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2025年04月15日

PS4 トゥームレイダー ディフィニティブエディション 神ゲーでした!



今回はPS4版トゥームレイダー ディフィニティブエディション(TOMB RAIDER DEFINITIVE EDITION)のレビューです。


今作は1996年から続くゲームシリーズである「トゥームレイダー」のリブート作品です。
焼き直しではなく再始動として過去作の設定などにとらわれない形の新作となります。

2013年4月にPS3やXBOXなどで発売したトゥームレイダーのPS4版で、2014年2月にディフィニティブエディションという名称で発売されました
ディフィニティブ(definitive)は「最終的な、決定的な」という意味。
タイトルのトゥームレイダー(tomb raider)は、墓に侵入して貴重品や骨董品を持ち帰る者と言う意味らしいです。

PS4版は1080pに対応し描写表現を強化されました。
また、ダウンロードコンテンツも収録されています。

1996年のシリーズ1作目はイギリスのゲーム会社 Core Design が制作、Eidosが販売。
今作はスクウェア・エニックスが販売してます。
開発はスクウェア・エニックス・ホールディングス傘下であるアメリカのCrystal Dynamicsです。
2022年からスクウェア・エニックス・ホールディングスからスウェーデンのEmbracer Groupへ版権が譲渡され、同年Embracer Group傘下となったCrystal Dynamicsが権利を取得しています。
次回作も期待したいところですが、なんか買収やら譲渡やら色々ごちゃごちゃしてます。
Crystal Dynamicsに権利が戻ったことはリブートトゥームレイダーの流れは残るかも知れません。
2022年に新作を開発しているとの情報が出ましたが、それ以降情報は無いようです。

さて、本題の感想です。
結論から先に言うと、凄く面白い神ゲーです。
ホントに良かったです。

トゥームレイダーシリーズはモバイル版以外は昔の1作目からプレイしてます。
銃を撃ちまくってトラップやギミックをかいくぐって謎を解き明かしていくアクションゲームです。

リブート版が出たのは知ってましたが、過去のトゥームレイダーシリーズは大した進化がなくマンネリ気味だったのでリブートしても同じだろうな〜とプレイせずにいました。
今回プレイしてみたところ良い意味で裏切られました。

B級映画からハリウッドの探検もの大作アクション映画になってました。
実際ハリウッド映画のような派手な演出が多く映画をプレイしている感覚でした。

過去作のトゥームレイダー好きには不評という話もあります。
トゥームレイダーか?と言われると確かに違うのかも知れません。
アンチャーテッドに寄せた感じです。
ただトゥームらしさはありますし、これくらいの変化がないと今のユーザーには受け入れられない気もします。
スクウェア・エニックスによって解りやすく親切なゲームになった面もあると思います。

主人公はすごく美人でか弱い見た目だけど実際は恐ろしくタフであり得ない回復力です。
ゲーム開始すぐに腹に鉄筋が刺さります。
一般人なら歩く事も出来ない程の大怪我で数か月入院レベルですが、そこはゲームなのですぐに回復します。
アメリカ出身のモデルMegan Farquhar(メーガン ファルカー)さんが主人公モデルだそうで、ご本人さんもとてもお美しい方です。

映画トゥームレイダーのアンジェリーナジョリーは昔のトゥームレイダーの主人公のイメージに近いイメージです。
アンジェリーナジョリーがモデルだったらまた違った印象になっていたでしょう。
アンジェリーナジョリーはどうしてもお笑いのキンタローを思い出してしまいます(笑)
個人的にはモデルがメーガンさんで良かった。

キャラクターも背景も凄くリアルになりました。
PS3版の映像も観ましたが当時としてもグラフィックは非常に綺麗だったので相当頑張っていたと思います。
PS4版のグラフィックも10年前の作品とは思えないほどです。
キャラの動きがちょっとカクカクしてるところに古さを感じますが、今でもそういったゲームはあるので特に気にはならなかったです。

見せ場は時折ある激しいアクションの連続です。
ちゃんとそこでも操作が必要となり、操作をミスると死にます。
どうしたら良いのか解らないと何度も死にます。
そして死に方がかなりエグくて痛そうです。
死に方もその場所に合ったものがいくつも用意されています。
この辺にトゥームらしさを感じます。

高い所に登って落ちそうになるとタマヒュンです。
これも久々に感じました。

後半はアクションと言うより潜入や探索が多くなります。
これはこれでステルスゲーのような遊び方が出来て楽しいです。
敵に見つかって銃撃戦になってもヘッドショットを狙うなどの楽しさがあります。

アイテムや新たな行動ができるようになっていくと見えているけど取れなかったものが取れるようになったり、行けないところへ行けるようになったりします。
ゲーム進行とアイテム取得タイミングなどのバランスも良いです。

各エリアでアイテムゲット率が%表示されます。
過去に行った場所にファストトラベル出来るので取り切れなかったアイテムや隠された場所の発見など好きなだけ再探索できるようになっています。

ゲーム開始時から操作説明があるし、その場その場でヒントや操作に関するお知らせ表示が出ます。
十字ボタンでの武器の切り替えと三角ボタンで直接攻撃という説明が足りないのでもっと説明が欲しかった。

ストーリーも特に難解な部分は無く解りやすかったです。
最近のゲームはやたらゲームの中だけの難解ワードが多いのでバカには理解できなくて困りますが、今作は凄くシンプルな話で妙なワードが無くて良いです。

舞台は日本です。
邪馬台国がテーマなのに江戸時代の甲冑が出てくるとか、邪馬台国の人が江戸時代の髪型とか、日本人からするとトンデモ日本な世界感です。
外国人の想像する日本のイメージで作られた世界ですね。
アサシンクリードシャドウズで弥助や勝手に実在のものを使用して炎上してますが、今作は架空の場所が舞台なので突っ込むだけ無駄な感じです。

主人公のララクロフトは考古学者です。
ストーリー上の目的があって各地を探索中行く先々で々で遺物を発見します。
どんなに緊迫した場面でも急いでいる場面でも遺物を発見するといきなり遺物に対する考察を始めるあたりは過去作をプレイしていた人にはお馴染みの部分です。

アクションも特に難しくなく、誰でも遊べるレベルだと思います。
難しさで言えば過去作の方が死んで覚えるゲーだったので難しかった気がします。
死んだときにすぐ手前から始まってくれるのでもやり直しが楽でした。

テーマパークのアトラクションっぽさがあり、ゲームを進めるのが楽しかったです。
深い事を考えず、ただ目の前のギミック攻略や敵を倒すことを楽しむゲームです。
話を進めるとどんどん場面展開するので次はどんな場所かワクワクしながら進められました。

気になったところは、仲間たちが働かないところ。
一緒に旅をする仲間が出て来るのですが、いつもどこでも何でも全部主人公のララにお任せです。
死にそうになってんだから(実際に何度も死んでるし)お前らもたまには探索しろよって言いたくなりました。
仲間は綺麗な服着て安全地帯で待機してますが、ララだけがいつもズタボロです。
ゲーム的に主人公=プレイヤーなので仕方ない部分ではありますが、嘘でももう少し忙しそうにしたり探索に貢献してほしいと思いました(笑)

常にL1ボタンを連打しなければならないのは面倒でした。
L1ボタンで気にするべきところがハイライトするモードに切り替わります。
このモードは歩き出すと解除されてしまうので何かを探す際は常にL1連打で進むことになります。
これが面倒で何とかならないのかな〜と感じながら最後までゲームを進めました。

プレイ時間は20〜30時間と言ったところなのでそれほど長くは無いです。
全てのエリアを100%にするのにアイテム探しなどをすると+3時間くらいでしょうか。
ほとんどのアイテムはマップに場所が表示されるので見つけるのは難しくないです。
いくつかマップに表示されないアイテムがあって自力で探さねばならずそこに時間がかかります。

私は全てのエリアを100%にしてもゲームとしては99%の達成度となりました。
高難度レベルをクリアしないといけないのか、戻れない場所のアイテムを取り逃しているのか、原因は不明です。

今作がそこそこヒットしたようでライズ オブ ザ トゥームレイダー、シャドウ オブ ザ トゥームレイダーと3作目まで作られました。
この2作も手に入れているのでプレイしたらレビューします。

私にとっては非常に良く出来た神ゲーと言える作品です。
旧作を遊んだことがない方でも過去作との繋がりが無いので問題なくプレイできます。
非常によくできたゲームなのでぜひプレイしてみてください!

それでは今回はこの辺で。
良いゲームライフを!



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posted by ユージュー at 16:30 | Comment(0) | ゲーム PS4
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