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2017年03月25日

フッ素樹脂は危険?人気の錆びない鉄フライパンをゲット(フライパン1)

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リバーライトの鉄製フライパンを買いました!
フライパンを買う前に、巷で言われているテフロンの危険性は本当?鉄フライパンは高い?窒化鉄って何?といった辺りを調べました。

まずは、鉄フライパンを買うまでに至った経緯から。

リバーライトフライパンの箱

さぁ、今日は炒め物を作ろう!

ジュゥ〜〜。

あれ?食材がはがれない!
フライパンに食材がへばりついて持っていかれる!

テフロンが、はがれてきてるからくっつくわ。
もうこのフライパンも限界かな・・・新しいの買うか


これ、テフロンのフライパンを使っている全ての人が体験していると思います。
しかも1年前後という短いスパンでやってきます。

我が家は、ずっとティファールの取っ手が取れないテフロンのフライパンを使ってきました。
最初はスルスルと食材が滑って、こびりつかず最高です。
1年くらいするとテフロンが薄くなってきて、食材がくっつき始めます。
1年半もすると、餃子の皮がフライパンに全部もって行かれて悲しくなります。

何だかティファールのフライパンを毎年買い替えてる気がして、過去のショッピング履歴を見てみました。
前に買ったのは1年半前、その前は3年前、その前は4年半前・・・
見事に1年半ごとに買い替えてる!
特に決めてる訳でもないのに、同じ期間で買い替えていたので驚きました。

ティファール最高ランクの5〜6層コーティング(その時の最高ランク商品)を購入する事が多いですが、安い3層でも買い替えタイミングが一緒なんです。
不思議ですね。
我が家の場合は、何層でも1年半で我慢の限界が来るようです。

5年ほど前に、マーブル何たら加工というフライパンをホームセンターで買いましたが、1年持ちませんでした。
やっぱティファールが最強!となってティファールループが再開しました。

ティファールのフライパンは、実売が3,000円前後なので、非常に買い求めやすい価格です。
3,000円で、1年半使えるのは優秀だと思います。
1年くらいしか持たないご家庭が多いと思いますが、うちは我慢して1年半使ってました。

いくら安くても、こうも定期的に購入してるとバカバカしくなってきます。
定期的に買っているのではなく、買わされている気がします。

ティファールがわざと耐久力を低くしているとは思いませんが、寿命が短かすぎです。
フッ素樹脂コーティングに耐久性をもたせるのは、物理的に無理なのでしょう。


フッ素樹脂加工は危ない?!安全性について


私のように長くティファールのテフロンフライパンを使っている方は、薄く削られたテフロン樹脂を、食材と一緒に毎日摂取していると思われます。
今のところ自覚症状は出ていませんが、将来的にはどうなのでしょう?

因みに「テフロンレジスタードマーク」はデュポン社の商標登録で、「テフロントレードマーク(TM)」はデュポン社から独立したケマーズ社が所有するブランドです。
テフロン加工というのは、フッ素樹脂加工の1つの種類であり呼び方です。

フッ素樹脂の危険性を調べると、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)とPFOA(パーフルオロオクタン酸)の2つの名前が出てきます。

PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)とは?
簡単に言うとフッ素樹脂(フッ化炭素樹脂)そのものです。
フライパンや鍋などの調理器具、医療品、工業製品など、色々な分野で使われています。

PTFEは、加熱しなければ安全な物質です。
加熱調理器具で使うのが問題で、約260℃で劣化がはじまります。
350℃で分解されて、有毒ガスが発生します。
これを吸うと「ポリマーヒューム熱」という、インフルエンザに似た症状を引きおこします。

フライパンがそう簡単に260℃や350℃になる?
一般的なフッ素加工フライパンは、強火で1分間空焚きすると表面温度が200度に達します。
その後、2分せずに350度に達し、5分後には400度近い温度になります。
フライパンは、空焚きすると高温になるのが意外と早いです。
乾煎りは空焚きに近いので、フッ素加工のフライパンでやらない方が良いでしょう。

フライパン全面に食材が乗っているのは稀だと思います。
食材を常に移動していれば大丈夫ですが、動かさないとフライパンの空きスペースが空焚きゾーンになる危険性があります。
日新オイリオによると、食用大豆油の自然発火は340〜370℃だそうです。
この温度は、油が燃える前にガスが出る可能性があることを示しています。

神奈川県が実験したテスト結果がありますので、興味がある方は見てください。

PFOA(パーフルオロオクタン酸)とは?
フッ素樹脂は、滑る性質があるので金属と密着しにくい物質です。
そこで、PFOAという助剤を使って金属と密着させます。

2001年に3M社がアメリカ政府に提出した報告書で、23州及びコロンビア特別区で598人の子どもを調べたところ、96%の血液にPFOAが発見されたと報告しています。
PFOAは、安定物質なので分解されずに体内に蓄積され、その半分を排出するのに4.4年かかるらしいです。

PFOAは自然界には存在しない人工化合物質で自然分解されません。
デュポン社が垂れ流したPFOAによって、精巣がんになったとの訴えがおこされました。
オハイオ州コロンバス連邦地裁は、デュポン社に510万ドル(約5億1500万円)の補償的損害賠償金支払義務があると認定しました。

現在は環境汚染が進まないよう、世界中の企業がPFOAの使用を止めています。
ケマーズ社の調理器具の表面加工に使用されているテフロンについても、2012年1月1日からPFOAを使用しない方法で製造されています。

他にもフッ素樹脂から色々な化学物質が出るという話があります。
詳しくはこちらに書いてありますが、長いので読みたい方だけどうぞ。

ポリテトラフルオロエチレン、パーフルオロオクタンなど、舌を噛みそうな名前ですね。
一説では、これらのほとんどが人体に影響が無いとも言われてます。

デュポン社は「製品に含まれるそれらの物質はごく微量で問題ない」と説明しています。
アメリカ企業の言う事だからなぁ〜と勘ぐってしまいますが、日本での研究情報もあります。

内閣府食品安全委員会 平成24年資料「フッ素樹脂」
国際がん研究機関(IARC)による評価(1987 年)では、PTFE について、グループ 3「ヒトに対する発がん性について分類できない」とされています。
フッ素樹脂自体の経口摂取に関する健康影響の報告は見当たらず、調理器具からはがれ落ちたコーティングの薄片を飲み込んだとしても、体に吸収されず体内をそのまま通過し、ヒトの体にいかなる毒性反応も引き起こさない、との事です。

これらを信じるかはお任せしますが、諸説あるのは事実です。
本当にヤバくても、私のようにフッ素樹脂を食べてきた方は諦めるしかありません。
きっと、もう手遅れです(笑)

確実に危ないのは、フッ素樹脂を加熱しすぎた場合です。
フッ素樹脂製フライパンを使用する時は、換気をするようにしてください。
もし、空焚きしてしまったら息を止めて直ぐに十分な換気をしましょう!
人より鳥などの小動物に大きくダメージが出ますので、ペットにも注意してください。

フッ素樹脂の危険性がどうこうより、毎年毎年フライパンを買い替えるのが嫌になったというのが私の本音です。

そこで鉄のフライパンを探す事にしました。
鉄ならガンガン熱しても危ないガスは発生しません。
ってか、ガンガン熱する調理器具でガスが発生するような物質を使わんでよ。


鉄のフライパンは本当に高い?


鉄の調理器具として1番メジャーなのが中華鍋です。
うちにも10年くらい使用している中華鍋があります。
ホームセンターで買ったのですが、どこのメーカーか解らない鉄製中華鍋です。
良く覚えていませんが3,000円しなかったと思います。

安い割に丈夫で、今でも現役です。
鍋底の一部にちょっと錆びが出てますが、洗えば落ちるので気にせず使ってます。

中華鍋と同じでタダの鉄製フライパンであれば、ティファールと同じくらい安く買えます。
少し前にスキレットが流行りましたが、あれもタダの鉄なので安価ですが錆びます。

鉄の弱点は錆びるところですが、その弱点を克服した凄い鉄があります。
鉄に窒化(ちっか)という加工を施す事により、鉄の酸化を防ぐ優れものです。
窒化加工されたフライパンは、ティファールより数倍お高い価格になります
良いものは、安くないですな。

ランニングコストを考えてみました。
3,000円のフッ素樹脂フライパンを1年で買い替えるとすると、5年で15,000円になります。
窒化鉄のフライパンは、高くても1万円しません。
丈夫なので多少手荒に扱っても、10年は使えると思います。

ティファールに代表されるフッ素樹脂加工のフライパンは、安物買いの銭失いです!
気が付いてしまいました・・・
気付くのおっそ!と言うか、頭わるっ。

フッ素樹脂加工のフライパンを全否定はしません。
くっつかず、焦げつかないのは、本当に便利なので使いどころだと思います。

「空焚きしない・強火にしない・金属ヘラを使わない」
この3つを守って使えば、フッ素樹脂でも少しは長持ちします。
フライパンの用途を考えると、使いづらいフライパンとしか言えませんが。

フッ素樹脂加工のフライパンをメインで使うとすぐダメになります。
サブのフライパンとして使うなら重宝すると思います。


窒化鉄を使ったリバーライト


業務用フライパンは、山田工業所製が定番です。
ただの鉄製フライパンですが、毎日ガンガン使われるので錆びる暇がありません。
業務用ならこれで良いと思います。

家庭用の鉄フライパンは、使用頻度が低いので錆びます。
料理後に直ぐ洗って、乾かし、油を薄く塗ってやれば錆びません。
この作業が面倒でやらない人が多いです。
うちの中華鍋も、かわいそうなくらい酷い扱われ方してます(笑)

家庭用として、錆びない鉄フライパンを出しているのがリバーライト社です。
正確に言うと窒化鉄は、錆びないではなく、錆びにくいです。
長く使っている方のレビューなどもあり、家庭用鉄フライパンの中では定番になるほど人気があります。

リバーライトの鉄製調理器具は、全て窒化処理が施されています。
窒化鉄は何もしていない鉄より表面が5倍硬くなり、錆びにくい特性があります。
窒化加工は、フッ素樹脂のように金属表面に別素材をコーティングするのではなく、熱処理によって鉄表面に変化を施すやり方です。

窒化の歴史は古く、1923年までさかのぼります。
ドイツのアドルフ・フライ博士が、アルミニウム、クロム等を含んだ窒化鋼をアンモニア気中で約500度に加熱したところ、表面に極めて硬い硬化層ができることを発見しました。

フライ博士は第一次世界大戦で使用されていた大砲を見て窒化法を思い付いたとか。
いくら大砲を撃っても、砲身の内壁が減らないのは何故か注目しました。
大砲を撃つと爆発によって出てくる砲弾の摩擦熱と硝煙が結びついて砲身の内壁表面を硬くするのではないかと仮定し、それを基に窒化法を考案したといわれています。
小学校にある偉人マンガに出てくるようなエピソードですね。


現代では、窒化方法も多種にわたり、ガス窒化、ガス軟窒化、塩浴軟窒化、イオン窒化などなど色々な方法があります。
それぞれの方法にメリットデメリットがありますが、少しヤバそうなのが塩浴軟窒化です。
この処理には、猛毒の青酸カリや炭酸カリなどが使われます。
機械部品なら良いけど、調理器具に使われるのは好ましくありません。
シアン系溶剤は、熱に弱いので問題は起こらないとは思いますが・・・

リバーライトは、どんな方法で窒化処理しているのか?

大阪地方裁判所、平成23年(ワ)10693号事件として特許権侵害裁判(原告:株式会社和泉利器製作所、被告:リバーライト)がありました。
2013年2月7日に判決が言い渡され、原告の訴えは棄却されました。

この判決文の中で、リバーライト社が製品を作るに至った経緯について触れています。
それによるとナイトロテック処理というガス軟窒化を進化させた窒化法っぽいです。
ナイトロテック処理は、イギリスの航空・自動車部品メーカーのルーカス社が開発した、ガス軟窒化・黒色酸化・防錆・潤滑含浸を組み合わせた処理方法です。
断定は出来ませんが、リバーライトは今でもこの方法で窒化処理していると予想できます。

リバーライトの素晴らしいところは、放射性物質にも気を使っている部分です。
被ばくした鉄を使わないよう、鉄鋼石の出所と鉄工会社を明らかにしています。


窒化加工のフライパン


リバーライト以外のメーカーも、窒化鉄フライパンを販売しています。
購入候補としてリストアップしたフライパンを紹介します。

サイズ:約幅46×奥行26.3×高さ14cm
取手/天然木 (ブナ材) 
対応熱源:ガスコンロ、IH (200V対応)
生産国:日本
板厚:1.6mm
商品重量:1.1kg

下村企販株式会社は、金物の町である新潟県燕市にある企業です。
本体に深さがあるせいか、少し重めです。
内面にファイバーラインという細かい凹凸が加工されています。
このデコボコでこびりつきにくいのは良いのですが、一旦こびりついてしまうと溝の奥が洗いにくいと思います。
価格が4,300円くらいで、1番お手頃価格です。


サイズ:直径26.0x深さ4.3cm
素材・材質:本体/鉄(窒化加工) ハンドル/ステンレススティール
対応熱源:ガス、IH(電磁調理器)
生産国:日本
板厚:約1.6mm
商品重量:960g

最後まで悩んだのが、コレです。
ステンレス鍋でお馴染のビタクラフトは、アメリカの企業です。
ビタクラフトでは珍しい日本製で、独自の窒化4層加工だそうです。
特許を特開情報で調べましたが、窒化4層加工に関するものは見つかりませんでした。
公式サイトにも窒化の詳しい説明が無く、他社とどう違うかは解りません。

鉄フライパンの中で、960gは軽い方でしょう。
8,600円前後するのでお高いですが、デザインは流石です。
ビタクラフトはアフターサービスが良く、修理も受け付けています。


サイズ:直径26cm、幅26.2×奥行42×高さ10.3cm
材質:鉄(OXYNIT加工)、ハンドル:天然木、金具:ステンレススチール
対応熱源:ガス、IH(電磁調理器)
生産国:日本
板厚:1.6mm
商品重量:975g

新潟県三条市にあるプリンス工業が作っています。
プリンス工業は、キッチン用品の制作販売している会社です。

「FDSTYLE 鉄のフライパン」という名称で、同じものが売られています。
ハンドルに天然竹が使われています。
名称が統一されていないのは、混乱しますね。

ビタクラフトより少しだけ重さがあります。
シンプルデザインで、悪くないと思います。
実売価格は、7,000円前後です。


リバーライトフライパンにした理由


実は、6年前にリバーライトの別商品を買いました。
たまご焼用の四角いフライパンの小サイズです。
当時はまだ、長く使用している方のレビューが少なかったので半信半疑で購入しました。

これは極ROOTSですが、私が購入したのはハンドルが茶色のリバーライト極です。
当時、3,600円で買えました。

小サイズは、弁当のおかず作りに最適です。
たまご焼きが、フッ素樹脂フライパンで焼いた時にはない美味さになります。
お店で出てくるような美味しいダシ巻きも作れます。
ハムエッグ、ウインナー、ちょっとした焼き物や炒め物にも使ってます。
朝は大きい洗いものを増やしたくないので、このサイズが良い感じ。

ずっと洗剤で洗ってますが、食材がこびりつきません。
洗ったまま拭かずに放置しても、錆びが出た事はありません。
鉄の調理器具に洗剤はダメなんですけどね。
奥さんがどうしても洗剤で洗いたい人なので、洗剤でバリバリ洗ってます。

長く使っていると本体に焦げがつきます。
焦げが酷くなると、そこに食材がくっつきやすくなりますので、半年に1回くらい金タワシで擦り落としています。
かなりゴシゴシやってますが、鉄に傷が付いている様子はありません。

時間がある時は、空焼きして焦げを焼き切ってしまいます。
皮がはがれるように焦げがパリパリ取れるのが気持ち良い(笑)
空焼きしたり、強く洗った後だけ、油を塗って保管してます。

ほぼ毎朝使用していますが、ハンドルがグラついた事は1度もありません。
多少、木が擦り減ってます。
6年使ったハンドル

問題無く6年間使えた実績から、リバーライトへの信用度が高いのです。
それがリバーライトを選んだ理由です。
ビタクラフトがもう少し安ければ、ビタクラフトにしていたかも知れません。

鉄の調理器具を使った事が無い方は、私と同じようにリバーライトのたまご焼フライパンから試してみてはいかがでしょう。
お手入れ要らずで、使い勝手が本当に良いですよ!


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posted by ユージュー at 05:59 | Comment(0) | キッチン 調理道具
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