我が家では、食器洗浄機なしの生活は考えられません。
ほぼ毎日食器を洗ってくれています。
買って良かった便利家電ナンバーワンです。
正直なところ、購入前は食洗機に抵抗がありました。
「本当に綺麗になるの?」「手で洗わないと気が済まなそう」「楽するには良いけど高いしなぁ〜」と思ってました。
購入に至ったのは、食後ゆっくりしたいという気持ちが大きかったからです。
食後はお茶でも飲んで、まったりしたいじゃないですか〜。
忙しい中、子供の宿題を見て、夕飯の用意をして、食べて、洗いものをして、風呂に入る。
気が付くと子供が寝る時間になっています。
そんな生活をしていると、家族でゆっくり話す時間が取れません。
子供が忙しい親を気遣い、話したい事を話せないのは可哀想です。
日々の事を話す相手が居るというのは、心の安定に繋がると思います。
子供だけではなく、夫婦も話さない事ですれ違う事が出てきます。
夫婦の会話はとっても大事です、と言うか奥さんの話を聞いてあげる事が大事です(笑)
食洗機を購入してから、少しですが食後ゆっくりする時間が取れるようになりました。
食洗機は高いですが、それだけの価値はあると思います。
おまけに水道料金も微妙に下がりました。
設置は業者に任せても良いですが、男性なら自分で出来ます。
私も自分で家の水道に合う分岐栓を探して、取り付けました。
設置をお願いすると高いですからね。
パナソニック製食洗機の分岐栓については、こちら
その他のメーカーの場合は「メーカー名 食洗機 分岐栓」で検索すれば出てくると思います。
ご自分で分岐栓を取り付ける際は、レンチが2本必要になると思います。
2つのボルトを逆締めしなければならない事が多いです。
食洗機にも欠点はあります。
手洗いした方が確実に綺麗になります。
予洗いをしても、手洗いの綺麗さには叶いません。
ガラスのコップや皿は、クリアな洗い上がりにはならず、くすみが気になると思います。
時々手洗いしてあげれば、くすみが定着しません。
容量が大きい方が使い勝手が良いですが、それだけ場所が必要です。
あと、電気代がかかります。
最近の機種は省エネ性能が高いので、一気に電気代が上がる事は無いでしょう。
私が使っているのは、パナソニックの食器洗い乾燥機です。
購入したのは6〜7年ほど前で、故障なしでずっと使えています。
現行機種は機能面で進化していると思いますが、基本的な構造は変わっていない模様です。
こちらは、同型の新型です。
数カ月に1回ペースで庫内クリーナーを使っていますが、庫内にしつこい汚れが付きます。
特に排水部周辺の汚れが酷く、黄色っぽい汚れがへばりついています。
汚いので写真は汚れている部分をモザイク処理(自主規制)してます。
あなたの食洗機は、この場所に汚れがこびり付いていませんか?
基本はクエン酸洗浄
不衛生なので時々使わなくなったカードで、汚れをこそぎ落としていました。
しかし、気が付くとまた汚れが付いています。
市販の食洗機洗浄剤より、クエン酸を投入して高温強力洗浄コースで空回しがオススメです。
クエン酸は、食品添加物として使えるものや工業用など幾つかの規格があります。
掃除で使うならどの規格でも構いませんので、安くて量が多いものを買いましょう。
ドラッグストアよりネットの方が安いと思います。
クエン酸規格とは別に、結晶タイプと無水タイプの2種類が販売されています。
結晶クエン酸は、水分が含まれているため固まりやすいです。
無水クエン酸は、水を含んでいないので固まりにくく、水に溶けやすい性質があります。
掃除で使う場合は、水に溶けやすい無水クエン酸がオススメです。
汚れがしつこい場合は、同じようにクエン酸を入れて2〜3回まわしてください。
クエン酸は、洗浄剤投入口に入れても良いですし、庫内にばら撒いても構いません。
大体の汚れは食洗機にクエン酸を入れて、空回しすれば落ちると思います。
しつこいベトベト汚れを一掃する
庫内清掃をしばらく怠けていると、クエン酸では落とし切れない汚れが付きます。
うちの食洗機も、しつこい汚れが付いてしまいました。
触るとベトベトしていて非常に気持ち悪いです。
水道水のカルシウム成分も所々について白っぽくなっています。
そこで、簡単に分解できる部分を外して掃除する事にしました。
まず、食器棚を全て引き抜きます。
棚を引き出せるところまで引っ張り出して棚の先端を斜め上に持ち上げると、引っかかりが外れて棚を取り出せます。
次に、水が出る部分のプロペラ(正式にはノズルというパーツ)を外します。
下にある爪で引っ掛かっているだけなので、片方の爪を指で引き上げてやれば外せます。
爪はプラスチックなので、強く開き過ぎると折れます。
爪を開くのでは無く、片方の爪を指で上に持ち上げるようにすると外れやすいです。
爪を折らないよう気を付けてください。
次に、洗剤投入皿を外します。
洗剤投入皿は、1本ネジを外せば引き抜けます。
皿にネジ止めされている金具も1度外して洗った方が良いと思います。
カルシウムが付いて白くなっているはずです。
庫内の下にある熱源のカバーには、3つのネジが付いています。
ネジを外して上に引っ張れば外れます。
カバーを外すと、ホットプレートの底にある熱源と同じようなパイプが見えます。
そのパイプが洗浄する水を熱するための熱源です。
熱源パイプの下にも汚れが付いているので、掃除しづらい場所ですが金タワシを突っ込んで掃除します。
カバーがあって普段は掃除出来ない場所なので、綺麗にしておきましょう。
食洗機使用後は、しばらく熱源周りが熱いので火傷をしないよう気を付けてください。
今回の分解は、ここまでにしました。
庫内壁面の一部もネジを外せば取れますが、そこまでやる必要はないと思います。
機械が苦手な方は、元の状態に戻せるよう分解前に写真を撮っておいてください。
外したパーツ類も激落ちくんや金タワシなどを使って汚れを落としました。
外したパーツの裏も汚れている事が多いので確認してみてください。
汚れを落とす際に出た激落ちくんのカスなどは、出来るだけ手で取り除いてください。
掃除に時間はかかりましたが、ピカピカになりました!
掃除が終わったら、外したのと逆の手順でパーツを取りつけます。
プロペラは、水が出るパイプ穴の上から真直ぐ押し込んでやればカチッと爪がハマります。
取り付けたら軽く手で回して、問題無く取り付けられているか確認してください。
全てのパーツが元通り付いたら、クエン酸を入れて高温強力洗浄コースで空回しします。
庫内を綺麗にすると共に、掃除で飛び散った汚れを洗い流します。
この時、食器棚は付けても付けなくても構いません。
ゴミ取り皿の取っ手の中が汚くなるクソ設計
パナソニックの食器洗浄機には、排水する部分にゴミ取り皿(正式名称は、残さいフィルター)があります。
食器に残ったカスが引っかかるように、ゴミ取り皿には細かい穴が開いています。
この皿自体は良いのですが、取っ手の構造が酷い!
最新機種はどうなっているか解りませんが、似たような形状だと思います。
私が使っている機種の取っ手は、ゴミ取り皿と同じような穴がいっぱいあります。
そして、取っ手の中が空洞になっています。
この取っ手内の空洞や細かいへこみにゴミや汚れが詰まるのです。
空洞に詰まった汚れは、物理的に掻き出すしかありません。
掻き出しておかないと詰まった汚れが腐り、異臭を放ちます。
パナソニックの人は、自社製品を使ってないのでしょうか・・・
こんな構造にしたら汚れが中に溜まるのは当たり前です。
ゴミと水が一緒に入り込み、ゴミだけを穴に残して水は脇の穴から出て行きます。
設計ミスとしか言えない構造です。
食洗機を購入して、しばらく取っ手にゴミが溜まる事に気が付きませんでした。
「なんか臭いな〜」と思って、ゴミ取り皿を見ると取っ手の中にゴミが大量に詰まってました。
毎回歯ブラシや割り箸でゴミを掻き出していたのですが、穴が小さいのでゴミを取るのに苦労します。
何とかゴミを掻き出せても、奥の方が完璧に綺麗に出来ません。
不衛生なのと、毎回ゴミを掻きだすのが面倒くさくなったので取っ手を外しました!
現在は、こんな感じになってます。
元々付いている取っ手は、スライドさせるようにすると簡単に外せます。
取っ手を外すと網に四角い穴が開いています。
その穴を塞ぐために「防虫銅底網」という銅製の穴空き金具を付けています。
ホームセンターの園芸コーナーなどで売られています。
防虫銅底網は、端が90度に曲げられていて数ミリ厚みがあります。
高さは必要ないので、ハンマーで叩いて折り返しを潰し、薄い板状にしました。
ゴミ取り皿と防虫銅底網をピッタリくっつけたいので、双方の穴を合わせて数ヶ所細い針金で留めています。
これでゴミ取り皿の取っ手が付いていた部分の穴は埋まりますが、取っ手が無いと食洗機から取り出し辛いです。
そこで、取っ手になる少し太い針金を穴に通し、裏で折り曲げ、ゴミ取り皿の端に引っかけています。
ゴミ取り皿の裏面は、こんな感じです。
取っ手を針金にしたので、元々付いていたプラスチック取っ手のようにゴミが溜まることがありません。
針金は錆に強いステンレス製が良いのですが、手元にあった鉄メッキ針金を使ってます。
黒ずんでますが、錆びてはいません。
ゴミ取り皿を食洗機から引き出す際に折れ曲がらないよう、取っ手に使用する針金は1〜2mmの太さで少し強度のあった方が良いと思います。
銅製の防虫鉢底ネットにしたのには訳があります。
銅イオンには殺菌効果があります。
ゴミ取り皿を設置する食洗機本体の排水部分には、排水後も少しだけ水が残ります。
これは異常では無く、排水ホースからの悪臭を防ぐために敢えて水が溜まる仕掛け(トラップ)です。
しかし、この水分が雑菌を繁殖させヌメリになります。
この取っ手改造により、ゴミ取り皿の取っ手内にゴミが溜まらないばかりか、銅の殺菌効果でヌメリを発生させないように出来ますので一石二鳥です。
見た目は良くないですけどね(笑)
欠点は、洗う時にゴミ取り皿と防虫銅底網を繋いでいる細い針金にスポンジが引っかかる事。
防虫銅底網の上から針金をUの字型にして通し、ゴミ取り皿の裏で針金をねじって外れないように固定しています。
余計な部分をペンチでカットしていますが、ねじった先が少し尖って出っ張ります。
台所用スポンジでゴミ取り皿の裏を洗うと、この出っ張りに引っ掛かります。
仕方ないので、金タワシや使い古しの歯ブラシで洗ってます。
歯ブラシはゴミ取り皿の細かい穴の掃除にもなるので、まぁー良いかと。
取っ手内に溜まったゴミを掻きだすのとは比べ物にならないほど楽です。
ハンマーで針金の出っ張りを叩いて潰してやれば良いのですが、ゴミ取り皿に微妙なアールが付いているので平らなところで叩くと皿が歪みます。
ゴミ取り皿を変形させないよう綺麗に叩くのが難しいのでやっていません。
取っ手はゴミ取り皿を食洗機から取り出すためにしか使わないので、針金にしても使い勝手は全く変わりません。
針金取っ手の高さは、元々付いていたプラスチック製の取っ手に合わせています。
ゴミ取り皿の取っ手内のゴミに悩まされている方は、お試しあれ!
汚れは見えないところに!
クエン酸での洗浄を月1〜2回すれば、汚れはそこまで酷くこびり付かないと思います。
しつこい汚れは、クエン酸粉末を水に溶かしてクエン酸水を作ります。
それを、吹き付けて歯ブラシなどで擦ってあげてください。
それでも落ちない場合は、使わないカードや金ブラシで削り落とすしかありません。
外したパーツもクエン酸水でつけ置きすると、汚れが落とし易くなります。
外せない部分は、キッチンペーパーなどにクエン酸水を吹き付けて貼り付けるとつけ置きと同じ効果が得られます。
クエン酸には、水垢落とし・消臭・抗菌効果があるので衛生的にも最適です。
多くのご家庭では食洗機の庫内洗浄を、それほど頻繁にやっていないのではないでしょうか?
買ってから1年以上、庫内清掃をやってない人は要注意です。
洗剤を入れているから綺麗なはず、食器を洗って出たゴミは全部ゴミ取り皿に溜まるものと思ったら大間違いです。
実際は色んなところにカスが入り込み、汚れがこびり付きます。
特に見えづらい部分に注意してください。
正面から見えるところは汚れに気が付けますが、見えづらい部分は汚れに気が付きにくく見落としがちです。
100均などで売っている小さい手鏡を使って、庫内から手前側を見てみてください。
普段は見えない部分に汚れが付いている場合が多いです。
フタ周りにあるゴムパッキンの間も要注意です。
ホコリ汚れが入り込んでいたり、カビが発生していることが多いので除菌シートなどを使って綺麗にしましょう。
暖かくて水分があれば、必ずカビが発生します。
食洗機は食べカス入りの水を攪拌して洗いますので、カビの餌も豊富です。
ゴムはカビの住処になりやすいので、カビの根が深く入り込む前に対処してください。
ビルトインの食洗機も同じように汚れていると思います。
シンク下に付いている場合、後付けより庫内が見にくい形状になっている事もあります。
普段見ない部分を手鏡などで確認しましょう。
クエン酸で高温洗浄した後でゴミ取り皿を触ってみてください。
皿がベタベタしていたら、庫内のどこかに汚れが溜まっている証拠です。
クエン酸と高温水によって、汚れの一部が溶けると皿がべたつきます。
今や外食チェーンのほとんどが食器洗浄機を使用しています。
飲食店は大量の食器を洗わねばなりませんので、ほとんど手洗いされません。
業務用の強い洗剤を使用していると思われますが、大きい機械なので日々隅々まで清掃は出来ないでしょう。
24時間営業の店は、掃除する時間無いはず。
恐らく定期的に分解洗浄しているはずですが、その期間は店によって違うようです。
食器は、食洗機では落ちない汚れが残った状態のまま使用されています。
そう考えると、食洗機内のパッキンなどについた汚れやカビも凄そうですよね・・・
気にすると外食出来なくなるので、深く考えないでおきます。
店の食洗機と違い、家の食洗機は自分で綺麗にできます。
食洗機が臭いのは汚れが原因です。
毎日洗いものをしてくれる便利な奴なので、時々手入れをしてあげましょう。
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私の家には無いんですが食洗機いいみたいですね、コップが恐ろしく綺麗になるとか
聞きます、スポンジの手洗いでは落としきれないところまで洗うんでしょうね。
以前バイトしてた所に業務用の食洗機がありまして、その水圧とか蒸気にびっくりしたこと
がありまして、「このくらいやらないと汚れは落ちないんか!」なんて思ってました。
そんなこともあって家庭用の食洗機なんか・・・・とは思ってたんですが、結構いいみたいですね。
それでも物がちいさいのでユージューさまのようにこまめな掃除は必要なのかなと思います、
良いものを長く使う(メンテして)楽しみもありますね。
コップなどのガラス製品に限らず、手洗いの方が確実に綺麗になりますよ。
ガラス製品を食洗機にかけると、どうしてもくすみが出てしまうんですよね〜。
透明度が低くなる感じです。
家庭用は業務用ほどパワフルでは無い事も影響しているのかもしれません。
パナソニックの食洗機にも高温強力洗浄コースがありますが、これはギトギトの油汚れを落とすためのコースです。
そこそこ綺麗になれば良いという割り切りが必要ですが、洗い物の面倒さを軽減してくれる便利なものだと思います。
家のシンクは女性の身長に合わせてあるのか低いんですよ。
私が手洗いすると腰が痛くなります。
そういう面でも助かってます。
参考にさせていただきたいと思います。
ありがとうございました!
本当に何であんな形状にしたのでしょうね・・・
パナの残さいフィルターの取っ手は、ずーっと前からあの形状で改善されていないのも不思議でなりません。
私でさえ気付くポイントなので、パナの開発も気が付いてはいるけど直す気が無いのでしょう。
ホームセンターに銅製の網、ステンレス網、穴が開いたステンレス板などが売られています。
それを残さいフィルターと同じ大きさにカットすれば、フィルター皿の取っ手穴を防虫銅底網で塞がずに済みます。
手を切らないよう周囲の折り返しが出来るようなら、やってみては?
参考になれば幸いです。