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2018年02月15日

ドラクエ11はヌルゲーだけど楽しかった!子供から大人まで楽しめる優しい作り

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僕らは、夢中で勇者だった。
そして今、ふたたび「勇者の時」が動き出す!

って事でドラクエ史上、最高傑作と仰る方も多いドラクエ11(PS4版)をやりました。
すべてクリアした上での感想です。

ドラクエ11

結論としては、すんごく楽しめました!
ドラクエは、ひたすら戦闘させられるイメージがありますが、今作の戦闘は非常に簡単です。
フィールドを歩いているとモンスターがウロウロしているので、触れると戦闘が始まるシンボルエンカウントというやつです。
フィールドを歩いていると突然戦闘が始まるランダムエンカウントでは無いので、急いで目的地に向かいたい時は敵を避けて進めます。

戦闘したくない時に避けられるのは素晴らしいですが、ダンジョンの最下層まで敵と戦わずに行けちゃうのはどうなん?と思いました。
要所に通せんぼしているモンスターも時々いますが、ほとんどはスル―して進めます。
楽ですがダンジョンのドキドキ感が薄れてしまってます。

戦闘もオート設定すれば自動で戦ってくれます。
コマンドをイチイチ選ばずに済むので楽ちんです。
それほどAIがお利口じゃないので、ボス戦など自分の思い通りに動かしたい時だけ手動コマンド選択に切り替えました。

モンスターは全般的に弱めで、ヒィヒィ〜言いながら城まで帰ることはありませんでした。
全滅しそうになりながらダンジョン出口に向かうという状況もなく、ホントにあっさりしています。
イベントを進める途中でウロウロしているモンスターと戦っていれば、苦労せずにエンディングまで進める難易度です。

それほどレベルアップを頑張ってないのにキャラが死にそうになる事がないので、ずっと「レベル上げすぎ?」と思いながら進めました。
ゲーム好きには闘い応えがないかも知れません。


ゲーム開始直後に感じた事


最近のゲームは、キャラボイスがあるのが普通です。
ドラクエ11を始めて最初に感じたのは、声(ボイス)がない違和感です。

「そう言えばドラクエって文字を読むタイプのRPGだったな〜」と思いだしましたが、グラフィックが綺麗になったのもあり、ボイスなしが気になりました。
敢えてボイスを入れていないのだと思いますが、ちょっと古い印象。

少し進めると昔ながらのドラクエ感があり王道のJRPGと感じます。
昔のドラクエとやる事が変わってないので、もう少し進化させても良かったん気もします。
若干古臭い感じがしちゃうんですよね・・・

ところがストーリーを進めて行くとあら不思議!
ボイスがない違和感や、古臭さを感じなくなります(笑)


ストーリーが良い!


ドラクエと言えば、ストーリーの良さです。
今作もそこはしっかり押さえてます。
基本的にはお使いゲーなのですが、飽きさせない展開でやらされてる感が少ないです。

ただ、物語の始まりだけは唐突すぎて「は?」となりました。
主人公の気持ちが全く描かれておらず「あんた他人が居るところでそれ言うか?」「いきなりそんな事言われても・・・」と思っている内に強制的に物語が進みます。
導入部の展開が速すぎて、気持ちが付いていきません。
冒険を始める切欠のとても重要な部分なので、もう少し丁寧にイベントを作って欲しかった。

それ以外は、とても良くできたお話です。
RPGっぽいお決まりの流れですが、楽しく進められました。
基本は真面目なお話ですが、クスッと笑えるエピソードも散りばめられています。

今作で凄いのはクリア後!
ドラクエは毎回クリア後も遊べる要素がありますが、今回はただ強い敵が出てくるだけではありません。
クリア後が本編かよ!ってくらいのボリュームがあり本当に長く楽しめます。
どんなものかはネタバレになるので書きません。
クリア後のお楽しみという事で!


個性的な仲間キャラが良い!


仲間になるキャラは、どのキャラも個性的で魅力があります。
キャラの見た目や、好き嫌いでスタメンは決まってくると思いますが、私は全員スタメンにしたいくらいでした。

パーティーキャラが多いと使えないダメキャラが出てくるものですが、全員有能キャラです。
どのキャラを組みあわせても良い感じに戦ってくれます。
「主人公なしでも何とかなったんじゃね?」と思えるほど有能です(笑)

万能型の主人公は何でもそつなくこなしますが、個性がないので魅力が薄い印象です。
見た目が好きになれれば良いですが、私は大人しいおぼっちゃん感があまり好きになれませんでした。
主人公なのに、周りに流されて行動する感じなので、もう少し積極的に仲間を引っ張る積極性が欲しかった。

ドラクエシリーズの主人公は、プレイヤーの分身なので「個性を付けず、発言しない」というのが堀井雄二氏の昔からの考えです。
ドット絵の頃はそれでよかったんでしょうけどね・・・
グラフィックがここまで進化すると、何考えてるのか良く解らない不思議ちゃんに見えます。
ハッキリ主人公の性格付けをしても良かったんじゃないかな〜。


キャラの動きが良い!


主人公や主要キャラ、敵のモーションが非常に良いです。
自然で滑らかに個性的な動きをします。
特にモンスターの動きはイラストのイメージを崩さない動きで、モーションデザイナーのこだわりを感じます。
イラストでは見えない部分も3Dモデルが作られていて、キャラがひっくり返って死ぬ時にモンスターの汚いパンツが見えたりします(笑)

戦闘中に主人公を自由に動かせる設定にすると、モンスターの後ろに回り込めます。
しかし、動かしてもメリットはありません。
動ける理由が色々な方向から敵を見れるだけなのが残念なところ。
システム的に積極的に動く理由があれば良いのですが、何も無いので最初の数回だけ動かしただけでした。
おそらくずっとオートカメラでプレイする事になると思います。

ほとんどのモーションは自然で素晴らしいのですが、2つだけ気になるところがありました。

1つ目は、主人公のジャンプモーション!
マップ移動中にジャンプが出来るのですが、予備動作がなく不自然で恰好悪いジャンプモーションになってます。
予備動作とは、ジャンプするには膝を曲げる動きのこと。
膝を曲げずにジャンプできる人間は居ません。
勇者の特別な能力なのかな?(笑)
新人がモーションを作ったのか知りませんが「ファミコンかよ!」と突っ込みたくなるくらいダサイジャンプです。

また、ジャンプ中に何かに引っかかると、そのポーズのまま空中で固まるのも気になります。
ジャンプポーズのまま空中で浮いている状態になるので、バグってるみたいになります。

2つ目は、戦闘終了後の気をつけ!
戦闘終了後に全員で揃って気をつけの直立ポーズになってから、戦闘終了用のポーズモーションに入るのです。
せっかく個性的で自然な戦闘終了用モーションがあるのに、この気をつけポーズによって滑稽に見えます。
戦闘の度に見るモーションなので、もっと上手くモーションを繋げられなかったのかなぁ?と思っちゃいました。

気になったのはこれくらいです。
他のモーションが良いだけに、ごく一部の不自然な部分が目立ちました。


ゲームをしていて気になったところ


レビューなどにも良く書かれていますが、カメラがダメでした。
ニアクリップ処理が酷いです。
ニアクリップとは、カメラの真ん前に背景やマップ上の設置物が来た時に邪魔な物体を消す処理の事です。

キャラとカメラの間に背景物が入り込むとキャラが背景物に隠れて見えない状態になります。
そうなる前に普通はクリッピングという処理をして、プレイヤーを隠す障害物を画面から消します。
キャラが見えない状態では、操作が出来なりますからね。

今作ではこの処理ができておらず、木がカメラの真ん前にドアップで表示されたり、柱や壁が画面を埋めつくしてプレイヤーが見えない状態が起こります。
特に室内を移動している時に、このキャラが見えない状態が頻繁に起こります。
カメラを背景に掛からないよう強制的に移動させている場所もありますが対応が不十分です。
NPCキャラは、ちゃんとクリッピング処理されてるのに背景はやっていません。

カメラを動かすことで回避できる事が多いですが、どうやっても無理な場所もありました。
見えないからと頻繁にカメラを動かしていると、3D酔いすると思います。
カメラに酔う方はカメラの動きをゆっくり設定にしてみてください。

カメラがダメなのは、コナミカメラのせい?
コナミが持っていた俯瞰視点で壁を透過表示する特許、通称「コナミカメラ」は、2016年の5月15日に20年の有効期間を終えています。
ドラクエ11の発売は2017年7月29日なので、この特許のせいでカメラ制御が上手く行かなかったとは思えません。
コナミカメラ特許が期限切れになるのは随分前から解っていますから、それを見越した開発が可能だったはずです。
そもそも、コナミカメラ特許を侵害せずに何とかしてるソフトはいっぱいあります。

武器や防具の持ち数表示が不親切極まりない!
今作では、武器を加工する事で強化できます。
例えば「皮のたて」を鍛えると「皮のたて+3」となります。

強化した「皮のたて+3」を持っていても、店で購入する時に「皮のたて」の持ち数は、なぜか0個と表示されてしまいます。
「あれ?皮のたて持ってなかったかな?」と思って買うと、「皮のたて+3」に強化してるのを持っていた・・・という結果になり無駄遣いさせられます。
同じ「皮のたて」なのに、強化していると持っていない扱いになるんです。

RPGはアイテム数が多いので、どれを持っているかは表示を頼りにします。
そのための持ち数表示なはず。
「持ち数:0個」という表示に何度も騙されました。

持ち数表示が当てにならないので、強化した同じ名前の装備がないかアイテム一覧を開いてイチイチ確認せねばなりません。
何ページにも渡る装備品から強化された武器がないか探すという面倒くさい作業が必要となります。
持ち数を表示の意味がねぇ!
強化した装備がある場合は装備名の色を変えるとか、何かしらやりようがあったはずです。

親切メッセージの中に、コレ必要?というものもありました。
要らないアイテムを売ろうとすると「このアイテムを売ると二度と手に入りませんがよろしいですか?」と聞いてくれます。
「これ大事なアイテム?」と思わせますがそうではなく、ほとんどのアイテムは敵から盗んだり戦闘後に落とす宝箱から手に入れられます。
このメッセージが出るアイテムを売らずに持っておいても後々使う事はありません。
全アイテムをコンプリートするつもりなら1個は残しておいた方が良いと思いますが、アイテムコンプしない人が持っていても意味がありません。

本当に大事なものはグレー表示になっていて売れませんので、お金が足りない時に売れるものは売って構いません。
今作はさほどお金に困る事がないので、売らなくても何とかなると思いますけどね。

ボーガンというイライラシステム!
フィールド上でボタンを押すとボーガンを撃って遠くの敵を引き寄せられるのですが、このシステムがダメです。
アイテムを拾うためにボタンを押したらボーガンを撃って敵を引きよせるとか、敵と接触する時に先制攻撃するためにボタンを押したら遠くの敵にボーガン撃つとか・・・度々ミスショットが起こります。
ユーザーが意図しない行動をしてくれるので、イライラさせられます。

このボーガンシステムは要らなかった。
せめてボタンを分けてくれれば、ミスショットは防げたのに。
ボーガンに関するミニゲーム的なのもあったけど、面倒なだけで面白くなかったです。

れんけい技システムが残念!
戦闘中キャラにある程度ダメージが入るとゾーン状態になります。
ゾーン状態とは、ドラクエ8、9、10にあったテンションと同じような扱いです。
ドラゴンボールで言うところのスーパーサイヤ人状態で、ゾーン状態中は各能力がパワーアップします。

パーティーの中にゾーン状態のキャラが複数人いると「れんけい技」が出せますが、ほとんど出す機会がありません。
戦闘中に突然ゾーン状態になるので、ここぞという時にれんけい技を出すのも難しい。

れんけい技の種類が多いのに、オートバトルにしていると同じれんけい技ばかりが出ます。
ほとんどのれんけい技を見ないままエンディングを迎えます。
れんけい技を見るためにマニュアル戦闘にして、見ていないれんけい技を選ばないと全部見れないんじゃないかな・・・
各キャラが持っている「とくぎ」や「じゅもん」による攻撃が強いので、れんけい技を出す意味が薄いというのもあります。

れんけい技を自動で発動する設定していると、雑魚に向かって強力なれんけい技を繰り出すアホAIもいただけません。
こんな雑魚に向かってれんけい技だすなよ・・・となります。
せっかく派手でカッコイイ専用演出があるのに出したい時に出せない、出さなくて良いとこで発動するという残念システムです。

最悪なのは、「○○○のれんけい技で、○○○というモンスターを倒せ」というおつかい。
指定されるれんけい技は、出せるキャラが決まっています。
それぞれのキャラが、そのれんけい技を出すために必要な技を覚えている上で、そのキャラがゾーン状態になっていないと出せません。
もうこの時点で解りづらい・・・。

指定のれんけい技を出すには、特定の複数キャラをゾーン状態にせねばなりません。
敵に攻撃してもらって体力を削ってもらえないとゾーン状態になりません。
ゾーン状態になったら控えキャラにして、無理矢理ゾーン状態をキープするというプレイを強要されます。

控えキャラにできればまだ良いのですが、パーティーが4名以下の時にこのれんけい技おつかいが出されます。
パーティーが4名以下の時は、控えキャラにできません。
れんけい技を使う複数キャラが同時にゾーン状態になるまで、やりたくもない戦闘を延々繰り返さねばなりません。
やっとのことでれんけい技が出せる状態になっても、トドメをれんけい技で刺さねばならないおつかいもあります。
れんけい技を出して敵が倒れなければ、またゾーン状態になるのを待たねばなりません。

もう、運ゲーとしか言えない状態で、「これ考えたやつバカだろ!」と思いました。

ドラクエのシステムは基本親切丁寧なので説明書を読まずともプレイできますが、上記のようなダメな部分ではストレスを感じます。
ちょっと工夫すれば、快適になる部分がちょこちょこあります。
どれも改善するのにそれほど難しい処理が必要とは思えませんが、それぞれに予想もつかない理由があったのでしょう・・・


音楽はイマイチ


音楽は全体的に良くありませんでした。
これまでのシリーズの中で1番ダメかも。

ドラクエ11の代表になるような曲がありません。
どれもなんか普通で、目新しくない感じです。
聞いていて邪魔になりませんが、ノリノリにもならない。
また、曲数が少ない気もします。

このシーンで専用の音楽があったら、もっと盛り上がるのになぁ〜と感じる場面が何度もありました。
またこの曲か・・・って感じ。
イベントシーンでの曲の使い回しが酷かったです。

すぎやまこういち氏が、もうおじいちゃんだから曲数作れなかったのかもですが、もう少し頑張ってほしかったです。


馬レースがつまらん!


とある場所で馬に乗ってレースに参加できるのですが、このレースの賛否が分かれています。
アクションゲームはやらないけど、ドラクエだからやるというユーザーも少なからず居ると思います。
ドラクエは誰でもできるRPGという安心感を裏切るのが馬レースです。

馬レースはゲーム内のちょっとしたミニゲームなのですが、アクションゲームになってます。
クリアするだけならアクション下手でも何とかなると思いますが、レアアイテムを得るためのレースは非常に難しい。
レースに挑戦するのにお金が必要なので、お金がないと練習もできません。
アクションゲームが苦手な方には無理でしょう。

「こういうのやりたくないからドラクエを買ったのに!」、「ドラクエにこういうのは要らない!」、「こんなのドラクエじゃない」といった意見が多くなるのも頷けます。

普段アクションゲームをやる私でも、「この馬レースは無いわ」と思いました。
練習して上手くなってもゲーム本編には生かせないので、頑張り甲斐がありません。
レース中、ミスしないように操作するしか勝つ方法がないのがダメなところ。
ハッキリ言って、苦行でしかありませんでした。

ひたすら金を使って、何度も何度もレースをするしか上手くなる方法がありません。
速く走れるようになるアイテムなどの救済もないので、いくら頑張ってもできない方が出てくると思います。
倒せない敵が居ても時間を使ってレベルアップすれば倒せるようになるのがドラクエらしさだと思いますが、らしくない作りです。

本編を進めるためなら上手くならなくても良いのが救いでしょうか。
馬レースを諦めると貴重なアイテムが手に入りませんけどね。
練習するのが嫌なら、はなからアイテムは諦めましょう。
時間の無駄です。

なぜこんなしょーもないレースゲームを入れたのか本当に疑問です。
同じレースならFF15のチョコボレースの方がよっぽどマシです。
あっちは、チョコボの能力をアイテムで底上げできますからね。

1番難しいレースもクリアしましたが、今作で1番つまらなかったのが馬レースです。


総合的には


クリア後のおまけも含めて、非常に満足度が高かったのは事実です。

不親切な表示や面白くないミニゲームもありますけど、それを補う面白さはあります。
ドラクエ30年の集大成というフレコミですが、本当に集大成という感じです。
気が付くと数時間やっていたという時間泥棒ソフトで、寝不足になりました。

今作は、全体的に難易度が低めです。
敵も弱めで相当無茶しない限りはパーティーが全滅することがありません。
敵を避けて進む事ができるので、ピンチの時は敵を避けて目的地に辿り着けます。

武器や防具を作るための素材集めやおつかいをしていると、どんどんレベルアップします。
簡単にレベルアップするので、メタルスライムの有難みが薄れた気もします。
レベルアップに苦労しないのが良いのか悪いのか・・・賛否が分かれそうです。

シナリオに沿って進むと無駄なくほぼ全てのマップを周るようになっています。
敢えて指示されていないところに行く自由もあります。

懐かし補正が無い新規ユーザーでも十分楽しめる内容で、難易度が高いゲームは無理な女性やお子様でも気軽にプレイできると思います。

所々古さを感じる部分もあります。
ボイスが無いのもそうですが、何で4人しか戦闘に参加できないのか?
昔はハードの限界もあって仕方なかったのかもですが、今なら全員参加の戦闘が出来るはず。
4人までしか出せない戦闘システムという無言のルールを押しつけられている感じです。
それがドラクエだからと言われたら、それまでですが・・・

こういった古臭さも含めてドラクエらしいドラクエでした。

新しい事をやりすぎると「こんなのドラクエじゃない」と言われるし、これまでのままだと「古臭い」と言われる。
この辺のさじ加減がシリーズの難しいところでしょうね。
FFは毎回新要素を入れてきますが、ドラクエは「ドラクエらしさ」に重きを置いているのでしょう。

ゲームデザイン&シナリオが堀井雄二氏、キャラクターデザインが鳥山明氏、音楽がすぎやまこういち氏という組み合わせは、今作でラストかも知れません。
堀井雄二氏は64歳、鳥山明氏は63歳なのでまだ数本は作れると思いますが、すぎやまこういち氏はもう86歳とご高齢でバリバリお仕事をする年齢ではありません。
まぁ、音楽は他の人でも代わりができそうですが、ドラクエらしい音楽を引き継ぐのは大変そうです。

同じタイトルのゲームが30年続いたのも凄いですが、ずっと同じメインスタッフでやっているのも凄い事です。
皆さんもう死ぬまで仕事しなくても良いくらいリッチなのに続けているのも凄いです。

ドラクエ10はオンラインゲームですが、ドラクエ11は昔ながらのオフラインゲームです。
DLCがなく、全部を1パッケージに詰め込んだソフトなのでオンライン環境がない方でも全部楽しめます。
DLC盛りだくさんなFF15とは対照的的ですね。


発売時に特定のお店で買うと付いてきた「なりきんベスト」や「しあわせのベスト」は必要ありません。
すぐに強い装備が手に入るので、あっても最初の数時間しか使わないでしょう。

RPGとしては目新しさがなく絶対やっておくべきソフトとは言いませんが、買って損しない良作だと思います。
3DS版でも同じ面白さが味わえると思いますが、綺麗で派手なPS4版をオススメします。

全部クリアしてからネットに上がっている攻略情報を見たところ、3DS版とPS4版の情報がごっちゃになっているサイトが幾つかありました。
3DS版とPS4版では、宝箱の位置などが微妙に違います。
攻略情報を見る場合は、どっちの情報か明確に記載してあるサイト参考にした方が混乱しないと思います。


※ここから下は、コンプリートするのに苦労した部分の攻略法です。
※システム的なネタバレがありますので、知りたく無い方は読まないでください!

全員最高レベル、全パネルオープン、全アイテムゲットなど、できる事は全部コンプリートしました。
コンプリートするのに大変だった攻略方法を少し書きます。

今作はキャラがレベル99になってもスキルパネルが埋まりません。
そこで、スキルのたねを落とすモンスター狩りをせねばなりません。

狩るのはユグノア地方に居る、「てんのもんばん・邪」ってやつ。
こいつは天候が雨の時しか出てきません。
雨になるまでキャンプで寝泊りを繰り返しましょう。

てんのもんばんが出るポイントは、ユグノア地方のキャンプ場周辺です。
私がオススメするのは、キャンプ場から南に下ったユグノア城入口の坂道からキャンプ場までにある3軒くらいある崩れた建物前です。

てんのもんばんは、ウロウロしていません。
建物前の道路沿いを行ったり来たりしていると、上からてんのもんばんがドンッ!と降ってくるポイントが3か所あります。
出現ポイントにキャラを移動させてやる必要がありますので、馬に乗ってウロウロするのが良いでしょう。

ここでひたすら狩る事でスキルのたねを手に入れて足りないスキルポイントを補います。
他にもスキルのたねを落とすモンスターは居ますが、おそらくてんのもんばん狩りが1番効率が良いです。

私のてんのもんばん狩りのおすすめは、カミュ、主人公、マルティナ、セーニャというパーティーです。
MP自動回復アイテムを付けておくと、MPが枯渇しないので雨の間ずっと狩る事ができます。

カミュを先頭にして、なるべく攻撃を受けるようにします。
カミュがゾーン状態になったら、主人公のスキル「ゾーン必中」でゾーン状態にして、れんけい技の「お宝ハンター」を使うと、ほとんどの場合スキルのたねが奪えます。
お宝ハンターを使っても、たまに奪えない時もあります。

ゾーン状態になるのに少し時間がかかるので、ゾーン状態で無い間は戦闘後に落とす宝箱を狙います。
宝箱を落とす確率を上げるために、カミュに「海賊王の首飾り」を付けます。
ソウルには「ラッキーベスト」を着せて、アクセに「うさぎのしっぽ」×2個付けます。
うさぎのしっぽを量産して全員に付けても良いと思います。
うさぎのしっぽは、同じ場所に出るツノがついた兎を狩っても手に入ります。

マルティナとセーニャには、「メダ女の制服」を着せます。
戦闘後の宝箱を落とす確率を上げる装備を複数着けて挑みましょう。

それでもなかなかスキルのたねを落としてくれませんが、ひたすら狩るしかありません。
てんのもんばんからは天使のソーマも盗めるので、たまに盗んでおきましょう。

回復役のセーニャだけ「いのちだいじに」にしておき、他キャラは「バッチリがんばれ」で良いと思います。
ずっと「ぼうぎょ」にして敵からの攻撃を受け、ゾーン状態になるのを待つ手もありますが時間がかかります。
その間に何度も戦闘して戦闘後の宝箱を狙った方が、効率が良いです。

このスキルのたね集めは時間掛かりました・・・
半日〜丸1日くらい狩り続けないと全員のスキルパネルは埋まらないはずです。
レベルマックスなのにスキルポイントが足りないのは、いただけません。

スキルパネルの他では、アイテムコンプも面倒でした。
上に書いた不親切表示のせいで、どれを買ったか買ってないかの見極めがつきません。
金にモノを言わせて全店で全商品を買いまくって何とかしましたが、こういうしょーもない部分で無駄に苦労しました。

コンプするのは大変だと思いますが頑張ってください!



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posted by ユージュー at 01:11 | Comment(0) | ゲーム PS4
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