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2018年02月23日

オムロンUPS「BY50S」のバッテリー交換方法と無料でバッテリーを廃棄する方法

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前回に引き続き、オムロンUPS「BY50S」バッテリーのおはなしです。
今回は、無償提供していただいたバッテリーの詳しい交換方法です。
取り外した廃バッテリーを送料をかけずにタダで引き取ってもらえるお店の情報もあります。

オムロンへの無償提供バッテリー申請方法などは前記事をご覧ください。

オムロン交換用バッテリー

オムロンに申請を出して2日後、交換用バッテリーが佐川急便で送られてきました。
バッテリーが2.5kgあるので、ずっしり重いです。

ダンボール箱を開けると、交換用バッテリーが入った小さいダンボール箱が入っていました。
オムロン交換用バッテリー外箱
箱の上に開封方法が印刷されているので伝票が貼れないのでしょう。
ダンボール箱 in ダンボール箱なのは、コレのせいですね。

箱を横に倒して蓋を下敷きにした状態で中身を引き出すと、バッテリーを落とさずに取り出せると図解されています。
オムロン交換用バッテリー外箱開け方
箱の上に製造年と月が書かれた楕円形のシールが貼ってあります。
バッテリ無償提供サービスを申し込んだのが2018年2月で、届いたのがこの2018年1月製造バッテリーです。
製造から1カ月しか経っていないピチピチのNEWバッテリーを送ってもらえました。

箱横のシールには「MADE IN PHILIPPINES」の文字。
オムロン交換用バッテリー外箱シール

調べると公式サイトに生産国が中国からフィリピンになったというお知らせがありました。
UPS本体、交換用バッテリー、ケーブルなどが中国製からフィリピン製になった模様です。

箱を開けると、説明書が入っています。
説明書の下にバッテリー本体があるので、箱上に書いてある説明通り箱を横倒しにして取り出しましょう。
足の上にバッテリー落とすと骨折するくらいバッテリーが重いので気を付けてください。
オムロン交換用バッテリー外箱開封

中身を全て取りだしました。
オムロン交換用バッテリー箱の中身
内容物は、以下の通り。
・個人情報の利用目的について
・UPSリプレイスサービスの案内
・取扱説明書
・バッテリー交換日を書くシール
・バッテリー本体
・UPS本体のバッテリカバーに使う小ネジ
小ネジは、UPS本体(バッテリーカバー)に付いていますので再利用できます。
紛失した時用の予備として同封されているのでしょう。

新バッテリーにも薄いプラカバーが付いていました。
プラカバーはビニールテープでベッタリ貼られています。
オムロン交換用バッテリー


UPSのバッテリーを入れ替えます


バッテリー交換手順は、UPS本体の説明書およびバッテリーの説明書にありますので一通り読んでから作業しましょう。
説明書を読むのが面倒な方は、以下の手順を参考にしてください。

UPS本体の下にあるバッテリーカバーのネジをプラスドライバーで外します。
ネジを緩めるのは、ドライバーを反時計回りで。
写真のように本体を横に倒した方が作業しやすいです。
upsのバッテリーカバー

ネジが外れたら、カバーにある2カ所の爪部分を軽く指で押しながら上にスライドさせます。
バッテリーカバーの爪

カバーを外すと「このタグを持って、赤い線まで手前にひいてください」と書かれたビニール製ラベルが見えますので、ラベルを引っ張って赤い線が見えるところまでバッテリーを引き出します。
バッテリー引き出し

片手でバッテリーを押さえながらもう片方の手で、@赤いケーブル(+)⇒ A黒いケーブル(−)の順に引き抜きます。
バッテリー端子を外す
硬くて引き抜けない場合は、上下にゆすりながら引っ張ると緩みやすいです。
コードを引っ張るのではなく、コネクタを持って抜いてください。

どうしても硬くて抜けない場合は、ラジオペンチなどを使って抜きましょう。
ペンチを使う場合は、コードやコネクタを傷めないようペンチの先にあて布をしてください。

コードが抜けたら、バッテリーを完全に引き抜きます。
重いので落とさないよう注意してください。

新旧のバッテリーを並べてみました。
バッテリー比較
新しいのが左の黒色、元々内蔵されていた古いのが右の灰色です。
おそらくバッテリーメーカーが違います。
新バッテリーに「フィルムテープをはがすべからず!」という警告シールがあり、はがせないのでメーカーは確認できませんでした。

新バッテリーを赤い線までUPSに差し込み、@赤いケーブル(+)⇒ A黒いケーブル(−)の順に差し込みます。
オムロン交換用バッテリー接続
ケーブルを差し込む際に、バチッと音がする事があるそうです。
私がやった時は、全く鳴りませんでした。

<プラスとマイナス、どっちが先?>

車のバッテリーを外す時は、−が先で+が後です。
取り付ける時は逆で、+が先で−が後です。
車は車体がマイナス(アース)になっているので、マイナスを先に外す際に誤って金属工具が車体に触れてもマイナス同士なのでショートせずに済みます。
プラスを先に外すと誤って工具が車体に接触した時、ショートする危険性があります。
この理由から車のバッテリーはマイナスから外す、付ける時はプラスからが一般的です。

オムロンのUPSは、コード先端にあるコネクターにビニールカバーが付けられているのでショートしづらい構造になっています。
ショートする危険性が無ければ、+−どちらから接続しても問題ないはずです。
あえて順番を逆にする方は居ないと思いますが、万が一コネクタを刺す順番を間違っても刺し直す必要はありません。

上位機種のBY80Sは、+−が1つのカプラーになっていて同時接続です。
APC社のUPSは車と同じで−+順に外して、+−順で取り付けるよう説明書にあります。
BY50Sは、きっとコード着脱のしやすさを優先して常に+の赤ケーブルを先に着脱するよう指示しているのでしょう。


接続する順番より、コネクタがバッテリー端子にしっかり刺さっている方が重要です。
コネクターがバッテリー端子の奥まで刺さっているかよく確認してください。

問題なければ、バッテリーをUPS本体に押し込みます。
交換用バッテリーを入れる

バッテリーが収まる穴には左右に若干隙間があります。
5mm程度なら大きいバッテリーても入ると思います。
奥行きはギリギリなので、少しでも長いバッテリーを入れるとカバーが付けられません。

バッテリーカバーは、外した時とは逆に上からスライドさせて差し込みます。
オバッテリーカバー差し込み

カバーがしっかり入ったら、ネジを締めます。
バッテリーカバーのネジ

設置していた場所にUPSを戻して必要な機器に接続したら、電源ボタンの透明カバーをパカッと開けてスイッチオン!
UPSの電源を入れると「FU」と表示され、自己診断テストが始まります。
すぐに「On」表示に切り替わり、正常運転になります。

BY50Sは電源を入れたままバッテリー交換可能ですが、今回は掃除を兼ねて全て取り外した状態で入れ替えました。
運転状態のまま交換した場合は、バッテリー交換後に「ブザー停止/テスト」ボタンを5秒〜9秒間押しつづけます。
ブザーがピッピッ(断続音)と鳴り始めたらボタンを離してください。
約10秒の自己診断テストが実施された後、正常運転に戻るはずです。
ブザーを鳴らしっぱなしでバッテリー交換する人は居ないと思いますが、その場合も自己診断テスト完了後にブザーと警告灯が停止します。


バッテリーを機器に繋がず放置してはいけません


新しく手に入れたバッテリーをUPSに繋がず放置するのはオススメしません。
バッテリーは機器に接続していなくても自然放電します。
半年〜1年くらいで放電しきった状態(深放電)になる可能性があります。
一度限界まで放電したバッテリーは、再充電しても本来の性能に戻りません。

店頭の車用バッテリーは、半年くらいで入れ替わります。
在庫はメーカーが回収して点検・補充電して再出荷されています。
1年以上売れずに放置されたバッテリーは、セール品として売られることがあります。
カーバッテリーなら1年くらい補充電なしでも大丈夫だと思いますが、それ以上放置するメーカーは少ないはずです。

UPSの新品バッテリーも製造からどれくらい経っているか、どういう環境で保管されていたかによって蓄電量が変わってきます。
今回届いた交換用バッテリーは、1カ月前に製造(もしくは点検・補充電)されたもので蓄電量は65%ほどでした。
電源を入れて2時間で100%まで充電されました。

バッテリーは、瓶詰め食品のように開封しなければ鮮度が保たれるものではありません。
寿命を縮めないよう、早めにUPSに繋ぎましょう。


お金をかけずに廃バッテリーを処分する!


取り外した古いバッテリーは、届いた交換用バッテリーの箱に入れてオムロンに返送すれば引き取ってくれます。
説明書と一緒に「UPSリプレイスサービス引取依頼書」が入っています。
新バッテリーが送られてきた箱に旧バッテリーと、必要事項を記入したUPSリプレイスサービス引取依頼書を入れて返送します。
「UPSリプレイスサービス引取依頼書」は、こちら「オムロンリプレイスサービス」からダウンロードする事も可能です。
引き取りは無料ですが、返送するための送料はかかります。

オムロン製なら古いUPS本体(バッテリー込み)も引き取ってもらえます。
オムロン製UPSを購入した時の納品書や保証書のコピーがあれば、他社製UPS本体でも引き取ってもらえますが、容量は同程度のものに限られます。
他社製バッテリーのみの引取りは行っていません。

各UPSメーカーは、自社UPSバッテリーの回収をしています。
送れば無料で処分してくれますが、送料はユーザー負担です。
バッテリーは重いので送料が高くなります。

そこで、近所で無料回収してくれるところがないか調べました。
カー用品店で引き取ってもらえた方も居るようですが、基本車のバッテリーしか引き取りしていません。
近所にある幾つかのカー用品店に聞きましたが、やはり車のバッテリー以外は引き取れないと言われました。

ガソリンスタンドも車のバッテリーのみというところが多いです。
店員さんの裁量で引き取ってくれる場合もありますが、通常はダメっぽいです。

カー用品店の他にバッテリーを販売しているのは、オートバイ用品店です。
オートバイ用品店NAPSの公式サイトを確認すると「2輪バイクの不要バッテリーを無料で引き取ります」と書かれています。
BY50Sに内蔵されているバッテリーは、原付に使用されるバッテリーサイズです。

店頭へ持って行き「これ引き取りしてもらえますか?」と聞いたところ「良いですよ〜」と、あっさり引き取ってもらえました。
タダで処分できて良かった・・・。

2りんかんも無料回収しているので、近所に店舗がある方は電話などで確認してください。
街のバイク屋さんでも引き取ってくれる店はあると思います。
UPSに使われる小さいバッテリーは、オートバイ関連のお店に持ち込むのが正解かも。

バッテリー回収業者さんや廃品回収業者さんも、探せば近所にあるはずです。
持ち込むと無料回収してくれる業者さんが多いです。
持ち込みお断りの店もあるので、HPなどを確認してから行きましょう。
大量にバッテリーがある場合は、キロ数十円で買い取ってくれる業者さんもあります。

軽トラで「不要な家電引き取ります〜」と放送しながらウロウロしている廃品回収業者さんにお願いすると無料で引き取ってくれます。
バッテリーに錆が出ている場合は、有料になる場合があるそうです。
錆が出ていなくても処分費用として数千円請求してくる悪質業者もいますので、バッテリーを渡す前に有料か無料かを確認しましょう。
うるさい放送を垂れ流しながら近所をウロウロされるのが嫌な方は、利用しない方が良いと思います。
廃品回収業者さんは回収率が高い地域からは離れません。

バッテリーを引き取ってくれる店が近所にあれば良いですが、そうでない方は宅配便などで送るしかありません。
電解液が内蔵されたバッテリーは腐食性物質なので、航空便では送れません。
バッテリー回収業者の中には伝票をネット販売している店もあります。
少しでも送料を抑えたいなら、そういったサービスを利用するので手です。

自治体では、廃バッテリーを回収していませんのでゴミ集積所に出してはいけません!
不法投棄は5年以下の懲役、もしくは1,000万円(法人は3億円)以下の罰金、又はその両方に処せられます。


オムロンはアフターサービスが良い


今回タダで交換用バッテリーを入手しましたが、交換用バッテリーには保証が付きません。
無償交換したのに1〜2カ月でまたバッテリ交換ブザーが鳴ったら、不良品扱いで再度交換してくれると思いますけどね。

UPS購入から2年でバッテリー交換ブザーが鳴ったのには驚きましたが、交換用バッテリーが素早く届いたので、いつブザーが鳴るかドキドキせずに済みました。

バッテリー交換は非常に簡単なので、苦労しないと思います。
今回は接続を全て外した上に撮影しながらの作業だったので10分以上かかりましたが、接続したまま交換するなら5分もかかりません。

オムロンでは「バッテリ無償提供サービス」の他に、保証期間内の修理時に使える「交換品先出しサービス」もあります。
本体が故障した時に交換品を先に送ってくれるもので、早く復旧させたいとか、復旧作業を1回で済ませたい方向けのサービスです。
どんだけ親切なんだよ!って感じですね。

今回入れ替えたバッテリーが4年くらいもってくれると良いんだけどなぁ〜。
2年+4年で計6年使えれば、本体を新しく買う時期かと思います。
次は安い互換バッテリーを買うかも知れませんが(笑)

どれくらいバッテリーがもつかは環境要因もあると思いますが、今回の事で内臓バッテリーの違いもあるのでは?と感じました。
ロットにより内蔵バッテリーが違い、当たり外れがあるのかも知れません。
UPSはバッテリーが命ですから、品質が良いバッテリーを積んでおいてほしいですね。

以上、UPSのバッテリー交換でした。
パソコンワークをされている方は、UPSで電源ロストに備えましょう!

(※2018年7月18日追記)
オムロンから「オムロン無停電電源装置(UPS)BYシリーズをお使いのお客様へ」というメールが届きました。
BYシリーズの一部の部品に製品環境基準を超える物質が検出されたようです。
日本の基準では問題ないものの欧州連合(EU)の基準に引っかかった模様。

対象製品のシリアル番号は公式サイトで確認できます。

無償交換の受付はこちら

バッテリーは対象外なので、無償交換は本体のみとなります。
急ぎの方は本体のみを送ってもらうのも可能なようです。
私のシリアルを調べたところ対象外でした。

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posted by ユージュー at 11:50 | Comment(0) | PC 無停電装置(UPS)
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