お子様のランドセルにカバーつけてますか?
小学生は、ランドセルの値段が解ってないので扱いがザツいです。
気が付いたら傷だらけ・・・なんて事も。
入学シーズンはもう終わっているので需要があるか解らんですが、これからカバー付けようと思っている親御さんの参考になれば幸いです。
子供の小学校入学時に、親族からランドセルをプレセントしてもらう方も居ると思います。
冬になると園児を連れた親とおじいちゃんやおばあちゃんがランドセルを見ている光景をよく目にします。
孫に良いものをと、おじいちゃんおばあちゃんが奮発しちゃうのでしょうね。
私の親も例に漏れず孫には甘いです。
そこで、子供に「ランドセル買ってー!」と言わせようと仕込みましたが、「ランドセル買ってー!ってパパが言えって」とバラしやがりました(笑)
そんなお漏らしもありましたが、結局ランドセルを買っていただきました。
普通よりちょっと高い程度のものです。
よく孫は子供より可愛いと聞きますが、本当に孫パワーを感じます。
このランドセルを綺麗なまま何年使ってくれるだろうか?
私の住んでいる地域の小学校は1年生にランドセルカバーが配られます。
ザ、小学生といった感じの黄色で、交通安全と書かれているカバーです。
1年生は、そのカバーを付けなければならないという決まりです。
1年しないでカバーが破れる子も居ますが、うちの子は千切れそうになりつつも何とか破かずに1年間使えました。
ペラペラなビニール製でしたが、耐久性はなかなかです。
この黄色いランドセルカバーは1年生だけが付けるものなので、2年生に上がる時にカバーを外すことになりました。
カバーのおかげで、ランドセルはまだまだ綺麗な状態です。
ランドセルカバーをして3年生くらいまでは、綺麗な状態をキープしたいところです。
子供は全く気にしていませんが、いただきものの大事なランドセルなので私は気にします。
ネットで評判のランドセルカバーを買ってみましたが失敗が続きました・・・
そもそもランドセルカバー要る?
子供は、ランドセルを地面に置きます。
家の中ならまだ良いですが、外でも地べたに置きます。
小学2年生になると学校に慣れるのもあるのでしょう。
親の目がない時に、ランドセルが地面に置かれているのを目にします。
多くの子は、開く時にめくる綺麗な背面側を下にして置きます。
私自身の子供の頃を思い出すと、同じ事をやってました。
アホなので傷が付くとか、汚れるという発想がなく、気にしていませんでした。
私の時代はランドセルカバーが無かったので、6年生になる頃には傷だらけでボロボロになってました。
今のランドセルは丈夫なので、乱暴に扱われても簡単には壊れません。
6年保証がついているランドセルが多いので壊れても修理してくれます。
しかし、傷は保証対象外です。
ランドセルは合成皮革なので、傷に強くはありません。
傷だらけになっても気にしなければ、カバーは必要ありません。
綺麗な状態で使いたいならカバーをした方が良いです。
透明なランドセルカバー
ランドセルカバーには、ランドセルをすっぽり覆う形のものと、フタに付けるタイプの2種類があります。
すっぽり覆うタイプは雨に強いですが、いちいち外さなければならないので面倒です。
フタに付けるタイプは雨には弱いですが、開け閉めするのに外す必要が無いのでランドセルの機能を損ないません。
購入するなら、開け閉めする時に邪魔にならないフタに付けるタイプをオススメします。
最初に買ったのは、安い透明なものです。
ランドセル自体に可愛いデザインが入っている商品も多いので、シンプルな透明のカバーの方が見た目は良くなります。
いかにもカバーしてますって感じにならないのも良いです。
ただ、このタイプは非常に弱いです。
以前は、コクヨが2枚入りのカバーを売っていましたが今は売っていません。
3カ月ほどでどこかしら破れてくるので、何度か買い直しました。
早い時は、1カ月もたなかったです。
透明なビニールは伸縮性がないので、どうしても一部分に力が加わります。
ビニール同士を接着している部分が剥がれてしまったり、傷が出来たところから破れます。
強度は、値段に比例するようです。
壊れにくいランドセルカバー
破れにくいランドセルカバーは、素材が違います。
塩化ビニール、ポリプロピレン(PP)、EVAなどの素材で透明なものは、安価ですが何層構造でも伸縮性が無く壊れやすいです。
壊れにくいのは、綿100%のPVC加工、ポリエステル・ポリウレタン、ポリエステル(裏打ちPVC)などの素材で透明じゃないものです。
柄があるので好みは分かれますが、色々な種類があります。
なるべく厚い素材で、素材同士が糸で縫われているものの方が丈夫です。
私が最終的に辿り着いたのが、このような厚手のランドセルカバーです。
3年ほど使用していますが、糸のほつれも無く壊れる気配がありません。
厚手の生地で縫製されているものは、透明で安価なカバーの2〜3倍の価格になります。
多少伸縮性があり、耐久性もあります。
少し高いですが、コスパを考えるなら厚手のものを選んだ方が安くみます。
多少汚れていますが、余りにも壊れないので小学校卒業まで付けられそうです。
そこまで付けていなくても良いんですけどね・・・
昔は机の横にランドセルを掛けていましたが、今は教室の端にあるロッカーにランドセルを置くようになっている学校が多いです。
パッと見で自分のランドセルと判りやすくなるので、目印としても悪くないようです。
カバーのお陰でランドセルの外側はとても綺麗ですが、内側は鉛筆の汚れで黒くなっていて汚いです。
うちの子は外側は気にするけど、内側は気にならない性格のようです。
内側の汚れは、消しゴムをかけてあげると綺麗になります。
1度内側全部に消しゴムをかけて綺麗にしましたが、すぐに汚してきたので諦めました。
ランドセルカバーを買う時の注意点
「コレが良い!」と思っても、買うのはちょっと待ってください。
ランドセルカバーには、サイズがあります。
ランドセルのフタ(冠←かぶせと読みます)の横幅と長さをしっかり計って、なるべくピッタリなサイズを選んでください。
これ、とっても重要です。
少しくらい大きくても支障は無いと思いますが、大きすぎるとはみ出す部分が目立って不格好になります。
ランドセルを置いた時など、はみ出した部分に負担がかかるので壊れやすくもなります。
ギリギリのサイズだと、冠の厚みで入らないことがあります。
長さが調整できるカバーは無いので、サイズには気を付けてください。
ズレない仕組みも重要です。
上で紹介した商品は、肩ベルト付け根の金具部分をカバーの穴に引っかけてズレるのを防止しています。
ピッタリなら良いのですが、サイズが合っていないとカバーがズレます。
この商品は、ランドセルの背中までカバーが回りこまないスタンダードなタイプです。
ランドセルカバーの多くは、この形状です。
ランドセルには、肩ベルトの首側の付け根にランドセルを引っかけておくためのフック(背かん首と言います)が付いています。
そこにカバーの紐を引っかけてズレを防止します。
背かん首の形状によって、ゴム紐がすぐに抜けることがあります。
そういう時は、ゴム紐を背かん首の根元に結んでしまいましょう。
1度付けたら、外すことはほとんど無いと思うので結んでも問題ありません。
カバーにこの紐が付いていないとランドセルの冠を開いた時に、遠心力でカバーが外れます。
ランドセルを開く度に、いちいちカバーのズレを直すのは面倒で仕方ありません。
カバーが背中まで回り込むタイプはズレなくて良いのですが、カバーの端が首の後ろに当たって痛くなる子も居ます。
気になる方は、カバーが背中に回り込まないカバーの方が良いでしょう。
カバー自体が短いので背かん首にカバーの端が届かず、首の後ろに当たりません。
背かん首に引っかける紐が付いていなかったり、サイズが合っていない場合は、100均でゴム紐を買ってきてリング状に縫い付けてやってください。
それを背かん首に引っかけてやれば、ズレを抑えられます。
カバーをした状態で背かん首にゴムが引っかかれば良いので、数センチで足りると思います。
ランドセルカバーは、折り畳まれた状態で送られてくる事が多いです。
商品によっては、折り目が付かないよう工夫されているものもあります。
折り目は布団や座布団の下に敷くなど、平らな面に敷いて上に重しを乗せてやれば1〜2日で消えます。
ビニール製のものが多いので、アイロンを使うのはダメですよ。
反射テープでデコりましょ!
今時少ないと思いますが、ランドセルカバーを禁止している学校もあります。
似ているランドセルカバーを付けていると、真似しただの何だの喧嘩の種になったりする事情もあるのでしょう。
幸い私の子供が通う学校では、そういった喧嘩やいじめは起こってないようで、カバーに関しては禁止されていません。
下らないトラブルですが、子供の世界は狭いのでそんな細かい事でトラブルになります。
大人でも全く同じ服を着ている他人を見ると、嫌ですから気持ちは解ります。
周りがどんなデザインのカバーを付けているか様子を見てから買うのもアリだと思います。
子供が「だれだれちゃんと一緒だから嫌」という場合もあります。
ランドセルカバーは新学期が始まる前が1番売れ、少し時間が経つと安くなります。
反射テープを買ってきて、好きな形に切ってカバーをデコってやるのも良いでしょう。
冬場は日が落ちるのが早いので、反射テープを付けておくと安心です。
テープ状の長い物もあります。
100均でも売ってますが、粘着剤がしっかりした日本製が良いです。
母親はこれが良い、子供はこっちが良い、とランドセルの色やデザインで少しもめました。
小学校に入る年齢だと、それほど主張は強くないと思いますが主張が強い子も居ます。
うちの子がそうでした。
子供が選んだのは、私が見ても「その色は恥ずかしいだろ」と感じる凄い色でした(笑)
こんな色のランドセル売れるのか?と思うほど変わった色です。
子供が持つ物なので、私はどっちでも良かったのですがそれでは結論が出ません。
そこで、子供に好きなデザインのランドセルカバーを選ばせました。
実際にカバーを付けてみるとランドセルの雰囲気がガラッと変わります。
ランドセルカバーは、傷が付くのを防いだり雨から合成皮革を守る効果があります。
合成皮革は湿気に弱く加水分解する素材なので、カバーで劣化を抑えられます。
カバーをせずに使っていて、傷がついた時の目隠しとしても使えます。
ランドセルカバーを買う時は安物買いの銭失いにならないよう、丈夫なものを買いましょう!
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