運動会シーズンの到来です!
運動会当日は晴れて欲しいですが、今の季節は晴れ過ぎると非常に暑くなります。
普段モニターの光しか浴びていない私は、ジリジリした直射日光が耐えられません。
運動会では赤ちゃんや小さいお子さんが、1日炎天下にさらされてぐったりしている様子もよく見ます。
運動会を快適に過ごすには、日差しを遮るワンタッチテントが必須です。
完全に日光を遮蔽してはくれませんが、薄いテント生地でもあるとないとじゃ大違いです。
今回は、この時期にピッタリなワンタッチテント(サンシェード)のレビューです。
良いトコの運動会では、生徒席や観覧席に学校側が屋根付きのテント(4本足がついているもの)を用意してくれるようです。
しかし、私の子供が通っているのは、ごくごく普通の学校です。
ご老人とお偉いさん向けに2〜3張り屋根付きテントが用意されていますが、生徒も親もそこには入れません。
大多数の方がクソ暑い中で観覧します。
2年生以降の親は日中の暑さを知っているので、日陰ゾーンの場所取りが朝から始まります。
日陰に場所が取れなかった方が熱中症で倒れ、救急車が来たのを見た事もあります。
毎年、運動会の暑さに参っていたので簡易テントを購入しました。
子供の学校では、運動会で簡易テントを使う方が毎年一定数居ます。
しかし、そう多くは無く全体の3分の1くらいです。
ズレた感覚の方以外は、他の観覧者の邪魔にならないようグラウンドの端ギリギリに寄せてテントを立てています。
テント禁止の学校もあります!
暑い時に便利な簡易テントですが、禁止されている学校も増えています。
理由は、風でテントが飛ばされて巻き込まれる事故が起きるからでしょう。
グラウンドにペグ(テントを固定するために地面に刺す杭)を打つのを禁止している学校も多いです。
ペグを禁止するのはグラウンドが荒れるからでは無く、不注意で抜き忘れて帰ってしまう方が居るからと思われます。
グラウンドは子供が走り回る場所です。
刺さったままのペグにつまずいたり、転んだところにペグが刺さっていたら大怪我します。
危険性を考えると学校として禁止にせざるを得ないのも理解できます。
テントを張る方は、風でテントが飛ばされないよう荷物などで重しをしたり、側溝のフタやバックネットなどの固定物に紐で繋いで固定しましょう。
時々荷物も置かずそのままテントを置いているだけの方が居ます。
簡易テントは軽いので、少しの風で飛んでいきます。
毎年必ず風で飛ばされているテントを見ます。
飛ばされた他人のテントを、それ以上飛んで行かないよう受け止めた事もあります。
その時は運良く怪我しませんでしたが、風に流されたテントは非常に危険です。
テントを立てる時点で、飛んで行くのを想像できないのが不思議です。
固定できないならテントは諦めるべきです。
こうした方のせいでテント禁止になるのでしょうね・・・
テントを張って良いか判らない場合は、お子さんが通う学校に問合わせましょう。
条件付きで許していたり、区画を指定されている場合もあります。
去年まで大丈夫だったのに、今年からダメというケースもあります。
理由はともあれ、学校からテント禁止令が出ている場合は、キャンプ用の折りたたみ椅子を使いましょう。
小さく折り畳めるものなら持ち運びも楽です。
地べたにレジャーシートを敷いて座るより楽ですし、身体も痛くなりません。
運動会に適した簡易テント
簡易テントにも色々な形状がありますが、オススメは4面が閉じれるものです。
風が抜けるようメッシュに出来た方が良いです。
テント生地は、UVカット加工されているものを選びましょう。
UVカット生地の方が涼しいですよ。
私が使っているのはコレです。
見た目が全く同じなのに、少し高い商品もあります。
違いは、テント横に収納袋ポケットが付いているかだけです。
一応リンクを貼っておきますが、上記の安い方で良いと思います。
ドラゴンボールのホイポイカプセルみたいに、袋から出して広いところでポイッとすれば勝手に広がります。
安全のため、必ず周りに人がいない事を確認して広げてくださいね!
広げる時は勝手に広がるので楽ですが、畳むのはちょっとコツが必要です。
空気を抜きながらワイヤー状の骨を丸めて畳みます。
畳み方は収納袋に書いてあります。
最初は苦労すると思いますが、女性でも1度やれば1人で畳めるようになると思います。
この商品は、入口の下に「サンドプロテクト」という低い壁があります。
砂がテント内に入らないようにする機構ですが、実際はほとんど役に立ちません。
入口をガッチリ広げてペグ固定しないと仕切りが寝てしまいます。
生地は、非常に薄くペラペラです。
鋭利なもので引っ掻くとすぐ切れそうな感じです。
地面に石や小枝などがある場合は、避けた方が良いと思います。
雨に関しては、一時しのぎになるとは思いますが諦めましょう。
この手の薄い生地に防水性は期待できません。
テントを開いた時に生地が引っ張られると縫い目が広がり細かい隙間が出来ます。
きっと、そこから水が浸入すると思います。
付属品として、細いスチール製のペグが4本付いていました。
ペグを打つハンマーは付いていませんので、持って行くか石を拾って代用してください。
ビーチで使うような4面に大きい開口部があるテントは、日差しを防ぐ面積が少ないのでオススメ出来ません。
ワンタッチでないものは設営が大変なので、止めておきましょう。
硬い地面は尻が痛い!
学校のグラウンドは地面が固いので、座っていると尻が痛くなります。
テント下の生地が薄いので、直接地面に座っているのと同じです。
運動会は、昼休みも含めると座っている時間が結構長いです。
自分の子供が出ていない時は、他の親御さんの撮影の邪魔にならないようテントに戻って待機する形になります。
テントの中にホームセンターなどで買える折りたたみの銀マットを敷いている方が多いです。
銀マットは安くて良いのですが、折りたたんでも長さがあるので持ち運ぶのが面倒です。
そこで、丸めて小さくなる座椅子を買う事にしました。
背もたれがあったほうが楽かなと。
購入したのは、Hilander(ハイランダー)インフレータブルチェアという商品です。
長方形のマットをL字型に折ると座椅子形状になるものです。
Hilander(ハイランダー)は、アウトドア用品のネット販売をしているナチュラム・イーコマース株式会社の独自ブランドです。
アウトドア&スポーツ ナチュラム は、アウトドア好きなら知らない人は居ない程有名です。
アウトドア用品のネット販売で、日本最大級のWebショップを展開しています。
楽天にも出店している他、amazonにも商品を出しています。
オリジナル商品は、安価でシンプルなオリジナルアウトドア用品を色々出しています。
こちらが収納袋に入れてある状態で、50cmくらいの長さです。
袋から出すとこんな感じ。
丸めてゴムバンドで留められた状態です。
座椅子素材の中に弾力性のあるスポンジが封入されています。
バルブのツマミを回すと開放され、中に封入されたスポンジが膨らむ力で空気を勝手に吸い込んで膨らみます。
より弾力性が欲しい場合は、バルブを咥えて空気を吹き入れる必要があります。
空気が入ったらツマミを回す事でバルブが閉じます。
ツマミは外れません。
片付ける時は、バルブを開いて空気を押し出しながらクルクル丸めて行くだけです。
丸め終わりにバルブを閉じれば、空気が抜けたまましまう事ができます。
背もたれと座面の紐をフックで繋げば座椅子として使え、フックを外せばフラットマットになります。
マットにするとゴロ寝するのに丁度良い大きさです。
しかし!もうこの商品は売っていません。
座り心地が良かっただけに、残念です。
インフレータブルざぶとん、インフレータブルまくらなら、まだ楽天で取り扱いがあります。
座椅子型で似た商品もありますが、座面にクッション性がなく座り心地が良くありません。
2つ折りにできたり、丸められた方がコンパクトになるので持ち運びに便利です。
L字型に折るタイプの座椅子は、総じて安定性に欠けます。
あぐらを組んだ状態で背もたれに体重を掛けると、座面が引っ張られて後ろにひっくり返りそうになります。
足を伸ばして座れば、ひっくり返る事はありません。
安すぎるものは座面と背もたれを繋ぐ紐が切れやすいようです。
購入の際は、必ずレビューをチェックしてください。
こちらはインフレータブルではなく、木製の骨が身体を支える機構です。
アウトドアショップにあったので座った事があります。
座面にクッション性はありませんが、木製なのでしっかりしています。
背もたれに寄りかかると、座面の両サイドが引っ張られるのは他の商品と同じですが、木が腰を支えてくれるので安心感があります。
キャンプ場で使っている方を見かけた事があります。
高いだけあってオシャレ〜な感じです。
インフレータブルには、マットやクッションもあります。
キャンプをする方は大きいマットでも良いと思いますが、運動会などで使うだけなら小さいインフレータブルクッションがお値段も手ごろ価格です。
地面が固い場合は、テント内に何らかのクッションを敷いた方が快適に過ごせます。
クッションがあるだけで疲れ方が全然違います。
インフレータブル構造のマットは、浮き輪のようなエアクッションと違い、独特の軟らかい反発力が魅力です。
少し高いですが、その価格を出す意味はあります。
穴があきにくい素材で作られているのも、エアクッションと違うところです。
私が購入したハイランダーのインフレータブルチェアには、穴が開いた時に補修できるよう小さい生地と接着剤が付いてました。
小さい事ですが、長く使えるようにとの配慮を感じます。
ワンタッチテントは春〜秋の行楽用にも
ワンタッチテントは運動会用として購入しましたが、行楽用としても使っています。
軽くてコンパクトなので、持ち運びに便利です。
これまで運動会、花火大会、プール、海水浴、バーベキューなどで使用しました。
海水浴やプールではフルクローズにして更衣室として使い、混雑する更衣室を使わずに済みました。
公園などでのピクニックにも良いと思います。
袋から出して広げてペグを打っても3分かかりません。
簡単に設営できるのが良いです。
片付けるのも慣れれば3分です。
正式な使い方ではありませんが、ジッパーの穴とテントのペグ穴に鍵を通せば、一応開けられないように出来ます。
鍵は付いていませんので、ジッパー穴に入るサイズの鍵を自分で用意してください。
鍵をしてもテントを切られたら終わりなので、貴重品は入れておかないようにしましょう。
サイズは、200×150cmで3名用と記載されています。
大人2名ならゆったりできます。
大人3名までなら座れます。
大人4名でも入れると思いますが狭苦しいと思います。
大人2名と小さい子が2名なら大丈夫です。
横になろうとすると大人2名と小さい子1名が限界かな。
当記事では便宜上テントと書いていますが「クールトップワンタッチサンシェード」という名称からも解るように日除けです。
絶対雨が降らない、朝つゆも付かない、風も微風しか吹かないなら1泊なら行けると思います。
しかしフライシートが無く骨も弱いので、このテントでキャンプをするのは無理があります。
ヘキサタープの下なら行けるかもですが・・・
キャンプをしたい方は、素直にキャンプ用のテントを買いましょう。
生地の防水性能や骨の頑丈さが違います。
安いので、作りも安いなりです。
期待しない方が良いでしょう。
私は思ったより使えているので満足しています。
アマゾンのレビューを見ると初期不良もあるようなので、購入したら近所の公園にでも行って広げてみてください。
不良個所があればメーカーが交換してくれます。
アウトドア用のミニ机があると、より快適になります。
ワンタッチテントと共に持ち出されることが多いやつです。
この机の小ささが使いやすいです。
足形状が丸っこくて尖ってないので、テント内に置いても生地を傷つけません。
足が天板の内側に畳めるようになっているので、持ち運びは薄い板の状態です。
キャプテンスタッグやキャンパーズコレクションは安くて助かります。
これから行楽シーズンになりますので、外に出る事が増えると思います。
簡易テントなどで快適にアウトドアライフを楽しみましょう!
スポンサーリンク