今回は、マウスパッドのお話。
前回ロジクールの高級マウスを購入しましたが、マウスの大きさに合わない小さいマウスパッドを使っていたので大きなマウスパッドを購入する事にしました。

マウスパッドは買うものじゃなくて貰うものという意識の私。
仕事でお付き合いのある企業さんから貰ったり、ソフトウェア代理店の方が持ってきてくれるなどで年に1〜2枚もらいます。
大きさはA4サイズくらいかA4より少し小さいくらいが多いです。
こういった貰い物のマウスパッドは販促グッズなのでソフトウェアの宣伝やキャラクターが印刷されています。
マウスパッドは消耗品だし貰い物だしって事で、どんな柄でも気にせず使ってきました。
販促グッズのマウスパッドなんてダメでしょ?と侮るなかれ。
中には凄まじく滑りが良いのもあります。
ただし、その滑りが余り長続きしないのが残念なところ。
滑り過ぎても逆に疲れますけどね・・・
貰い物の不満点は小さい事。
私はポインター速度遅めが好みなのでマウスの移動量が多い方です。
集中している時にマウスパッドからマウスが落ちると萎えます。
マウスのソールがマウスパッドの端に引っかかってマウスパッドがずれてイラっとする時もあります。
貰いもののマウスパッドで文句言うなって感じですけどね(笑)
MX MASTER3という大きめなマウスを使い始めて余計にマウスパッドからマウスが落ちやすくなった事もあり、久々にマウスパッドを購入する事にしました。
マウスパッドの素材
マウスパッドには布製、プラ製、スポンジ製、金属製など色々な素材があります。
布製は、スポンジやラバーの上に布が貼ってある構造です。
表面が布地なので手触りが非常に良いです。
スポンジが適度に沈み込んでくれるためマウスが走り過ぎず、止めたいところでしっかり止められます。
しかし、この沈み込みのせいで初動が重く感じる事があります。
ゲーム用のマウスパッドはこのタイプが多いようです。
布製の難点は汗に弱いところです。
手汗が出る時期は布表面が湿気を吸ってマウスが重くなります。
汗を吸うので汚れやすく定期的な洗浄が必要です。
洗いすぎると表面が毛羽立つ事も。
布が貼られていないスポンジタイプもあります。
スポンジ素材を生かした表面と塗装されてツルツルしたものがあります。
スポンジっぽい表面のマウスパッドは若干滑りやすさが落ちますがサラッとした手触りで気持ちが良いです。
このタイプも汗を吸うので汚れやすい傾向にあります。
スポンジ素材のため布製より清掃しづらく、水洗いするとなかなか乾きません。
他の素材に比べ表面劣化は早めだと思います。
塗料などで表面加工されたものは、表面がツルツルです。
耐水性が高く汗を一切吸いません。
掃除しやすく綺麗な状態を保てますが、手汗で滑らなくなるのは布製以上かもしれません。
プラ製は、裏地にスポンジが付いたものと付いていないものがあります。
私が好んで使っていたのは裏地スポンジ付です。
表面はプラスチックで硬めなので初動が軽く感じます。
表面が少しざらついた感じのものが滑りが良いです。
裏地がスポンジなので適度な弾力もあります。
マウスを持ち上げて移動するような使い方でもスポンジが衝撃を吸収してくれるのでうるさくありません。
スポンジなしの薄いプラ板状のマウスパッドは滑りが良い物が多いですが、マウスの持ち上げ移動をするとバタンバタンとうるさいです。
裏面に滑り止め加工がされていますが、しばらくするとズレ易くなるものが多かったです。
この他にアルミなどの金属製やガラス製などもあります。
ガラス製マウスパッドはマウスが反応しないことがあるので、ガラス対応のセンサーが付いたマウスを選びましょう。
金属製は丈夫で良さそうですが、寒い時期にヒヤッとします。
マウスパッドの素材は本当に好みが分かれます。
布じゃなきゃ嫌だ!って方も居ますし布は絶対嫌だ!って方も居ます。
どれも一長一短があり、定番が人によって違います。
素材が同じでも使い心地が全く違う製品もあるので素材から使い心地を予測するのが難しいのも事実です。
イマイチだなぁ〜と感じて買い換えて行く内に使わないマウスパットが増えていくマウスパッドジプシーが多そうです。
買って使ってみるまで本当の使い心地が解りません。
店頭で触れるマウスパットはほとんど無いので使い比べも出来ません。
マウスパッド選びは本当に難しい。
候補だったマウスパッド
候補とか要らないから・・・というせっかちさんはココは飛ばしてくださいな。
マウスパッドを調べるとゲーム用マウスパッドの情報が多いです。
ゲームは一瞬の操作の遅れで生死が分かれるので、皆さんマウスとマウスパッドに凄くこだわりがあります。
私はゲーム用途ではありませんがゲーム用途で使われるような少し大きめが欲しかったのでレビューやブログなどを参考にさせていただきました。
SteelSeriesだと「SteelSeries QcK miniマウスパッド 63005」が人気です。
私はminiでは小さいので「SteelSeries QcK + マウスパッド63003」が良さそうです。
サイズ:450 x 400 x 2 mm
重さ:227 g
いわゆる布製マウスパッドで裏地ゴムによってズレにくいようです。
デザインもシンプルで良いですね。
価格も実売1,500円前後なので非常に買いやすい価格です。
Logicool G ゲーミングマウスパットも人気です。
40cm以上の大きさはラージサイズのG640になります。
サイズ:400 x 460 x 3 mm
重さ:449 g
こちらは表面がスポンジ、裏地がラバーです。
滑り止め効果は十分な模様です。
同じロジクールのマウスとの相性は良さそうです。
実売価格は2,400円前後でSteelSeriesより少し高いですが買いやすい価格です。
ゲーマーの方に人気のRazer
サイズ:幅444 x 奥行355 x 厚3 mm
重さ:395g
表面が布製、裏地の滑り止めがゴム製です。
滑りが良く止めたいところでピタッと止められると評判です。
価格は3,000円前後、スティールシリーズやロジクールより少し高いですね。
Razer Gigantus ゲーミングマウスパッド RZ02-01830200-R3M1という商品は幅445 x 奥行445 x 厚0.5 mmの真四角です。
厚みは0.5mmですがしっかりした作りで重さが617gもあります。
ゴムの滑り止めが付いていて重さがあるのでズレる心配がなさそうです。
ただ、価格が4,000円以上です。
こだわりの日本製マウスパッドならARTISANです。
ゲーミングマウスパッドを越えた「スポーツパッド」だそうです。
サイズ:幅490 x 奥行420 x 厚4 mm
重さ:22.7 g
価格は、5,000円前後です。
ARTISANのマウスパッドは中間層スポンジの硬さが、XSOFT、SOFT、MIDという種類があります。
ハヤテ、ハヤテ乙、ハヤテ甲、ヒエン、ヒエンVE、ゼロ、ライデン、シデンカイと種類が豊富過ぎる。
正直多すぎてどれを選べば良いか解りません・・・
メーカーページに「ゲーム用マウスパッドの選び方」というページがあるので読むとどれを選べば良いか参考になると思います。
ARTISANはCLASSICシリーズの零や飛燕が人気です。
ただCLASSICシリーズはマウスパッドのフチが硬くて腕が擦れて痛くなる声がありました。
FXシリーズはその点が改良されフチが縫製仕様に変更されています。
RMシリーズも予定されているようですが、かなり前から発売日未定のままです。
購入候補はこの辺り。
どれも評判が良く使い勝手が良さそうです。
ゲーム用のマウスパッドが多いですが、ゲームより過酷な使われ方は無いと思うので一般使用でも問題は起こらないでしょう。
これらのマウスパッドは使われている方が多いので、YouTubeにもレビュー動画があります。
エレコムもマウスパッドを出してますが奥行きがない製品が多いです。
Amazonベーシック マウスパッドは安いけど小さすぎる。
400 x 400 mmくらいは欲しい。
今回は仕事で使うので値段より性能優先です!
とは言っても限界はありますが・・・
厚さは欲しくないので3mm以下に抑えたいところ。
横400 x 奥行300 mmは欲しいけどキーボードまで乗せられる横長サイズまでは要りません。
エアーパッドプロIII
調べていてすこぶる評判が良かったのがエアーパッドVです。
友人からも以前「エアーパッドプロは同社が出しているエアーパッドソールを付けると凄く滑るよ」と聞いた事があります。
いつか使いたいと思っていましたが高くて手を出さなかった、いや手が出せなかったマウスパッドです。
販売しているのは株式会社パワーサポートというiPhoneケースやiPadフィルムなどの周辺グッズを制作販売している会社です。
他製品は全てスマホ関連グッズなのに、なぜかこのマウスパッドを販売しています。
どういう経緯があってマウスパッドを作る事になったか知りたい(笑)
サイズは5種類。
薄タイプ:142 x 178 x 1.2mm厚
標準サイズ:148 x 206 x 2mm厚
大サイズ:174 x 218 x 2mm厚
特大サイズ:196 x 252 x 2mm厚
超大サイズ:408 x 306 x 2mm厚
厚さは薄くて良いけど特大で192x252mmって小さくね?と思って調べたら「思ったより小さくて失敗した」という意見がチラホラ。
確かに他メーカーの特大サイズより明らかに小さいです。
3,000円前後という価格もコスパが良くありません。
特大サイズの上はいきなり超大サイズとなって倍くらい大きくなります。
サイズが倍で価格も倍!
滑りが良いマススパッドは手に負担が掛かりません。
その点で滑りに定評のあるエアーパッドは魅力的です。
プラ製マウスパッドの初動が重くならないメリットを感じているので表面は硬めが好みです。
この点でも合格です。
裏地のゴムが机に密着するように作られているのでマウスパッドがズレる事は無いというレビューが多いです。
マウスパッドがずれるとウザいのでピタッと机に密着してくれるのはありがたい。
また、裏地のゴムは凄く薄いけど若干クッション性もあると思うのでマウスを浮かせて移動する際の音も多少軽減してくれるでしょう。
価格に目を瞑ってエアーパッドプロVの特大で決まりかな〜と考えましたが、安心できるサイズではありません。
特大サイズを横向きに置くか?
貰い物の小さいマウスパッドを並べて特大サイズの奥行きくらいにして試すとマウスを引いた時にあっさりマウスパッドから落ちました・・・
縦置きでは横幅が20cmもないので当然すぐにマウスが落ちます。
特大と超大の間のサイズが欲しい!
超大サイズにしないと無理か・・・と思って値段を調べるとネット価格で6,700円!!!
たっか!高すぎる。
そこそこのマウス本体が買えるお値段です。
エアーパッドVを使うなら専用のエアーパッドソールも欲しい。
エアーパッドソールは厚さや種類が幾つかあり、汎用タイプの価格は500円前後です。
マウスパッドとソールで7,000円超えは厳しいなぁ。
どこかで安く売ってないかな〜と調べていると「究極セットIII」というのを見つけました!
究極セットVは、エアーパッドプロVとエアーパッドソールがセットになったもの。
価格は・・・6,000円?!
え、なんでセットの方が安いの???
意味が解りませんが、ソール付属の究極セットの方が安く販売されています。
ソールを別で買わずに済む上に安いならマウスパッド単品で買う人は居ないでしょうね。
エアーパッドVの使用感を調べると、5〜6年で表面のビニールが剥がれて来たというブログが幾つかありました。
それだけ持てば十分耐久性があると言えるでしょう。
ブログの写真を見ると何れもパッドのフチから表面の薄い半透明ビニールが剥がれてました。
はがれてきたらカッターで剥がれた部分ごとマウスパッドをカットしまえばマウスや手に引っかかって剥がれの拡大を止められるようです。
超大サイズならフチをカットしても小さくなって使えないって事にはならないはず。
超大サイズは大きいのでマウスを動かす範囲は半分〜3分の2程度で済みそうです。
表面が傷んで来たら反転すれば綺麗な面が使えます。
エアーパッドソールが付いているとは言えマウスパッドに6,000円は高過ぎるけど、これで快適に作業できるならまぁいっか。
こんだけ大きければマウスがマウスパッドから落ちる心配はありません。
覚悟を決めて究極セットIII超大をポチりました!
エアーパッドプロは量販店でも販売されてますが私の行ける店では標準サイズしか置いてませんでした。
標準サイズは机が狭くてスペースが取れない方向けです。
たまにしかマウスに触らない方であれば大きくなくても大丈夫でしょう。
エアーパッドプロは「このサイズで良いかな〜」と思った1サイズ上のサイズで丁度良いと思います。
ガシガシマウスを使う方は最低でも大サイズ、出来れば特大サイズをオススメします。
私のようにマウスを大きく動かしたい!マウスがマウスパッドから落ちるのが絶対ヤダ!って方は超大です。
エアーパッドプロ 究極セットIII が来た!
価格も究極なエアーパッドプロ究極セットVが到着しました。
購入したマットブラックは、レーザー式マウスに一番適しているカラーです。
ダークグラファイトは操作感、滑性感が非常に優れているモデルで光学式、ボール式マウスでも使用できます。
スノー(夜光タイプ)は通常は半透明のホワイトで暗い場所では淡いブルーに発光します。

写真では小さく見えるけど結構大きいです。
透明なプラケースに入ってます。
プラケース表面にあるシール。

真ん中の説明文左側に、もう他は使えない!史上最強のマウスパッド、世界唯一の生産技術、光学式、という大文字が書かれてます。
その他はものすごく細かい字でびっしりと説明が書かれています。
世界初!シリコーンゴム製マウスパッドの開発に世界ではじめて成功しました。今までにない軽やかな操作感!エアーホッケーをしているような感覚です。特にマウスを使っての作業の多い、CAD、グラフィック関係の方、大画面高解像度でお使いの方にはおすすめです。一度使ったら、もう他のマウスパッドは使えません。●ポインタの動きが、非常にスムーズです。表面滑性はテフロンと同等で、マウス本体の滑りがよく、またきわめて細やかな粒子状の形状ですから、ボールが滑らず画面上のポインタが動きます。●置くだけで、マウスパッドがずれません。マウスパッドが動かないように裏面は粘着仕上げです。置くだけで確実に固定でき、マウスパッドのずれを気にせず、マウスを操作できます。(マウスパッドの裏に埃等が付いて、動いてしまうときは、中性洗剤と水で軽く洗ってください。初期性能を回復します。)●汚れがつきにくい。フライパンの表面加工と同等の性能ですので、非常に汚れが付きにくく、また汚れても簡単に落とせます。(中性洗剤と水で軽く洗ってください。また裏面に着いたほこり等も、水で簡単に洗い流せます。)●火や熱に強い。耐熱性に優れていますので、たばこの火を落としたくらいでは簡単に溶けません。●手首を守ります。硬いものの上に直接手首を置いてマウスを操作することによる手首への負担を防ぐため、適度な薄さ(約2mm)をもたせ、手首をマウスパッドに乗せて使うような形状にしました。●人体にも環境にも優しいマウスパッドです。常に体に触れていますので、医療用の素材をベースとして有害と疑われている物質を含む材料は使用しておりません。またパッケージやマウスパッド
なげぇーーーーーーっ!
同じようなことをダラダラと説明してる文章で、句読点の多さが気になります。
最後「またパッケージやマウスパッド」が何?
途中で文章切れてるし。
こういう細かい文字は誰も読まないからデザインとして書いてるんだろうけど、読んだ人がクスッと笑える文章にするなどの工夫が欲しいところ。
実は私も記事を書くために初めて読みました(笑)
右側の大きな文字は以下の通り。
ご要望にお応えした、超大サイズです。究極のマウス操作感を、手首だけでなく腕の動きまでサポートできます。
正確な大きな動きを求められる、設計者デザイナーの方に。
また、PCゲーム用に最適です。
Laser式、光学式、ボールマウス対応
超大W408mm×H306mm t=2.0mm
マウスパッドとの接点でもあるマウスの裏面に付いている樹脂も最適化したものを開発し、セットしました。絶品の操作感です。
説明文はこれだけで十分ですね。
一番下に貼ってあるのは説明シールではなくエアーパッドソールが入った袋です。
マウスパッド表面は非常に細かいザラツキがあります。

かなり接写して撮影していますので厚く見えますが厚みは2mmくらいです。
表面がスポンジっぽく見えますが硬いプラスチックです。
裏面です。
凄く解りづらい写真で申し訳ありません。

裏面は凹凸がなく、ペタペタする素材です。
例えるなら水羊羹の表面みたいな質感で、くっつきやすく剥がしやすい素材です。
長期間設置しても机にへばりつくことはありません。
こっちの写真の方が解りやすいかも。
マウスパッドが入っている半透明のプラケースを片方だけ開いた状態の写真です。

左半分がプラケースに張り付いてるのが解りますでしょうか?
ニスを塗っていない木の机は難しいと思いますが、一般的な机ならペタッとくっつきます。
付属のエアーパッドソールです。

入っているのは以下通り。
・AS-34(12×6×0.45mm厚)楕円形が4個
・AS-36(12×6×0.65mm厚)楕円形が4個
・AS-43(直径6mm 0.35mm厚)円形が6個
・AS-44(直径6mm 0.45mm厚)円形が6個
・AS-46(直径6mm 0.65mm厚)円形が6個
数は入ってますが1番薄い0.35mm厚が円形しかありません。
楕円形の0.35mm厚が入ってないのはちょっと不親切かな。
ま〜単体で買うよりお得ですけどね。
エアーパッドプロの使い心地はいかに!
エアーパッドプロは本当にエアホッケーのように滑るか?
いやいや、エアホッケーは言い過ぎでしょう。
驚くほどではないけど同じプラ系マウスパットの中ではかなり滑る方だと思います。
滑り過ぎてもマウスコントロールしづらくなるので私には丁度良い感じ。
これが長続きすれば高いだけの価値があります。
この感想は付属のエアーパッドソールを付けていない状態での話です。
エアーパッドソールを付けると滑りすぎるくらいスルスルになるそうです。
エアーパッドソールを付けないとエアホッケーにならないのかも知れません。
なぜ付属のソールを付けないのか?
実は先日買ったロジクールのMX MASTER3には付けられません。
マウス裏面が平面じゃないので付けるところが無いのです。
マウスのソール部分にエアーパッドソールを貼りつければ使えない事も無いのですが、エアーパッドソールはマウスのソール面に貼らないでくださいという注意書きがあります。
マウスのソールにエアーパッドソールを貼るとエアーパッドソールの厚さ分、マウス本体が持ち上がります。
おそらくこの僅かな持ち上がりによって誤動作が起きる可能性があるからでしょう。
推奨されてないけどマウスのソールにエアーパッドソールを貼ってる方は多いようです。
特に不具合はないみたいですが、不具合が起きるかどうかはマウス次第かも知れません。
私がソールに貼ってないのは高さが気になったからです。
MX MASTER3はマウス自体のソールを使った状態で手にしっくり来る高さです。
ソールを貼らずにマウスの下に置いてマウスを握ったところ、凄くマウスが持ち上がった気がしました。
わずか数ミリで感覚が結構変わります。
マウスのソールを剥がしてまでエアーパッドソールを付ける気にもなれず、現状で気持ちよく滑って止まってくれるので「このままでいいや」となりました。
因みに数年使い込んだインテリマウスでもエアーパッドソールなしで十分滑りました。
この事からマウスパットによって滑りやすくなっているのは間違いありません。
大きいマウスパッドの広さは最高です。
大げさにマウスを動かしても絶対にマウスが落ちません。
広さって大事なんだな〜と思わされました。
超大サイズはマジ広いですよ。
パッド表面に非常に細かい凹凸があるのでウェットティッシュなどでゴシゴシ拭くとウェットティッシュが削れます。
その削れたカスが広がり綺麗にならないのでタオルなどで拭いてやる必要があります。
ウェットティッシュ+タオルで乾拭き、もしくは濡れタオル+タオルで乾拭き、これで綺麗になります。
ティッシュは削れますがマウスを操作していて手が削れることはありません。
力を入れてゴシゴシやれば削れますけどね。
裏面はウェットティッシュで問題ないです。
1度セットすると全くずれないので、ほぼ裏面を掃除する機会がありません。
最初にセットする際にマウスパッドを少しずらしたくて端を持った時に手の油や埃が裏に付いたので軽くウェットティッシュで拭いたくらいです。
机にピタッとくっつくので、ちょこちょこマウスパッドの位置を変えたい方には向いていないマウスパッドです。
手汗をかいても滑りは悪くなりません。
プラ系マウスパッドでも表面がツルツルしてるものは汗で濡れると滑りが悪くなりますが、エアーパッドプロは表面のざらつきが効いてるのかも。
触り心地もサラッとした感じが続きます。
真夏になったらどうなるか解りませんが今のところ軽い汗程度では滑りにくくなった事はありません。
数か月使った感じでは全く表面がヘタって来ている感じがしません。
何年使えるか実際はまだ解りませんが、すぐ表面が削れることはとは無さそうです。
マウスを持ち上げて落としたときの音はスポンジタイプのマウスパットよりはします。
裏地が薄いながらも機能していてプラ板マウスパッドやマウスパッドなしに比べたら音は抑えられてますが、それほど弾力がある裏地では無いのでパタンパタンと音は出ます。
裏地ゴムが薄いためマウスの沈み込みは感じません。
マウスパッドなしとは全然違いますが、弾力のあるスポンジ製マウスパッドが好きな方は硬いと感じるでしょう。
大きめなマウスパッドによくある端の浮きですが、平らな状態でパッケージされているので大きく浮きはしません。
しかし最初にセットした時は端に1mmくらい浮くところがありました。
浮いた部分を裏側に軽く丸めて癖をつけてやると解消します。
もし微妙に浮いていても使っていると浮かなくなります。
次もエアーパッドプロを買う?
性能は良いと思いますが、価格は正直ちょっと高すぎますね。
マウスパッドの値段としてはあり得ないと感じる価格です。
ここだけが引っかかる点でハードルが高い商品です。
高いけど「これじゃなきゃ嫌」って言う方が居るのも事実で、ボールマウス対応と書かれている事からも解る通りかなり前から売られているロングセラー商品です。
「次もエアーパッドプロ買う?」と聞かれたら「5年くらい使える耐久性があれば」という条件付ですが買うと答えます。
数か月使ってみて非常に良い商品だと感じています。
今まで使ってきたマウスパッドで感じた使いづらさが一切ありません。
初動が軽く、滑りが良い、滑り過ぎずに止めたいところで止められる、薄いから手首などに引っかからない、1度セットすると絶対にずれない、手入れが簡単。
こういったマウスパッドに求める要素に不満がありません。
MX MASTER3を使って手が疲れにくくなりましたが、エアーパッドプロによってより疲れにくくなったと思います。
スポンジタイプや布タイプの柔らかな触り心地ではないので好みは分かれると思いますが、硬めのマウスパッドが好きな方にオススメです。
快適なマウス操作のために検討してみては?
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