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2016年03月17日

冷蔵庫の騒音対策に使えそうなもの(騒音対策1)



冷蔵庫購入が見送りになりましたが、音の問題は解消されていません。

耐えられないかと言われれば耐えられます。
しかし、うるさいのには変わりありません。
根本的に何とかするには音の発生源を何とかせねばなりませんが、発生源を交換する事は出来ません。

そこで!

どうにかして音を小さく出来ないか試してみます。
なるべく安く!なるべく簡単に!なるべく効果を高く!で検討しました。


楽器をする方が全て防音室を持っているとは限りません。
そういった方々は、近所迷惑にならないよう色々な工夫をされています。

そもそも、集合住宅で楽器を演奏すること自体どうかと思いますが、近所迷惑になっていないなら大丈夫でしょう。
どう音を防ぐかという点で苦労されている方も多く、ブログなどの解説ページが参考になりました。


音というのは空気を伝わって聞こえるものです。
要は空気の振動を抑えれば良い事になります。

空気の振動を抑えるには、同じ音をぶつけてやれば振動が打ち消し合って消えます。
最近はこの仕組みを使ったヘッドホンを使っている方も多いと思います。
ノイズキャンセラーとかノイズキャンセリングと呼ばれる機能です。



上記はソニーとBOSEのヘッドホンですが、パナソニック、オーディオテクニカ、などなど各社から商品が出ています。

外の音を集音して瞬時にそれと同じ音で打ち消しますので、ヘッドホン内は無音状態になります。
無音状態であれば音楽がよりクリアに聴けるので、良いヘッドホンという事になります。

ヘッドホンだけでなくイヤホンもありますので、興味のある方は調べてみてください。
実際に音楽を聴くと解りますが非常にクリアな音が楽しめます。

ステレオなどでモノラル音源を別々にスピーカーに流し、向かい合わせれば同じ音の震えを打ち消すので、実験をすればどれ程の効果か実験出来るようです。

もしかして音を打ち消す商品があるのでは?と思い調べましたが、ヘッドホンのような耳を覆うものじゃないと難しいようです。


空間の騒音が消せる優れもの


空間の音を消せる、消音スピーカーというのもあります。
聞いた事がありますでしょうか?

ガスタービンやボイラーなどの騒音に音をぶつけて消すといった画期的なもので日本のTOAという企業が世界で初めて実用化した優れものだそうです。
凄いですね〜。
このシステムが小さくなった民生用があれば良いのですが、今はまだ工場などでしか使えない代物です。

カーステレオなどで自作している方も居ます。
音楽を流すと車全体に音が伝わりますが、前方から伝わる音を途中で打ち消してやれば後部座席に音が伝わらないといった事が可能です。
音の発生とボリュームをコントロールできる場合に限るようです。

そこまでお金と手間をかける事は出来ないので現実的ではありません。
民生用に安くなるのは、あと数年は掛かりそうですね・・・。


防音材と言っても色々


もっと良い方法が無いかと情報を探すと防音材というのがありました。
大きな括りで防音材と言っても、遮音材、吸音材、という2種類があります。

音楽室の壁は防音材で覆われています。
吸音材で音を吸い取り、遮音材で残りの音を遮断して壁の外には音が伝わらない構造です。


音楽室にいっぱい穴が空いてる壁を見た事があるのではないでしょうか。
あれは有孔ボードというもので音の跳ね返りを抑えますが遮音効果は殆どありません。
穴の面積分音の跳ね返りを抑えて反響を抑える目的のものです。


吸音材は車の外壁やドア、ボンネットの内側に貼られており外の音を室内に伝えないよう吸収する役目のものです。
静音パソコンのケースの内側には薄いスポンジが貼ってありますが、これも吸音材です。

吸音材は、読んで字の如く音を吸い取ります。
吸い取った音を熱エネルギーに変換するらしいですが、熱々になるわけではありません。
厚さや密度により効果も変わってきます。


商品紹介多くて申し訳ないです・・・。
検討した商品なので記載しときます。

防音材もグラスウール、ロックウール、石膏ボード、スポンジ、ニードルフェルドなどいっぱいありますので一体どれが良いのやらです。

断熱材としても使われるグラスウールやロックウールは、建材として良く使われるもので繊維が半端なく手に付きます。
チクチクして触りたく無くなります。

石膏ボードは、重くてボロボロ粉が出ます。
衝撃に弱く誤って倒すと割れる事もあります。

スポンジとニードルフェルドは、安価で扱いが楽ですが効果はそれほど高くは無いです。


中にはダンボールの断面を生かして壁に敷き詰め部屋全体を防音をされている方も居ます。
「ダンボール 防音室 自作」で画像検索すると、気合いと根性で防音室を造った方の凄い画像が見れます。

出来の良さに単純にスゲー!と思います。

最初は私も近所のスーパーで廃棄ダンボール貰ってきて自作しようと思いましたが、大量のダンボールと気が遠くなるほどの作業時間が必要になるので止めました。
だんぼっち、というダンボールの防音室商品もあるくらいなので防音効果はあるようです。


素材によって高音域に強いとか低音域に強いとかがあるようで、調べれば調べるほど奥が深く素人には難しく感じました。
どれくらいの消音効果か比較している方のサイトも読みましたが、マニアックでディープな内容です。

商品としては、防音材と吸音材がくっついたモノもあるので選択肢が非常に多く選びきれません。


posted by ユージュー at 15:59 | Comment(0) | 家電 冷蔵庫