ふすまパンミックスの悪口みたいなタイトルですが、誤解しないでください。
あくまでも私はイマイチだったという事です。
あのモサモサボソボソの食感がどうしても無理で、私には美味しく感じられませんでした。
ふすまパンミックスが美味しいと仰る方も居りますので、ご自分の舌で評価してください。
私には不評なふすまパンミックスですが、お好み焼きにしたら美味しゅうございました!
現在低糖質パンは、強力粉・大豆粉・小麦グルテンを使っているので、ふすまパンミックスは入れていません。
ふすまミックスを入れると糖質は下がりますが、食感が悪くなるので使うのを諦めました。
しかし、ふすまパンミックスが結構残っています。
捨てるのは勿体ないので、何かに使えないか考えました。
粉モノと言えば
粉を使う料理と言えば、お好み焼き、たこやき、てんぷらなど色々あります。
その中でふすまパンミックスに合っていると思ったのが、お好み焼きです。
お好み焼きって粉モノの代表みたいなイメージですよね。
関東のお好み焼きは、粉の量が多い店ばかりです。
そのせいで生地感が強いお好み焼きしか食べた事がない方が多そうです。
関西のお好み焼きは、生地の量が非常に少ないです。
店や家庭によって配分が違うので一概には言えませんが、全体的に生地は少なめです。
近くに関西人が居たら聞いてみてください。
生地は、キャベツに薄く絡まる程度がGOOD!
最初に見ると、これでお好み焼きになるの?と思うくらいの量です。
ボール山盛りのキャベツに対して、お玉一杯くらいが目安です。
最初は生地が少ないと感じると思いますが、良く混ぜるとキャベツに粉が絡みます。
良く混ぜると言ってもグチャグチャ混ぜるのではなく、下から上に生地をキャベツに絡めるように、さっくりと素早く混ぜます。
混ぜて放置するとキャベツから水が出るので、混ざったら即焼きます。
キャベツなどの具材を鉄板に移した後、生地がボールに残っていたら生地が多すぎです。
お好み焼きには大量のキャベツが入っているので、ソースとマヨネーズをかけなければ、かなりヘルシーな食べ物と言えます。
粉の量を少なくする事で、糖質を抑えられる上に美味しくなります。
粉モノではなく、キャベツモノって感じです。
関東のお好み焼き屋さん
商売としてお好み焼きを売る場合は、なるべく原価率を下げたいはずです。
キャベツを大量に使うと原価が上がるので、どうしても粉が多いお好み焼きになります。
キャベツの価格もそうですが、下処理にかかる人件費も必要です。
粉は安いので、多くするほど利益を増やせます。
お祭りには必ず粉モノの屋台が出ます。
焼きそば、お好み焼き、たこ焼き、人形焼きなどなど、原価が安い粉モノが多いはずです。
原価が低い商品を、お祭りというイベントの力を使って高く売る商売です。
私は屋台のお好み焼きを滅多に食べませんし、街のお好み焼き屋さんにも行きません。
理由は、家で作るお好み焼きと比べて美味しくないからです。
色々なお店に行ってはみましたが、残念ながらその中に美味しい店はありませんでした。
私が美味しいお店を知らないだけな気もしますが・・・
もんじゃは、月島などの下町に行けば美味しい店がありますけどね。
たこ焼きも、大阪の方が美味しいです。
大阪のたこ焼きは、中がドロっとしていて口の中が火傷するほど熱々です。
関東の中身が固まった、たこ焼きとは全くの別物です。
東京に「ばくだん焼き」の店がありますが、大阪のたこ焼きはアレに近いです。
銀だこも好きで時々食べますが、あれはたこ焼きでは無く、揚げたこ焼きという別ジャンルな気がします。
広島焼きも、見た目はお好み焼き風ですが関西のお好み焼きとは違うジャンルですね。
別に関東と関西どちらが凄いとか、優れているとか言うつもりはありません。
それぞれの土地で昔から食べられてきた美味しいものがあるってだけの話です。
食は文化ですし、好みの問題なので良いも悪いもありません。
ただ、関東のもんじゃ焼き屋さんのお好み焼きは地雷が多い気がします(笑)
ふすまパンミックスをどれくらい入れるか?
お好み焼きを真面目に作る場合、小麦粉や薄力粉にダシを入れて生地を作ります。
ウチは面倒なので、市販のお好み焼き粉を使っています。
安くて美味しい日清のお好み焼粉が定番ですが、その時々によって色々使ってます。
ふすまパンミックスをどれくらい入れるかですが、お好み焼き粉の25%くらいが目安です。
お好み焼き粉を100g入れたら、ふすまパンミックスを30gほど入れています。
それ以上だと生地のまとまりが悪くなってお好み焼きでは無い何かになります。
生地がまとまらないと、ひっくり返す時に崩れてしまいます。
ある程度、生地がまとまるようにするには35%くらいが限界だと思います。
キャベツの水分量も関係しますが、25%でもひっくり返すのに失敗する時があります。
お好み焼きにふすまパンミックスを入れても、パンのようなモサモサ食感にはなりません!
ここが大事なところで、美味しくなければ私は使いません。
お好み焼き粉だけよりも、軽い感じになります。
多少生地がゆるくなりますが、ふすまの味や香りが全く無いので食べやすいと思います。
お好み焼きは、冷凍保存できます。
お好み焼きの分量って難しいですよね。
もし、生地と材料が余ったら全部焼いちゃいましょう。
焼けたお好み焼きは、荒熱を取ってラップに包んで冷凍保存しておきます。
食べる時にレンチンして、ソースとマヨネーズと鰹節をかければ美味しく食べられます。
レンチンするとコンビニのお好み焼きみたいな食感になってしまいますが味は同じです。
この記事のトップ画像もレンチンしたものです。
他に入れる食材はお好みで!
ウチでは、卵、豚バラ(もしくは豚こま)・ネギ・天かす(揚げ玉)・とろけるチーズが定番の具材です。
イカなどの海鮮系を入れる時もあります。
天かすは、おたふくの天華を良く使います。
キャベツなどの材料と生地を混ぜ合わせる時に一緒に入れます。
当然ですが不味い天かすを使うと、お好み焼きも不味くなります。
以前、安さに釣られて聞いた事の無いメーカーの天かすを買った事がありますが、お好み焼きが不味くなった事があります。
たかが天かす、されど天かすです。
使いきらなかったら冷凍保存しておきます。
次に使う時は冷凍のまま生地に入れて構いません。
冷凍のシーフードミックスを入れる場合は、臭みを取るために鉄板で焼いてから生地に混ぜると良いです。
冷凍のまま鉄板に乗せて、余計な水分が飛んだらOKです。
焦げ目がつくまで焼く必要はありません。
オススメなのが干しエビ(桜エビ)です。
甲殻類アレルギーが無ければ入れてみてください。
風味が良くなり、とても美味しくなりますよ!
以前はコーンや餅を入れていましたが、最近は糖質を抑えるために入れていません。
紅生姜も入れたいのですが、家族から猛反対されるので入れられません(泣)
お好み焼きの糖質
お好み焼きは、糖質が高いです。
どうにか糖質を下げようと色々なレシピがネット上にアップされています。
粉を少なくして水を切った豆腐を使ったり、おからパウダーや大豆粉で代用している方もいらっしゃいます。
大豆粉は粘りが少なくまとまりにくいので、山芋や卵を入れると良いそうです。
山芋の糖質量は、100gあたり25g程度あるので高めですが小麦粉よりはマシです。
厳しく糖質制限されている方は、小麦粉なしで試してみてください。
私はゆるゆる糖質制限なので、お好み焼き粉を使っています。
ふすまパンミックスを使う事で気持ち糖質を抑えている程度です。
パンほど小麦がっつりでは無いので、たまのお好み焼きくらいは良いかなと。
ソースやマヨネーズ無しでは味気ないので、少しはかけたいところです。
マヨネーズは糖質が少ないので良いとしても、ソースは非常に糖質が高いです。
定番のブルドック「とんかつソース」の糖質は、大さじ1杯でなんと5.5gもあるとか・・・恐ろしい。
調べたら、糖質オフのソースも出ていました。
スーパーで見かけませんので気が付きませんでした。
有機農産物使用で、糖類・カロリーは50%、塩分は20%カットされています。
着色料・増粘剤・化学調味料・甘味料という食品添加物を加えていません。
サラッとしていて、中農ソースに近いようです。
酸味が強めとのレビューが多いです。
塩分、カロリーを50%オフしたソースで、エリスリトールが使用されています。
低ナトリウム塩を使用しているので、おそらく塩化カリウムが入っています。
カラメル色素不使用です。
独特の甘さがある通常のおたふくソースと味は変わらないようですが、ちょっと薄く感じるみたいです。
お好み焼きは低糖質ダイエットには向きません
糖質だけを見ると、お好み焼きが低糖質ダイエットに向かないのが解ります。
厳しい制限をされている方にオススメ出来るメニューではありません。
でも、たまに無性にソース味が食べたくなりますよね〜。
低糖質ソースなどを活用すれば、たまの糖質解禁日なら良いのではないでしょうか。
お好み焼きをふすまパンミックスだけで作ると美味しくありません。
そもそも、繋ぎを入れないと全然まとまらないのでお好み焼きになりません。
ふすまパンミックスは、小麦粉を減らした分の補助として使うのが良いと思います。
25%くらいなら味は全く変わりませんよ。
ふすまパンミックスがダメだった・・・という方はお試しくださいな。
スポンサーリンク