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2020年03月24日

富士ホーローの笛吹きケトルを購入!やかんの適正水位を知ってますか?

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今回は、笛付のやかんのお話です。
今まで使っていたやかんが古くなったので買い替えです。
前に富士ホーローの鍋を買って満足しているので今回も富士ホーローにしました。

笛つきケトル

昨今は電気ケトルの普及もあり、やかんを使っていないご家庭も多いと思います。
私も象印の電気ケトル(CK-CH08)を持っていて、お茶、コーヒー、カップラーメンなどちょっとお湯が欲しい時は重宝しています。
この電気ケトルは倒れてもこぼれない安全設計なので小さいお子さんが居るご家庭にオススメです。
電気ケトルは沸かせる量が少ないのが欠点。
我が家は季節に関係なく麦茶ボトルにお茶を作って冷蔵庫に入れているので2リットルくらいのお湯を良く沸かします。

多めのお湯を沸かすときは、やかんの出番です。
今まで使っていたのも笛付のホーロー製で便利に使ってました。
壊れたわけではないですが、古くなって汚れが落ちなくなり、内部のガラス被膜も薄くなっていたので買い替える事にしました。

基本的に火を使っている時に離れる事はありませんが、笛付やかんは沸騰タイミングが解りやすくて好きです。
注ぎ口が笛で閉じられるので気持ち早く湧きます。
使っていない時に笛を閉じておけば、やかん内にゴミが入るのも防げます。

しかし、やかんは需要がないんでしょうね・・・
お湯はやかんの方が注ぎやすいけど、お湯を沸かすだけなら鍋で代用できなくも無いし(笑)


少し高いけど富士ホーローのケトルに決定


いつもならアレでもないコレでもないと選ぶのに苦労しますが、探してみると今はホーローのやかんってだけで選択肢が非常に狭まります。
笛付となるともっと選択肢がありません。

ル・クルーゼのコーンケトルもありますけど・・・
流石、ル・クルーゼ!
お高いです。

やかんは長く使うものなのでホーローがしっかりしているものが良いです。
そしてお手頃価格じゃないと手が出ません。
富士ホーローならホーローに間違いないし、手が届く価格です。

富士ホーローの1番お安い笛付ケトルはリーフというシリーズのケトルです。
「葉っぱをモチーフにしたモダンなパターン」だそうですが、どことなく漂う昭和っぽさが好みじゃありません。
メーカーさんごめんなさい。

今回は少し高いけどデザインとカラーが気に入ったハニーウェアコットンシリーズの笛吹きケトルにしました。
正式名称は「コットンシリーズ 2.1L笛吹きケトル」です。
型式は、CTN21WKW(白)、CTN21WKWR(ワインレッド)というように、CTN21WKの後にカラーの頭文字が付きます。

2.1リットルは、ちょっとお高い5,500円です。
現時点では、楽天やアマゾン、ほかの通販でも同じ値段だったので値引き販売はしていない模様です。
セールでポイント20倍の時もあるので、ポイントが多く付く時がねらい目です。

コットンシリーズはカラーバリエーションが豊富です。
購入したのはライトグレー。
やかんでは珍しい色で派手すぎず主張しない感じです。
カラーチョイスは奥様の好みです。
私はスモークブルー、マスタード、ワインレッドが綺麗だと思いました。


やかんの各部を観ていきます


箱にはうっすら「Cotton」の文字が印刷されています。
箱のサイズは縦15.7cm×横18.5cm×奥行25cmです。
やかん本体は取手が倒れた状態で入っています。
笛吹きケトル 箱

付属品は特になくペラ紙の「取扱い上の注意」(左)と、4つ折りされた「取扱説明書」(右)だけです。
笛吹きケトル 付属品

注ぎ口の笛部分です。
笛吹きケトル 注ぎ口
以前使っていた笛付ケトルは固定タイプの笛パーツでしたが、こちらは笛の内部パーツが固定されておらずやかんを揺らすとカタカタ揺れます。
きっと笛のタイプが違うのでしょう。
ちゃんと笛は鳴るので使用上の問題は全くありません。

(20200519追記)
少し使っていたらいつの間にかカタカタ鳴らなくなりました。
理由は不明ですが、問題なく使用できています。

笛を開けた状態。
笛吹きケトル 笛を開いた状態
笛パーツの根元にバネが付いていて開閉のどちらかに倒れます。
手が小さくなければ、やかん取手の前方を持ては指で開け閉めできます。

注ぎ口は少しだけ広がってます。
1.6リットルサイズは注ぎ口が広がっていません。

取手が倒せるのは下写真の方向だけです。
逆方向には倒せません。
笛吹きケトル 取手が倒れる方向
取手のヒンジが固めなので取手を斜めにしてもパタンと倒れず角度をキープします。
この硬さのお蔭でやかんを持ち上げた時もやかん本体がグラつきません。
火にかける際は取手が焦げないよう起こしておきましょう。

蓋は厚みがあるタイプです。
笛吹きケトル 蓋
蓋のツマミはネジ止めです。
商品が到着した際に若干ツマミが緩んでいたので、時計回りに回したらガッチリ締まりました。
それからは緩んでいません。

蓋の横に出張りがあってやかん本体に蓋を押し込むだけで蓋が固定されます。
蓋と本体の遊びがそれほど無いので、やかんを横にした際に意図せず蓋が外れることはありません。
2.1リットルサイズは大して力を入れずに蓋の開閉できますが、1.6リットルサイズは引っ掛かりが強く開閉に少し力が必要です。
これは個体差もあると思いますし、最初は硬くても使用している内に出っ張りが擦り減って軽く開閉できるようになると思います。

内部は濃い目の青色で、良く見るとラメが入ってます。
笛吹きケトル 内部

ケトル本体サイズはW245 x D180 x H190mmです。
Hは高さで取手を立てた時の高さです。
Dは注ぎ口の出っ張りを含まない円形の底面直径です。
Wは注ぎ口の先端まで含めた幅です。

ガスコンロの中火くらいで火がはみ出さないくらいですね。
火の大きさはコンロによって微妙に違うので火の強さは参考まで。

このケトルはIH対応です。
我が家はガスコンロなのでIHでの使用感は判りません。


やかんの適正水位に注意しましょう!


適正水量って何?って感じですよね?
私も今回初めて知りました。

上で「1.6リットルタイプは〜」というコメントを書きました。
購入したのは2.1リットルなのになぜ比較できたかと言うと、実は最初1.6リットルサイズを買ったのです。
容量を間違えたのではなく1.6リットル沸かせれば大丈夫だろうと思ったからです。

ところが現物が届いて箱の中にある取扱い上の注意という紙を見ると、水を半分くらいしか入れちゃダメと書かれています。
いっぱいまで水を入れて沸かすと笛が壊れる可能性がある、とまで書かれていました。

この注意書きで1.6リットル沸かせない事を知りました。

やかんを横から見ると注ぎ口が低い位置にあり「蓋ギリギリまで水を入れると注ぎ口から水が溢れそう・・・」と感じました。
実際に溢れるかどうかは試してないので判りませんが。

1.6リットルタイプを買おうと考えている方は、よ〜く商品写真を観てください。
真横からの写真を掲載していない販売サイトもあるので解りづらいですが注ぎ口が低めなのが解ると思います。

目的の水量を沸かせないので仕方なく送料を払って返品する事にしました。
形は1.6リットルの方が丸っこくて可愛いけどね。

その後、2.1リットルタイプは注ぎ口が蓋より高い位置にあるのを確認して買いました。
1.6リットルタイプと同じくやかんの半分程度が適正水位と書いてあります。
吹きこぼれには注意とありますが、笛が壊れるといった注意書きはありません。
笛吹きケトル 適量水位
2.1リットルサイズの適正水位なら1.2リットルくらいは入ると思います。
本体サイズが極端に大きくならないので最初からこっちを買うべきでした・・・

この「半分くらいしか沸かせない」という注意ですが、私が購入した時は販売サイトや公式サイトに表記がありませんでした。

書かれてなきゃリットル表記量を沸かせるものと思っちゃいますよね。
やかんに詳しい方やケトル業界(あるのか知らんけど)では当たり前の事なのかもですが、私は知らなくて勘違いしました。

返品となったショップにはご迷惑をお掛けしましたが、ショップの方も返品理由に納得してメーカーへ連絡を入れてくれました。
合わせてレビューにもこの件を書いたところ、一部のショップサイトで適量水位が図入りで表記されるようになりました
私のように勘違いして購入される方が減る事を願いします。


使い勝手は全く問題なし


購入してから毎日のように使ってますが、使い勝手に不満はありません。
不満が無いというのはとても素晴らしい事です。
普段使いするものは使い勝手が悪いとイチイチ気になりますからね。

購入する前は2.1リットルは大き過ぎかな〜と思っていましたが丁度良かったです。
本体が1.25kgで水量が多いと少し重く感じますが、取手が熱くならず太めで持ちやすいのでそれほど重く感じません。
持ち上げているのはお湯を注ぐ時くらいなので重さを感じにくいのもあると思います。

2.1リットルサイズはデザインが直線的でレトロな感じです。
1.6リットルの丸っこさも好きですが、2.1リットルの円筒形も悪くないです。
底がフラットなので安定感があります。
ホーローの質も良いと思います。

取手が倒せるのでやかんの中を洗うのも楽です。
取手が倒せないやかんなんてあるの?と思われる方も居ると思いますが、今まで使っていたのが取っ手が倒れないタイプでした。
取手がアーチ状ではなく傘の柄のような半アーチ形状と言えば想像しやすいでしょうか。
オシャレだけど洗う時に取手が本当に邪魔でした。

注意書きの通りの水量しか入れていないかと言うと、そんなことはありません。
推奨はしませんが私は沸かしたいだけ水を入れて使ってます。
適正水位以上でも問題なく使えますが、蓋ギリギリまで水を入れる事は無いです。

沸いた時に注ぎ口からお湯が噴き出す事は忘れないでください。
蓋ギリギリまで水を入れるとその危険性が高まるので水量は控えめが基本です。
お湯が沸くと唯一の蒸気の逃げ道が笛の穴になります。
蒸気と共に熱湯が勢いよく吹き出す事があるので、注ぎ口方向に居ると非常に危険です。
注ぎ口を手前にして沸かす方はそう居ないとは思いますが、常に注ぎ口を奥に向けるのを習慣化するのが良いと思います。
また、水量が多い時は笛が鳴る前に火を止めるようにしましょう。

水を多めに入れて沸かすとお湯が吹き出すのは以前使っていた笛付やかんでも起こりました。
おそらくどの笛付やかんでも起こると思います。

適正水位はきっとお湯が噴出しにくい水量なのだと思います。
わざわざ適正水位守るよう注意喚起しているので、これを守らない場合は何が起こっても自己責任です。

ホーローのやかんは金属が溶け出すことが無いので金属臭が出にくいです。
熱伝導率が高く早くお湯を沸かせる事や臭いが付きにくいのもホーローのメリットです。
やかん自体余り需要が無さそうなのでこの記事も需要がなさそうですけど、やかん購入を検討されている方が居ましたら参考にしてくださいな。

良いキッチンライフを!

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posted by ユージュー at 04:26 | Comment(0) | キッチン 調理道具
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