熱くなるという書き込みがありましたが、おそらく火加減を調整すれば問題ないでしょう。
株式会社タマハシという新潟県燕市にあるキッチンウェアなどを作っている会社が販売していますが、製造国は中国です。
この企業は、有名シェフの名前付き製品を色々出しています。
こちらは、新潟にあるパール金属の片手鍋です。
パール金属は、アウトドアの「キャプテンスタッグ」ブランドを手掛けている会社です。
これもティファール似た作りで、鍋底が3層(2.1mm)になっています。
重量が810gで、とても軽いです。
持ち手は樹脂製ですが、本体と接している部分が棒状になっており、鍋の外側から上がってくる熱がハンドルに溜まらない工夫がされています。
早く火が通るというコメントが多く、使い勝手は良さそうです。
多くを求めず、とにかくコスパ重視という方向けです。
パール金属の鍋は中国製と日本製がありますが、こちらは記載が無いので中国製でしょう。
こちらは、新潟にあるヨシカワという企業の片手鍋です。
業務用で使われるようなシンプルな形状が特徴です。
底が小さくなっており、使い勝手は多少犠牲になる模様です。
デザインは良いのに「ステンレスの品質がイマイチ」「焦げやすい」というレビューが多いのが残念です。
重量は778gと、かなり軽くなっています。
日本製です。
こちらは、ホーロー鍋界のビタクラフトのような存在、ルクルーゼです。
ルクルーゼを持った事がある方なら知っていると思いますが、とにかく重いです。
この片手鍋も、2.2kgとヘビー級です。
その分能力は高いですが、値段も高いです。
製造国は、フランスです。
オシャレなデザインと機能性と価格が見合う方には良いと思います。
私はアウトレットでも手が出ません。
そもそも重すぎて手に余ります。
おしゃれなダンスク社のホーロー片手鍋です。
1954年創立のダンスク社製品を日本の佐藤商事という企業が輸入販売しています。
北欧デンマークスタイルを提案するデザインというコンセプト通り、飾っておけるほどオシャレで可愛い製品が多いです。
ダンスクの鍋は、蓋がそのまま鍋敷きになります。
鍋敷きとして使うかどうかは、疑問ですが・・・
現行品は「DANSK コベンスタイルII」という名前のようで、旧製品と併売されています。
重量は約1.93kgと重めです。
生産国は、タイです。
オシャレにお金を支払える方には良いと思います。
昭和22年創業の富士琺瑯のソースパンです。
このハニーウェアシリーズは可愛いデザインに目が行きがちですが、使いやすさにこだわって開発されたようです。
価格もお手ごろで白・赤・緑の3色展開です。
重さは1.3kgです。
製造国はタイですが、富士ホーローグループのSIAM FUJI WAREという会社が作っています。
日本人による徹底した品質管理により、日本製と変わらない品質だそうです。
富士ホーローの片手鍋は、この他にビームスシンプル、エトルという製品があります。
こちらは、昭和9年創業の野田琺瑯の片手鍋です。
持ち手部分もホーローで作られており、一体感がある可愛くて丸みのあるデザインです。
上部がしぼんでいる形状のせいか容量が1.8リットルと少なめです。
重量が1.05kgで、標準的な重さです。
生産国は、日本です。
この他にもポーチカ、kaico、月兎印などの名前で白い片手鍋やソースパンも出しています。
野田琺瑯は歴史ある企業ですが、今風のデザインの製品を販売しています。
私はコレを購入しました!
非常に迷いましたが、ステンレスではなくホーロー鍋にしました!
これまでホーロー片手鍋を使ってきて不自由が無かったのもありますが、私の用途を考えるとホーロー鍋の方が向いていると思ったからです。
ステンレス製両手鍋を幾つか所有しているので、これ以上要らないというのもあります。
塩味や酸味の強い料理もするので、全ての鍋がステンレスだと使い分けが出来ません。
一部のオールステンレス鍋はオーブン対応ですが、オーブンを使わないので必要ありません。
毎日のように作る味噌汁やスープも、ホーロー鍋の方が早く具材が煮えるはずです。
ホーロー鍋は臭い移りが少なく酸に強いので、長時間料理を鍋保存するのに適しています。
今はガスコンロですが、引越しをすると電磁調理器に変わる可能性もあります。
IHヒーター、シーズヒーター、ハロゲンヒーター、エンクロヒーター、ラジエントヒーターと色々な電磁調理器に対応しています。
ガス火が好きなので、多分ガスじゃないとこには引っ越しませんけどね・・・
購入したのは、富士ホーローのハニーウェアというシリーズのソリッドソースパンです!
今回は、1番価格が安かったアマゾンで購入しました。
配送業者がデリバリープロバイダだったので心配しましたが、注文した翌々日に何のトラブルもなく届きました。
コールセンターとドライバーさんの言葉使いは酷かったですけどね・・・
箱は大きさもデザインも靴の箱みたいです。
鍋を箱から出すと、鍋底に少しだけ鉄粉のような黒い粉が付いてました。
それらを軽く拭いて、蓋をセット!
可愛いくて良いですね。
汚れが目立たないよう緑色にしました。
とても綺麗な深みのある緑です。
満水容量が2.2リットルありますが、コンパクトサイズです。
ステンレスのフチが付いている片手鍋は開口部が広がっていますが、この鍋は口が狭くなっており、蓋と本体とツライチになるデザインです。
開口部の内径は16.5cmくらい、鍋中央から鍋底までは内径18cmあります。
蓋をしても高さが12.5cmなので、余裕で冷蔵庫に入ります。
鍋ごと冷蔵保存するモノグサ人には最適です。
蓋のツマミにはHoney Wareのロゴがあります。
蓋を開けるとこんな感じ。
中は真っ白!買ったばかりなので、とても綺麗です。
蓋には、蒸気抜き穴がありません。
蓋裏にネジ穴もありません。
ネジ穴が錆びると鍋の中に錆が入ってしまいますが、穴が無いので心配がありません。
他社製品で蓋の裏にツマミを固定するネジが出ているものがあります。
鍋蓋のツマミやネジ穴から汚れと水が入り込んで出てこなくなる商品があるようで、不満レビュー書かれていました。
このソリッドソースパンの蓋は裏にネジ穴自体が無いので、水が入り込む余地がありません。
細かいところですが、大事ですよね。
本体を裏返してみました。
本体持ち手の付け根部分に水抜き用の穴が開いています。
日本琺瑯工業会の「Sマーク」シールが貼ってあります。
鍋底は完全に平らで中央に薄いロゴがありますが、写真では見えませんね・・・。
底の板厚は1mmです。
持ち手のハンドルは、プラスネジで固定されています。
ハンドルは、鍋の取手に良く使われるフェノール樹脂で、耐熱温度は150度です。
持ち手に熱が伝わらないよう火加減には注意です。
フェノール樹脂が熱で炭化すると、ボロボロと崩れていきます。
本体に付いているシールは、全てはがしてから使いましょう。
シールを貼ったまま火にかけるとシールが焦げて、はがれなくなります。
シールをはがすとベタベタした糊が残るので、ガムテープ等を利用して取ってください。
ソリッドソースパンをしばらく使ってみた感想
今まで使っていた片手鍋より若干容量が減りましたが、味噌汁や煮物には十分です。
重さのバランスが良く、液体が入っていても女性が扱える重さです。
高価で重いホーロー鍋には無い手軽さがあります。
口が少し狭くなっているので、多少グラついても中身がこぼれにくいです。
持ち手や蓋の取手がしっかりしていて、不安がありません。
ティファール鍋のように持ち手を固定しているネジが度々緩むかは、しばらく使ってみないと解りません。
もし頻繁に緩むようなら追記します。
蓋に蒸気抜き穴が無い事や蓋がかぶせ形状なので、蓋に着いた湯気が水滴になり鍋の外に垂れないか心配でした。
お湯を沸かしたり、味噌汁を作ってみたところ、全く問題はありませんでした。
お湯が沸く前は蓋と本体が密閉されていますが、お湯が沸くと内部圧力と蒸気により蓋が数ミリ持ち上がります。
蒸気は蓋の周りから排出されますが、水滴が鍋の外に垂れる事はありません。
上手く工夫された作りになっています。
予想通り火の通りが良く、お湯が沸くのが早いです。
本体と蓋の密閉度と蓋に蒸気抜き穴が無いのが効いているのかもしれません。
蓋は本体との遊びが適度にあり、蓋をしたまま横にずらすと左右に数ミリ動きます。
一般的な片手鍋の蓋と同じく本体に乗せているイメージです。
お湯が沸騰すると蓋の裏に水滴が付きます。
蓋を開ける際は、蓋を斜めにしてから開ければ蓋についた水滴が鍋の中に落ちます。
他の片手鍋もそうですが、蓋を斜めにせず真直ぐサッと開けてしまうと蓋の端から水滴がボタボタ垂れます。
おたまを入れたまま蓋をするのも可能です。
蓋裏にある出っ張りが鍋フチに引っ掛かり、蓋がずれ落ちる事がありません。
何気にこれも便利です。
沸騰したお湯を別容器に移す際にステンレス鍋はお湯が弾けますがホーロー鍋は弾けません。
お湯が跳ねないので、安心して注ぐ事が出来ます。
鍋形状から、鍋を持って注ぐのは向かないかも?と思っていましたが、入っている液体が鍋の外側に伝って垂れることはありませんでした。
注ぎ口はありませんが、綺麗に注げるようになっています。
ホーローは汚れがこびりつきにくいので洗うのが楽です。
片手鍋は毎日使うので、いつまで綺麗に保てるか解りませんが(笑)
某インテリアチェーンのホーロー製ミルクパンを持っているので見比べたところ、この片手鍋の方がガラス皮膜の厚さがありそうです。
老舗のホーロー屋さんならではの品質で、値段に見合っていると感じました。
富士ホーローに安全性を確認しました
片手鍋を買ってからですが、富士ホーローに安全性に関しての質問をしました。
買う前に問い合わせろよ!という感じですが「まぁ〜大丈夫でしょう」と思って買いました。
その「大丈夫でしょう」を確認するために問い合わせした次第です。
「当社では、食品に触れる部分は、鉛、カドミニュームは使用しておりません。食品検査を合格した商品を出荷しております」という回答をいただきました。
富士ホーローは、70年ホーロー製品を作っている企業です。
焼成する時に鉛が移染するような、酷い作り方はしていないと思います。
そうでなければ、これまで販売された多くの製品で問題が起こっているはずです。
回答にある食品検査とは「食品衛生法に基づく試験」の事だと思われます。
試験では、鉛やカドミウムが酸性の液体に溶けやすいという性質を利用して、酢の物や果汁などの酸性食品を想定した4%の酢酸水溶液が使われます。
ホウロウ引き容器の食品が接する部分に酢酸水溶液を入れ、常温で24時間経過させた後、液体に溶けだした鉛やカドミウムの量を調べます。
深さが2.5cm以上で容量が1.1リットル以上の容器形状の場合、カドミウムは0.5μg/cm2以下、鉛は1μg/cm2以下という基準があり、この検査に合格できなければ販売出来ません。
試験は厚生労働大臣の登録を受けた、食品衛生法上の登録検査機関である公的検査機関や第三者検査機関で行われます。
富士ホーローが会員になっている日本琺瑯工業会でも、安全品質基準によって「食品が触れる容器内面に鉛やカドミウムを使用してはならない」と規定されています。
この点においても日本琺瑯工業会のSマークの重要性が解ると思います。
これらの事から危険性は、ほぼ無いと考えて良いでしょう!
「大丈夫でしょう」が「大丈夫!」になりました。
ホーローはそれほど弱くないですよ
ホーローは扱いが難しいというイメージを持たれている方も居るかもしれませんが、言うほど衝撃に弱くありません。
扱いが雑な私でも割った事がありません。
中華鍋のように熱した後すぐに冷水をジャーッと入れるような事をしなければ、ガラス皮膜がひび割れる事は無いと思います。
慎重に扱えればそれに越した事はありませんが、それほど気を使う必要はありません。
日常の使用で気を付けるのは、空焚きしない事、ガラス皮膜を傷つけないようにする事、高いところから落とさない事、急な温度変化を避ける事くらいです。
鍋の説明書に細かい注意点が書かれていますが、一部を紹介します。
・電子レンジやオーブンレンジには使用できません。
・スチールたわし、みがき粉を使用するとガラス皮膜に傷が付きます。
・炒めものは出来ませんが、天ぷらは可能です。
・揚げものをする際は、蓋をせず200度を超えないようにしてください。
・ストーブの上で使用すると本体が倒れ、火災になる恐れがあります。
これらは、ホーロー製品全般に共通した注意事項です。
炒めものはフライパンで、揚げものはフライパンや揚げもの用鍋で作れば、ホーロー鍋を焦がさずに済みます。
最初に食材を炒めてから煮る料理は、ホーロー鍋以外を使いましょう。
寒い地域では、石油ストーブに乗せたくなると思いますが、危険なので止めましょう。
鍋底が焦げついた時はスポンジに重曹を付けて擦ってみましょう。
焦げが落ちない場合は水を沸かしてから重曹を少しづつ入れて(重曹を一気に入れると危険です!)しばらく放置すれば汚れが浮いてきます。
この方法は、沸騰重曹水というやり方でメジャーな方法です。
片手鍋を購入しようと考えている方の参考になれば幸いです。
富士ホーローのハニーウェア、お試しあれ!