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2019年06月28日

座面が広くて洗いやすい風呂イス!水が入り込む穴をDIYで塞ぎました

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超久しぶりに風呂イスを買いました。
水垢と足に付いているゴム部分のカビが酷く、激落ちくんで洗うのがしんどくなってきたので買い換えました。

風呂イス

買い替えで私がこだわったポイントは3つ。

1つ目は、洗いやすいこと!
これまで使っていたのは良くある円筒形の風呂椅子でしたが、今回は座面に足が4本付いているものに限定しました。
足がある風呂イスは座面下が大きく開いているので乾きやすく洗う面積が少なく済みます。
掃除の中でも浴室掃除は面倒で仕方ないので少しでも楽にしたいところです。

2つ目は、高さ!
今までの風呂イスが29cmだったので座面の高さは30cm前後で探します。
私は35cmもしくはそれ以上の方が楽ですが、背が低い家族に合わせた高さにします。

3つ目は、座面形状!
座面は丸く窪んでいる形状が理想です。
座面が緩やかに丸く窪んでいると座り心地も良くなります。
座って身体を洗う際に尻が滑って落ちるものは論外。
裸でコケると大きな怪我になるので安定感は大事です。

これらの条件い合う風呂イスを探すことにしました。


店舗をまわって良さそうと感じた風呂イス


風呂イスに限らず、椅子というのは実際座ってみないと座り心地が判りません。
ホームセンターや大型スーパーをまわって一通り座ってみました。

店頭で試して良いと思ったのは、アスベルのS30という商品です。
脚横幅:34.5cm
脚奥行:26.7cm
高さ:32.3cm
座面横幅:27.5cm
座面奥行:22.0cm

若干足がハの字型に広がっているので座面より専有面積が大きくなりますが安定感が良い形状です。
座面の後ろが少し高くなっており、高さ32.3cmはそこを含めての高さになります。
座面の高さは30〜31cmくらいだと思います。
裏側が凹凸の無い洗いやすい形状です。
Ag+という抗菌仕様なので、多少カビが付きづらいと思います。
脚先に付いている滑り止めパーツはゴムと言うよりプラスチックっぽい印象です。
ネット価格は、2,500円前後。

私は安定感があり座り心地が良いと感じました。
背の低い奥様の意見として「座面前部の角に太ももの裏が押し付けられて痛くなりそう」との事でした。
改めて奥様の膝裏から踵までの長さを測ってみると「足短か!」と声が出てしまいました。
もちろん殴られました(笑)
背の低い方は、低いS25の方が良いと思います。
しかし、高さ25cmは私には低すぎて使いづらい・・・

アマゾンのS30ホワイトのサイズ画像が、なぜかS25(高さ25cm)になっています。
間違ったサイズ画像が掲載されているのでご注意ください。

ニトリにも、アスベルS30とそっくりな「裏面も洗いやすい 抗菌風呂いす ブロウ 高さ30cm」という商品があります。
サイズは、幅38.5×奥行33.5×高さ33cm(座面高さは30cm)です。
座面は一般的なサイズですが、脚の広がりがやや大きいので少し場所を取る形状です。
Ag+仕様でパッと見「シール付け替えただけ?」と思うほどアスベル似ていますが、座面から脚に繋がる部分の形状が違います。
値段も1,493円(税込)とニトリの方がお安いです。
アスベルとニトリで座り心地に大きな違いは感じなかったので、コスパ的にはニトリの方がお値段以上な気がします。


買ったのはレックのバスチェア


試し座りしていないレックのBB-403という風呂イスをポチりました。
幅:33.5cm
奥行:26.0cm
高さ:31.0cm
座面横幅:33.5cm
座面奥行:26cm

座っていないのになぜこの椅子にしたのか?
いくつか理由があります。

こちらも若干座面より脚が広がってますが、横方向ではなく前後に広がっている感じです。
横の脚は垂直に近いので無駄に横幅を取りません。
裏側にデコボコが無いのは同じです。
Ag仕様では無いのでカビが心配ですが、抗菌加工でもいずれカビは発生するので良いかと。

店頭で色々な風呂イスを試して、風呂イスは座面が広い方が圧倒的に座りやすいという事に気が付きました。
このBB-403は、座面の横幅が33.5cm、奥行が26cmあり、アスベルS30より広い作りです。
背の高さや体型にもよりますが、奥行きがある方が奥に腰が入るので安心感があります。
座面の左右に余裕があり、身体を回転するように動かす際も尻が落ちる心配がありません。

座面前部に丸みがあり角が無いので、足が短い奥様と子供の太もも裏への当たりが柔らかいだろうと予測。
角がある椅子は太もも裏の圧迫が気になると言っていたので、その点が改善されるはずです。

値段は、他より少し高い3,000円前後です。
長く使う事を考えたら、これくらいなら問題なし。


レックバスチェアBB-403の各部詳細と気になる穴


全体形状は、こんな感じ。
風呂イス 形
座面前部の丸みが良い感じです。
座面は中央の穴に向かって丸く窪んでいます。
凄く窪んでいるわけではないので、水が勢いよく流れる訳ではありません。
他商品も同じだと思いますが、流れ切らない水が少し座面に残ります。

裏側も引っ掛かりが無く洗いやすそうです。
風呂イス 裏側

足先に付いている滑り止め。
風呂イス 滑り止め
アスベルやニトリの風呂イスよりゴムっぽい素材で柔らかめです。
浴室の床を傷つける事は無いですが、カビが付きやすそうではあります。

足先の滑り止めは、引っ張ると簡単に外れます。
後側の滑り止めを取ると穴が・・・
風呂イス 穴

前側の滑り止めを外すと違う場所に穴が開いてました。
風呂イス 滑り止めの中

レビューに、この穴からイス本体に水が入るとの情報がありました。
掃除の度に足先の滑り止めを外して水を抜かないと本体内部に水が溜まったままになりカビが出るそうです。
また、滑り止めパーツの精度が悪く本体との段差があります。
この段差や滑り止めと本体の隙間にカビが発生するそうです。

多くのレビューで「この点だけが不満」と書かれていました。


使う前に穴を塞いでしまいます!


掃除の度に滑り止めを外して水を抜くのは面倒です。
イス内部に水が入って中がカビだらけになるのも嫌です。
なので、使う前に穴と隙間を埋める事にしました。

使ったのは、シャワーフックをスライド式に改造で残っていたコーキング剤です。
1年くらい経ってるから「もう固まってるかな〜」と思いましたが、問題なく使えました。


ざっくりですが、私がやった手順です。
作業前にイス本体と滑り止めにマスキングテープを貼っておきます。
滑り止めと本体の継ぎ目部分をそれぞれぐるっと一周マスキングします。

先ず、1つ目の脚にある穴をバスコークで埋めます。
バスコークを多めに付けて穴を塞ぎます。

そして本体の滑り止めが被さる部分に一周バスコークを付けます。
滑り止めを着ける時に押し出されるので、ここは綺麗に塗らなくても大丈夫です。
滑り止めを抜いた部分(イス本体側)に滑り止めが引っかかる溝があるので、そこもバスコークで埋めておきます。

バスコークを塗り終わったら滑り止めを脚に押し込みます。
すると余分なバスコークが押し出されるので、ヘラで欠き取ってそれを2つ目の脚の穴に入れて穴を塞ぎます。
こうする事で、はみ出したバスコークが無駄になりません。

本体と装着した滑り止めの間をヘラで均して平らになったらマスキングテープを剥がします。
マスキングテープを剥がして継ぎ目がデコボコになっている場合は、指を水で濡らして軽く撫でてやると綺麗になります。
撫でて指先に付いたバスコークは要らない布などで拭き取りながら作業してください。

4本脚全部できたらバスコークが乾く前に軽く椅子に体重をかけてやると滑り止めパーツがしっかり本体に入ります。
体重をかけるとバスコークが少しはみ出します。
そのままでも良いですが綺麗に仕上げたい場合は、再度水で濡らした指で余分なバスコークを擦り取ってください。

綺麗ではありませんが、隙間は埋まりました。
風呂イス コーキング

反対側はこんな感じ。
風呂イス コーキング後
滑り止めと本体に段差があるため面一には出来ませんでした。
綺麗にできなくても水さえ入らなければ良いと思います。

バスコークは空気中の湿気と反応して硬化します。
硬化と言ってもゴムっぽくなるだけでカチカチにはなりません。
数時間放置で問題ないと思いますが、私は念のため1日放置しました。

数週間使っていますが、今のところ水は本体に入っていない模様。
水が入っている状態で椅子を振るとチャポチャポという音がするそうです。
コーキングはちょっと手間ですが、穴や隙間を埋めておいた方が後々掃除が楽になりますよ!


試さず買うのは不安だったけど座りやすくて良かった


今回購入したレックBB-403は、私が行ける範囲の店舗には無かったです。
たかだか3,000円程度で何を大げさに・・・と言われるかもしれませんが、使い勝手悪かったら3,000円のゴミになります。
そうならずに良かった。

予想通り座面の広さが座りやすさに繋がっています。
脚の滑り止めゴムが効いていて意図せずイスが滑る事がありません。
少し重さはありますが、足で押してやれば位置をずらすことも可能です。

家族に聞いたところ、太もも裏への圧迫は全く感じないとの事です。
座面前部が丸くなっているデザインのおかげです。

レビューによると半年くらいで滑り止めが黄ばんでくるらしいです。
ゴムの質が悪いのかも?
黄ばむと見た目が汚く感じるので嫌ですね。

今のところはまだ水を弾いていて、座面に残った水が玉になってます。
半年もすると弾かなくなる気がします。

1〜2週間くらい使うと座面以外の部分が軽くざらついてきます。
これは触らないと解らない程度の軽い汚れです。
シャワーを流しながら手でさっと撫でてやるだけで汚れが取れて椅子の表面がツルツルになります。
円筒形の風呂イスと違って表面積が少なく足も細いので、手で撫で洗いする程度なら1分もかかりません。

ぬめりが出たり汚れが目で確認できるほど放置するとスポンジやブラシで擦り洗いする事になると思います。
スポンジなどで擦ると表面に細かい傷が付き、そこがカビの住処になります。
そうなる前にマメに汚れを落としてあげましょう。

因みにお風呂やキッチンの角に使われているコーキングもブラシでゴシゴシやるほどカビが発生しやすくなると言われています。
コーキング表面に傷が付いてデコボコになり、その溝にカビ菌が入り込むそうです。
カビるからまたゴシゴシする、よりカビの住処が出来る、といった悪循環に陥ります。
私のように椅子と滑り止めの隙間をコーキングで埋めたらカビが付く前に掃除しましょうね。
バスコークには防カビ剤が入っていますが1年ほどで効果が切れます。

この風呂イスは浴槽に引っかけられる形状です。
脚を宙に浮かせて乾燥させれば、脚裏のぬめり対策になります。
裏返して置いても安定するので、逆さにするのもアリだと思います。

風呂イス購入をお考えの方は、参考にしてくださいな!

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posted by ユージュー at 14:07 | Comment(0) | DIY 水周り
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