今回は、スターウォーズ ジェダイサバイバーの感想です。
PS5版でやりたかったけどまだPS5持ってないのでPS4版でプレイしました。
開発はRespawn Entertainmentで販売はElectronic Artsです。
1作目の開発裏話を元Respawn Entertainmentの方が発信してました。
開発側は主人公を女性または黒人にすべく動いていたようです。
ゲームにはすでに黒人キャラクターが2人登場している事、映画スターウォーズ・フォースの覚醒の主人公レイが女性である事から女性と黒人は却下になったようです。
この辺のバランスは今のご時世色々ありそうですね。
今作も前作と同じ主人公のカル・ケスティスが活躍する話です。
1作目は映画のエピソード3くらいの時代設定でした。
今作はそれから5年後のお話で、少しだけ主人公のカルが大人っぽくなってます。
モデルも変わらず、モデルで俳優のキャメロン・モナハンさん。
実写ドラマや映画でカル・ケスティスを演じるか?という問いにご本人は「ただの脇役ではなく意味がある役柄なら演じる」と答えています。
主人公の造形がそっくりで魅力的なキャラクターなので是非映画などにも登場してほしいところ。
歳を取ると見た目が変わってしまうので早く実現してほしいですね。
今作はボリューム多めで、1作目より長い気がします。
宝さがしやミニゲームまでコンプリートまで含めるとかなりの時間を要します。
具体的にはクリア後のおまけまで全て100%にして104時間でした。
何度も同じ場所に行くなど効率の悪い周り方をしたので上手くやれば80時間前後で行けるかも。
ストーリーだけ追うなら50〜60時間前後ってところでしょうか。
難易度選択は統計結果が出ていて「ジェダイ・ナイト」で、52.5%、「ストーリー・モード」が14.5%、「ジェダイ・パダワン」が15%。「ジェダイ・マスター」は14%、「ジェダイ・グランド・マスター」は4%だそうです。
難易度はいつでも変更できる仕様なので途中で下げたプレイヤーが多いそうです。
アクションが下手糞な私はストーリーモードでプレイしました。
敵はそれほど強くなく、ライトセーバーぶん回しとけばほぼ勝てます。
ボタン連打だけでも勝手に格好良いアクションをしてくれます。
敵がどこに居るかで自動的にアクションが変わるのでゲームがうまくなった気にさせてくれます。
複数の敵がいる場合は敵を操る技があるので一部の敵を味方にして戦えばもっと楽になります。
ボス戦も余裕です。
簡単な難易度設定は戦闘が苦にならない代わりに緊張感は薄れるかもしれません。
低い難易度設定でも鬼畜難易度が1〜2個あります。
それがフォースティアというチャレンジステージみたいなところ。
大体は楽にクリアできますが「砕けた決意」という名前のところが鬼難易度で本当に苦労しました。
1日やって奇跡的にクリアできたましたが親指が痛くなりました。
「砕けた推進力」もハードな内容でした。
ここも初見殺しの覚えゲーでそこそこ苦労しました。
失敗すると最初からやり直しなのも難易度が高い理由です。
この2つは難易度設定に関係なく激ムズです。
フォースティアは途中でチャレンジをキャンセルできるし、やらなくてもゲームクリアできるのでやりたい人だけやれば良いミニゲームです。
ジェダイたるもの諦めてはいけないと思い私は意地でクリアしました(笑)
これをクリアする頃には本編にあるちょっと攻略が難しいマップが簡単にプレイできるようになってます。
チェレンジで得たテクニックが本編に生かせるのは良いと思いますが、二度とやりたくないというのが本音です。
今作のマップ攻略はとにかく壁走りです。
ジャンプして壁に張り付いて走ってジャンプして降りるという一連の動きのやつです。
ジャンプが2回になったり、ワイヤーに引っかかって滑るアクション操作が加わったりもするので後半は難易度も上がっていきます。
壁走り出来るポイントは限られています。
良く見ると壁に擦れたような横筋跡があり、そこだけ壁走りが出来るようになっています。
レバーを壁側に押し付けて置けば簡単に張り付いてくれるのでそれほど苦労はしませんが、壁走りが連続する場所はレバー操作がおろそかになりがちで多少難易度が高くなります。
失敗すると谷底に落ちで死にますが、死んでもデメリットは無くすぐ直前にリスポーンされるので何度もやり直せます。
とにかくどこでも壁走りがあるので壁走りゲーと言っても過言ではありません。
この壁走り、何かに既視感あるな〜と思っていたらRespawn Entertainmentはタイタンフォールを開発してる会社でした。
モーション使いまわしてる?ってくらい似てます(笑)
他にもよくある鉄棒にぶら下がるとかロープにぶら下がるなど定番ギミックもあります。
ワイヤーを発射して移動するワイヤーアクションも多いです。
ネッコ―というFFのチョコボのような乗り物もあります。
映画エピソード5に出てきたトーントーンがモデルかな。
他にもいくつかの動物を手懐けて利用できます。
広いマップを走って移動するだけでは無いので飽きないです。
結局、走るのが一番手っ取り早いので走っちゃいますけどね。
ネッコ―足遅いよ・・・
今作も1作目同様にいくつかの星を周ります。
星によって景色も広さも違います。
グラフィックは美しくて文句なしです。
気になったところがいくつかあります。
PS4だからかロードが長いです。
拠点のお店に出入りするのに結構待たされます。
頻繁に出入りする場所なのでロード時間が長いのはダルかった。
PS5ならロード時間早いのかな?
拠点の屋上は長いロードが終わって入れはしますが、キャラや草花が数秒表示されずしばらく待っているとパカパカと数個づつ表示されていきます。
開発途中?と思わせる酷さです。
エリアの切り替わりやダンジョンの入り口などでも数秒画面がフリーズします。
おそらくロードに時間がかかっているのが原因だと思われます。
2度ほど10〜15分ほどフリーズしたまま止まってしまったのでリセットしてやり直しました。
一瞬のフリーズではなく本当にフリーズしてしまい待っていてもゲームが始まらなかった事があったので、一瞬でも画面がフリーズすると「また本気のフリーズ?」と思ってしまい精神的に良くなかったです。
星間移動する際も何もできない妙な間があります。
これもロード時間だと思われます。
ロード中にコントローラーが振動する場合があります。
ロード画面でいきなり一定時間振動するのは意味不明です。
(CE-34878-0)というアプリケーションエラーが4〜5回ありました。
このエラーが起きると数分後に「同意して報告する」画面に切り替わります。
報告画面が出るのに10分以上かかることもありました。
待てど暮らせど報告画面に変わらない事もあり、仕方なくPS4の強制リセットをするしかないこともありました。
リセットすると以前使った瞑想場所(セーブポイント)からやり直しになるのでこれは非常に痛いバグです。
これが頻発してからはスリープから再開するのは止めて、ゲームを再開する時は必ずアプリケーションを終了してから再開するようにしました。
やたらフレーム落ちする場合も同じでアプリ終了でまっさらな状態から再開する方が良さそうです。
PS4の再起動も有効です。
ゲームを終える時は必ず瞑想(セーブ)してからにしましょう。
この方法で頻度は激減したので同じような症状が出たらお試しあれ。
あるはずの宝箱や居るはずの敵が出ないバグもありました。
これもアプリ終了からの「続きから」再開して直りました。
フリーズがこのゲームの一番の強敵でジェダイもどうする事も出来ません(笑)
PS4だからなのかPS5でも同じなのかは判りません。
色々な場所を探索していくとマップに全ての宝箱などの場所がアイコン表示される機能が追加されます。
これ自体はとても便利なのですがちょっと問題があります。
ダンジョンを探索するのが早いとストーリーが進んでから出る宝箱もマップに表示されてしまいます。
宝箱アイコンが表示されているので宝を取りに行ってもストーリーが進んでないのでそこには何もありません。
周囲を細かく探すと隠れた場所に見つかる場合もあるので判断が難しいところ。
最終盤までストーリーを進めないと出ない宝箱もあるし、バグで出ていない場合もあるので見極めが出来ません。
これはバグの問題もありますがシステムの問題でもあります。
馬小屋のお宝はストーリー関係なくある方法で出るものなので注意が必要です。
ここだけは「ヒントなしでそんなの解らんだろ」というやり方をしないと取れません。
行けないところが無くなるまでストーリーを進めてマップに全てのアイコンが表示されるようになってからアイテムを回収に行った方が効率的です。
イベントで行く際は見つかるところだけ取れば良いと思います。
アイテムをコンプリートしようとするとアイテムアイコンが表示されるようになってから再度同じ場所にアイテムを取りに行く事になります。
その際てストーリー絡みで行ったときには通れた通路が封鎖されていて回り道させられる場所もあります。
ストーリーで行った際に全部発見できれば良いのですが初見で全て見つけるのは無理でしょう。
マップに「通れる道」と表記される場所があります。
翻訳の問題なのか、そこは通れない道だったりします。
この表記に騙されてどうやって通るのか時間を使って色々試しましたが結局は通れない場所でした。
これからプレイする方は騙されないように。
バグを含めたこれらの点はマイナスポイントです。
特にフリーズバグはダメ。
これらが無ければ神ゲーと言える内容です。
良く出来たマップやストーリー、ジェダイとしてのアクションゲームとしても完成度は高いのでもったいない出来です。
スターウォーズ好きとしては、ゲーム中に薄く流れる音楽だけでもスターウォーズの世界に浸れるのでいつまでも続いて欲しいくらいの面白さです。
ワクワクする展開、次はどんな探索ポイントが見つかるか、どんな攻略が待ち受けているかなどなど非常に熱い内容でした。
スターウォーズ好きじゃないと良く解らん世界の話って感じで理解が追いつかない気もします。
今作からプレイしても楽しめると思いますが、登場人物が多いのと話が繋がっている事から1作目からプレイしないと誰?何?って感じになりそうです。
また、ジェダイの技も1作目から続いてる設定なので1作目をプレイしていないと少し難しく感じるかも知れません。
1作目のパダワン時代のカルから今作の独り立ちしたカルの心情的な部分も楽しめるので出来れば1作目のフォールン・オーダーからプレイすることをお勧めします。
カルケスティスが主人公のスターウォーズゲームは3部作として開発されているらしいです。
カルと帝国との闘いがどうなるのか、メリンとの関係は、3部作の最後としてどう盛り上がるのか、などなど期待しちゃいます!
ジェダイサバイバーの主人公カルケスティスを演じるキャメロンモナハンとルークスカイウォーカー役のマークハミルが共演するメイキング映像が公開されています。
面白いので見てみては。
この感じだと3作目にはルークが登場しそうな予感。
隠居してる時代だと誰とも会わないので隠居前の時代かな・・・
それでは今回はこの辺で。
良いゲームライフを!