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2016年11月01日

冬に備えて水槽用ヒーターとサーモスタットで水温を調節する


水槽ヒータートップ画像


今回は、水槽用ヒーターのお話です。
前回同様、ちょっとした自作アイテムも紹介します。

近頃寒くなってきましたが、時々暖かい日もあり、体調を崩しやすい時期です。
この時期は、水温が安定しないので、魚も体調を崩しやすくなります。
我が家の水槽にも、ヒーターを入れました。

金魚は、寒さに強く薄氷が張るほどの寒さでも生き延びられるようです。
雪国以外では、ヒーター無しで飼っている方も居ると思います。

冬の間、きっちり水温を下げてやると春に産卵します。
四季の寒暖差がある方が、金魚は長生きするとも言われます。

しかし、我が家ではヒーター入れてます。
1番は、病気の発症が恐いからですが、安定しているの餌やりと掃除のリズムを崩したくないという理由もあります。

水温が下がる頃に出やすいのが、消化不良と白点病です。
消化不良は、餌を少なくする事で対応できますが、白点病は積極的に治療しないと消えてくれません。

白点病は、尾びれなどに細かい白いブツブツが出来る、見た目が良くない病気です。
ホームセンターのアクアショップにある調整中水槽には、ブツブツなのが多いはずです。
ホームセンターは夜冷えますが、ヒーター無しが多いですからね。

白点病は、致命的な病気ではないので即死はしませんが、放置しておくと徐々に体力を奪われ弱って行きます。

水温が25度を下回ると、イクチオフチリウスという、目に見えない大きさの繊毛虫が活性化します。
その虫が魚に寄生して白点病を発症させます。
虫が動き回ると身体が痒くなるようで、底砂に身体を擦りつけたり、異常な泳ぎ方をするなどの行動をします。
そうしている内に傷ができ、そこから別の菌が入って死んでしまう事もあります。

白点病には、「メチレンブルー水溶液」という魚病薬が効きますが、水槽に直接入れると水槽が青く染まります。
メチレンブルーは、色素材なので水槽内にあるもの全てを青く染めてしまいます。
いったん染まると洗っても取れませんので、メチレンブルー薬用の隔離環境を用意しないといけません。

私が隔離治療する時は、冷凍モノの配送などに使う発泡スチロール箱を使っています。
青く染まっても痛くないです。
発泡スチロール箱は、ホームセンターで安く売っています。
魚屋さんや寿司屋さんにお願いすれば、タダで貰えます。
大きい魚屋さんには浅い箱しか無いので、小さめのお店の方が良いかもです。

メチレンブルーが主成分の「グリーンFリキッド」でも、同じ効果が得られます。
緑色の箱の「グリーンF」「ニューグリーンF」と、青い箱の「グリーンFリキッド」は、名前が似ていますが成分が全く違う薬なので間違えないように。


金魚に病気が出やすいのは春と秋です。
特に秋は急に気温(水温)が下がるので注意です。
水温変化で体力が奪われ、抵抗力が落ちた固体から病気になって行きます。

感染性の場合、1匹が病気になるとほぼ全ての固体が感染していると思った方が良いです。
原因菌が水槽内に居るけど、体力がある固体は抵抗力により症状が出ていない状態です。

薬には、必ず副作用があります。
副作用に強い固体も居れば、弱い固体も居て、薬によって余計に弱ってしまう事があります。
薬治療は、弱る前にするのが基本です。

とは言っても、弱る前に治療開始できる人は少ないはずです。
病気がどうかの見極めも、一般人には難しい。

隔離水槽を用意して、数週間単位で薬浴をして、回復度合いにより餌の量を調整して・・・
こうした薬による病気治療は、本当に大変です。
それを避けるため、我が家ではヒーターを入れた甘〜い環境になっています。


水槽用ヒーターとサーモスタットについて


水槽用ヒーターだけでも水は暖められますが、電源のオンオフを手動でやらねばなりません。
ヒーターの電気を入れっぱなしにすると、どんどん水が加熱され、煮魚になってしまいます。

人が24時間、水温を見て電源を入れたり切ったりするのは、無理なので「サーモスタット」という機械を使います。
サーモスタットには、水温センサーが付いていて、水温が下がると通電して、水温が上がると通電停止してくれます。
サーモスタットには、コンセントの受け口が1口付いているので、そこにヒーターのコンセントを刺して使用します。

ヒーターには、「温度固定式」と「温度可変式」の商品があります。

温度固定式は、「オートヒーター」と呼ばれ、ヒーター自体に簡易サーモスタットが内蔵されています。
商品ごとに決められた温度が設定されているので、温度設定は出来ません。

温度固定式で、水温が高く設定されたものは、寒い時期ずっとヒーターが動く事になるので電気代が掛かります。
ずっと動いてるという事は、冷たいところと暖かいところが水槽内に存在している状態です。
狭い水槽内で水温が違うのは良くありませんよね。

温度可変式は、温度調整機能のあるサーモスタットとヒーターで構成されています。
外気温と水温差があると、水温変化幅が大きくなりがちなので、温度設定できるサーモスタットの方が使い勝手が良いです。

温度設定出来るサーモスタットなら、数日かけてゆっくり水温を下げて行く事が可能です。
温度設定は、魚に負担を掛けないよう水温を下げていくために必要な機能です。

ヒーターは、水槽の大きさで適したワット数が変わります。
30cm(20L)程度の水槽は、50W
45cm(40L)程度の水槽は、100W
60cm(60L)程度の水槽は、150W
70cm(100L)程度の水槽は、200W

大体の目安は、こんな感じです。

我が家の水槽は60cm規格水槽なので、本来は150Wで行けますが、余裕を持つために200Wのヒーターを使用しています。
頑張って常に発熱するより、余裕あるパワーでオンオフしてくれた方が電気代も少なく、水温変化が少なくなるだろうという判断です。


ヒーターやサーモスタットは、消耗品と言われます。
ヒーターが突然切れて作動しなくなり、急な水温変化で魚が瀕死状態に陥る事もあります。
サーモスタットは2〜3年、ヒーターは1年で交換するのが良いそうですが、貧乏な私は壊れるまで買い換えません。

アクアリウムを本格的にやっている方は、ヒーターを2本水槽に入れて、別々のサーモスタット経由で電気を送っています。
どちらか1本が切れても、もう1本でフォロー出来るようにするためです。
また、1カ所で水を熱するより、2か所で熱した方が均等に水温変化が起こせるというメリットもあります。

私はそこまでしませんが、ヒーターは常に2本手元にあるようにしています。
水槽に入れる1本と、病気隔離水槽用(水槽に入れてる奴が切れた時用)としてのストック1本です。
毎日水温を確認するので、まぁ〜大丈夫でしょう。

ヒーターとサーモスタットは、別々になっているものを買いましょう。

サーモスタットはあまり壊れませんが、ヒーターは電球のように突然切れます。
サーモスタットとヒーターが一体型になっている商品は、どちらかが壊れた場合、全部買い直しになるので高く付きます。
サーモスタットとヒーター単品のセット販売なのか、切り離せない一体型かを確認して購入しましょう。


統一基準規格(SHマーク)知ってました?


2012年にペット用品工業会(旧:観賞魚用ヒーター安全対策協議会)が制定した観賞魚ヒーター統一規格が、経済産業省の電気用品安全法として施行されたものです。
この規格に沿った商品は「統一基準規格(SHマーク)」が付くようになりました。

統一基準規格マーク

2012年規格で、ヒーター表面温度が空気中で400度(新聞紙が自然発火しない温度)に抑えられる事になりました。
2015年規格には、ヒーター発熱部を紙で覆っても燃焼(発火)しない条件も加わりました。
保護カバーに樹脂を使用する場合についても、同規格で分類が設けられました。

表面温度を下げる規制が入ったのは、ここ数年、水の蒸発やメンテナンスなどで水位が下がった時に電気が入ったままのヒーターが原因で、多くの火災が起こったせいでしょう。
改正により、ヒーターカバー付きの商品が増えました。
カバーがあれば表面温度が上がらないので安全と言う訳です。

カバーがあると、短時間に水温を上げるのは難しくなります。
ヒーターとカバーの間に苔が付きやすく、メンテナンス性も犠牲になった形です。

そして、統一基準規格で大きく仕様変更されたのが、空焚き防止機能です。
「温度過昇防止装置(安全装置)を使用する場合は、再復帰しない温度ヒューズ等を採用すること」という制限が付きました。

これまでの空焚き防止機能付きヒーターは、誤って空焚きしても再使用できました。
しかし、統一基準規格に準じたヒーターは、1度空焚きさせると内部のヒューズが断線して確実に電源が落ちるようになり、再使用できなくなりました。
うっかり空焚きしてしまうと二度と電気が入りませんので、買い直さねばなりません。

空焚きしないよう、これまで以上に注意が必要です。

私も以前に1度、水換えの時にスイッチを切り忘れ、水面から出たヒーターが空焚き状態になり、触って火傷した事があります。
以前のものは、空焚きするとビニールが焦げてくっさい臭いが出るようになっていましたが、焦げるまでに時間差があり気がつけませんでした。
水槽をメンテナンスする時は、必要無くてもヒーターの電源を切る癖をつけてください。

十分注意していても事故は起こります。
地震の揺れで水が排出され、予期せぬ空焚きが起こる可能性もあります。
より安全になるのは良い事なので、これから購入する方は新基準のヒーターを買いましょう!


オススメのヒーターとサーモスタット


私が使っている「パワーセーフプロ」シリーズは、少し前まで定番商品で割と安く売られていました。
空焚き防止機能や、通電時のランプ点灯機能があります。
統一基準規格に合わないので、もう生産されていません。

現時点で、まだ在庫を持っている店が幾つかありますが少し高くなっています。
どうしても旧型が良い方は、探してみてください。

ヒーターののみ

ヒーターとサーモスタットのセット

以下は、統一基準規格(SH規格)に対応したニッソーのヒーターです。
新規購入するなら、安全なものが良いと思います。

・プロテクトNEO IC オート
サーモスタット一体型です。
上にも書いたようにオススメしません。

・プロテクトプラス
単体ヒーターとサーモスタットの単品が、セットになった商品です。
安く済ませたいなら、このセットが良いと思います。
セットのヒーターは、プロテクトヒーターなので、通電ランプは付いていません。

・プロテクトヒーター
通電ランプが付いていないヒーター単品です。

・プロテクト PRO ヒーター (オススメ!)
通電時にヒーターが光ります。
このランプ点灯により、見た目に解りやすくて安全性が増します。
水槽内部を見て直ぐに点いているかどうか解るのは良いですよ。


以下は、サーモスタットです。

・シーパレックス300 (オススメ!)
水容量が130Lまでの水槽に対応しています。
最大300Wのヒーターまで繋ぐ事が出来ます。
温度調整幅は、20〜30度で、1度単位に設定できます。
通電時にランプが点灯します。
私が愛用している商品です。

・シーパレックス600
水容量が260Lまでの大容量水槽に対応しています。
最大600Wのヒーターまで繋ぐ事が出来ます。
温度調整幅は、15〜35度まで設定できます。
通電時にランプが点灯します。

・シーパレックス1000 サーボシステム
水容量が800Lまでの大容量水槽に対応しています。
最大1000Wのヒーターまで繋ぐ事が出来ます。
温度調整幅は、5〜35度まで設定できます。
2つのLEDデジタル表示が付いているので、設定しやすいです。
ただ、これ糞高いです!


現状で、私が選ぶとしたら「プロテクト PRO ヒーター」と「シーパレックス300」の組み合わせですね。
「プロテクト PRO ヒーター」の通電ランプは、欲しい機能です。
「シーパレックス300」は、かなり前からある商品で使っている方も多く、サーモスタットとしての能力や耐久性に信頼があります。

少しでも安く済ませたいなら、「プロテクトプラス」で良いと思います。
ヒーターにランプはありませんが、サーモスタットに通電ランプが付いています。
ヒーターの発熱機能に違いはありません。
「シーパレックス300」が同梱されているので、サーモスタットも問題ないです。

他メーカーも同じようなラインナップがありますが、サーモスタットは、実績があるニッソーがオススメです。
サーモスタットとヒーターは別メーカーでも動きますが、私はニッソーに統一しています。

コトブキのヒーターは「ブラック管採用」で、水槽内で目立たないよう工夫されています。
エヴァリスのヒーターも、昔から評判が良いです。

ヒーターは、どれくらいで切れるか?
3カ月で切れる人も居るようですし、数年問題無く動いている人も居ます。
私が買ったものも全部、数年動いていますので、それ程壊れやすいとは思えません。
ただ、1年中入れっぱなしとか、使い方次第では寿命に変化が出てくる可能性もあります。

ヒーターは1年保証が付いていますので、そこまで慎重にならなくても良いと思います。
蛍光灯と同じ感覚です。

ヒーターもサーモスタットも、ほとんどのメーカーが中国製です。
安価な製品なので、精度を求めてはいけません。
同じサーモスタットでも水温センサーにバラツキがあり、設定温度を同じにしてもピッタリ同じタイミングでオンオフすることはありません。

稀に誤差が酷いメーカーもあるので、注意してください。


自作ヒーターカバーの作り方


現在、販売されているニッソーのヒーターには、全てカバーが付いていますが、ニッソーの旧型ヒーターやコトブキ工芸のヒーターにはカバーがありません。
ヒーターカバーが別売りされていますが、安くありません。

そこで私は、いつもの100均の鉢底ネットを使いカバーを自作します。

目の細かい薄い鉢底ネットをヒーターのサイズに合わせて切ります。
横幅を合わせてカット、そして丁度ヒーターの両サイドにあるゴムの上でピッタリ1周出来る長さに切ります。

目的の大きさにカット出来たら、丸める作業です。

鉢底ネットをそのまま熱湯に入れ、軟らかくなったら取り出します。
取り出す時に火傷注意です。

熱で鉢底ネットが軟らかくなっているので、素早く丸めます。
若干強めに丸めるのがコツです。

丸めた状態をキープするために輪ゴムでキツク止めます。
物干竿用の洗濯バサミ(100均ので良い)があれば、3つくらい使って固定します。


取り出して冷水に浸して冷ますと、鉢底ネットが丸くなったまま固まります。
洗濯バサミを外すと多少戻ります。
完全に丸くなっていなくても、大体丸くなってれば大丈夫です。

ヒーターに取り付けたら、ビニールタイ(家電のケーブルを固定する針金入りのヒモ)で鉢底ネット同士を何カ所か止めて固定すれば完成です。
自作ヒーターカバー

私は、ヒーター稼働時になるべく水が通りやすいように、鉢底ネットの網を1段づつカッタ―で切って隙間を多くしています。
1方向の網目を1段おきにカットして、長細い網目にする感じです。
網目を大きくし過ぎると強度が不足するので、大きくし過ぎないように。

鉢底ネットがヒーター過熱部分に当たらないように取り付けてください。

ヒーターの両サイドにあるゴム部分に巻き付ければ、過熱部分と鉢底ネットとの間に5mm程度隙間が開くはずです。
直接ヒーターに鉢底ネットが触れると、溶ける危険があるので注意して下さい。

何かの拍子で鉢底ネットがズレても、絶対にヒーター過熱部分に接しないようにしましょう。
鉢底ネットの横幅をヒーター過熱部分より少し大きめにカットして、ズレないよう確実に固定してください。
ヒーターに付いている吸盤は、多少左右に移動できますので、調整してみてください。

ヒーターが熱いと魚は逃げますが、貝などは素早く動けないので、焼き貝になってしまう事があります。
とあるブログで、アホな金魚がヒーターで大火傷してしまった事故も見かけました。

カバーが無いヒーターを使う場合は、カバーしてあげた方が良いと思います。
怪我、火事の無いよう気を付けてください。

自作が面倒なら専用のヒーターカバーを買うのが早いと思います。


水温変化を少なくするため断熱効果を上げる工夫


水槽から熱が逃げるのは、横のガラス4面と上の開口部です。
底には砂もあり、土台もあるので熱は逃げません。

熱は上に上がりますので、密閉できるフタをすれば上部からの放熱は防げます。

問題は、横4面にあるガラス面からの放熱です。
横面は、1番面積が広く水がガラスに接している事からも熱が逃げやすいです。

我が家の水槽は部屋の角に設置されています。
正面と横の2面からは見えますが、背面と壁に接した側面から水槽内を見る事はありませんので、断熱材で覆っています。

水槽用バックスクリーンを断熱剤で水槽と挟んでいます。
水槽に巻くアルミシート

このように、必要無い面を断熱材で覆ってしまいます。

断熱材は、100均にあるアルミシート(薄いスポンジが付いているもの)で十分です。

より断熱効果を上げたい方は、アルミシートを2重にしてください。
アルミシートを水槽側面の大きさに切って透明なセロテープで止めるだけです。
ガラス面にセロテープを貼ると、強力にくっつきますので剥がれる事はありません。

もし、水槽を正面からしか見ない場合は、背面と側面の3面をアルミシートで覆えば、より断熱効果が上がります。
壁に接している面が1面しかない場合でも、やらないよりはマシです。

温まった水の熱を逃がさなければ、水温変化が起こりにくくなり魚にダメージを与えません。
電気代の節約になりますので、経済的メリットもあります。

バックスクリーンは、アクアショップや熱帯魚屋さんで売っているのはお高いです。
ネットでも売っていますが少し高いですね。

私が使用しているのは、ジョイフル本田というホームセンターのアクアコーナーで売っている水槽用バックスクリーンです。

一般的な水中写真のような柄が2〜3種類しかありませんが、30cm×60cmくらいの大きさで、200〜300円です。
ロールで売っていますので、10cm幾らという形で、長さ指定で購入できます。

バックスクリーンを色々な店で探しましたが、ショイフル本田が1番安かったです。
アクアコーナーがある大きなホームセンターであれば、同様のものが置いている可能性があるので、見に行ってみては?

魚は、周囲が暗い環境を好みます。
その意味でも、バックスクリーンを貼ってあげた方が良いと思います。
小さい水槽なら、カラープリンターで水中写真を印刷した紙を、クリアファイルに挟んで貼ってあげても良いでしょう。


水槽ヒーターを使用する時の注意点


水温が下がる季節は、水槽ヒーターが欠かせませんが、水槽ヒーターによる火災が多く発生しています!
ヒーター上部(水槽上部)に燃えやすいものを吊るすのは厳禁です。

ヒーターを水面近くに設置すると、水が蒸発した際に水面から出てしまい空焚きになります。
底から少し離した、深い位置に設置しましょう。

ヒーターと水温センサーは、同じ高さになるよう設置するのが良いです。
ヒーターとセンサーは、なるべく遠い位置に設置しましょう。
水温センサーがヒーターに近い場所にあると、直ぐにセンサーが働き、水温が上がらないまま停止します。

ヒーターに水草や水槽グッズなどが当たらないようにして下さい。
ヒーターに触れるモノによっては溶けたり、焦げたりします。

水槽ヒーターは、縦に設置してはいけません。
多くのヒーターは、横にして使うよう設計されています。
もし、スペースの問題で横に付けられない場合は、縦付け出来る専用品を購入しましょう。

ヒーターを底砂に埋めてはいけません。
砂が熱くなって水槽のプラスチック部品を溶かしたり、熱によってガラスが割れたりします。
ヒーター故障の原因にもなります。

一部のヒーターに、吸盤が弱いものがあります。
吸盤がよく取れてしまう場合は、大きめの吸盤を買って、ビニールタイで留めましょう。
吸盤が外れる可能性を考え、ヒーター発熱部の下にエアーホースなどは、通さない方が良いと思います。

ヒーターの説明書を読んで、間違った使い方をしないようにしてください。
くれぐれも安全には気を付けて使用しましょう。

posted by ユージュー at 16:37 | Comment(0) | アクアリウム ヒーター