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2017年03月13日

ほっともっとvsオリジン弁当!のり弁比較、どっちがオススメ?

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今回は、オリジン弁当の「タルタルのり弁」を見て行きます。
ほっともっと「のり弁」詳細は、前記事を観てくださいませ。

(※2017年12月26日更新)
オリジンのタルタルのり弁の白身がミニサイズに変更されました!

オリジン弁当タルタルのり弁

オリジン弁当の「タルタルのり弁」は、税込320円です。
ほっともっとの「のり弁当」は、通常価格が税込み350円です。
2018年5月から、ほっともっとののり弁は税込300円になりました。

通常価格では、オリジンの方が30円安いです。
今は、ほっともっとが平日昼だけ割引をしているので税込290円になっています。
昼に食べるなら価格は、ほっともっとの勝ちです。
通常価格は、オリジンの勝ち。

ほっともっとの別売りタルタルソースは20円です。
すると双方320円となり、同価格となりました。

オリジン弁当は、原材料の産地や加工国がどこか公表していません。
不親切ですねぇ。
公表するとマイナスイメージになる事実があるのでしょうか。

電話確認したところ、産地が解りました。
ネット上によく書かれている内容と異なる点もありました。
その内容も合わせて書いて行きます。


出来たてが売りのオリジン弁当


オリジン弁当は、昼食、夜食時間になると店内に多くの作り置き弁当が並びます。
のり弁の作り置きがあっても、カウンターでのり弁を注文するとそこから揚げてもらえます。
フライ類が揚がるタイミングでご飯も用意するので、全てが出来たてです。

作り置きはあくまでも急ぎの客向けで、基本は作り立てを提供するのがオリジンの姿勢です。
揚げものだけ単品で買う際も、注文後に揚げてもらえます。

私がオリジンに良く行くのは、作り立てが良いからです。
揚げものはサクサクの内に食べたいですし、ご飯は冷めない内に口にしたいところ。

オリジンは、おにぎり1つでも作り立てをお願い出来ます。
店内に作り置きのおにぎりが並んでいても、お願いすればその場で炊飯器からご飯を出して握ってくれます。
売れ切れている具のおにぎりも、具材が残っていれば握ってもらえます。
申し訳ないので、おにぎりは並んでいるのを買いますけどね。

ほっともっとは、揚げたてが欲しいと申し出ても作り置きを出してくる場合があります。
前記事の時もそうでしたが、今まで何度かありました。
わざわざ頼んでいるのになぁ・・・


オリジン弁当の「タルタルのり弁」を食します


注文してから揚げるので、通常でも5分くらいは待つ事になります。
今回も5分程度待ちました。

ほっともっとの「のり弁」と同じように持ち帰って食べます。
食べる際に容器を持った時点で、弁当の温かさが手に伝わってきます。

箸で触ると衣がサクサクなのが解る白身フライ。
さくさく白身フライ

ほっともっとに比べ、こちらは軟らかく脂が多いです。
厚みは少し薄めで細く、縦に長い印象です。
揚げたてだけあって食べてみると中がまだ熱い!

白身フライのタラは、ロシア産です。
ロシア産のタラを中国で加工しています。
揚げ小麦は、アメリカと国産の粉になります。

タルタルソースと醤油が付いてきます。
タルタルが白身フライ用で、醤油がちくわ用だと思います。
ソース類

ほっともっとのちくわは天ぷらですが、オリジンは磯辺揚げです。
細いですが、すっごく長〜いです。
衣がさくっとしています。
ちくわの原材料は、タイ、インド、マレーシア産です。
磯辺揚げ

ほっともっとの「のり弁」は、のりとご飯の間に昆布の佃煮が挟まれていましたが、オリジンは付け合わせとして乗っています。
昆布はほっともっとと同じ、中国産です。

ほっともっとにはあった、キンピラゴボウと、たくあんは入っていません。
オリジンは、付け合わせがショボイですね。

オリジンのご飯は、これまでは福島のひとめぼれと秋田・青森のまっしぐらをブレンドして使用していました。
2017年3月6日から、栃木のコシヒカリ70%、青森のまっしぐら30%に変更されました。
今後しばらくはこの配合で提供予定との事ですが、季節と時期によって東北産に切り替える可能性があるとの事です。

ごはん
ご飯の上に2枚のりが乗っています。
ほっともっとより、小さく切れ目がありません。
のりの産地は、季節によって変わりますが国産との事です。

のりとご飯の間に、醤油かけの鰹節が挟まれています。
鰹は、インドネシア、フィリピン産です。

ご飯は、ほっともっとより面積が狭いですが、深さがあります。
ごはんと鰹節おかか

当記事にある「タルタルのり弁」材料の原産国は、私自身が電話確認しています。
2017年3月時点の情報です。
関東地域として聞いたので、地域が異なる場合は判りません。
また、季節によって産地が変わる可能性があります。

電話した際に、これらの原産国情報を公開して欲しいとお願いしておきました。
この手の問い合わせは、結構あるようです。

担当部に要望としてクエストするそうですが、産地変更が度々あるので対応できない可能性があると言ってました。
他社はやってますけどね・・・
今後、公開される事を願います。


ほっともっと「のり弁当」の上位版に「特のりタル弁当」450円があります。
オリジン「タルタルのり弁」の上位版は、卵焼きと唐揚げが1個追加された「タルタル特のり弁当」430円になります。
通常価格は、上位版でもオリジンが勝っています。


外国産野菜などの安全性


週刊文春H25.4.25日号「『中国産食材』を使う外食チェーン全32社実名アンケート」によると、オリジン東秀ではタマネギ、わかめなど、取り扱い全食材の約18%が中国産とあります。

電話で聞きましたが、「全ての産地を調べるには時間が掛かるとの事で、直ぐにパーセンテージまでは判らない」との返答でした。
まぁ、そうですよね・・・
現在何パーセントなのかは不明です。

「原材料に関しては、国産より外国産(中国産以外も含め)の方が多い」と言ってました。
総菜にも何かしらの外国産野菜が使われています。
食材の産地は、メニューごとに聞いてもらえれば答えるそうです。

残留農薬など、国の基準に沿った検査がされているとの事です。
オリジン独自で検査はしていません。

輸入食品については、厚生労働省検疫所にて食品衛生監視員が以下のチェックをしています

・食品衛生法に規定される製造基準に適合しているか。
・添加物の使用基準は適切であるか。
・有毒有害物質が含まれていないか。
・過去衛生上の問題があった製造者・所であるか。

2016年4月時点で全国の検疫所に配置されている食品衛生監視員は408名です。
輸入量が増えているのに2015年から2名しか増員されていません。
こんな状況なのに、諸外国から嫌がられるほど日本の検疫は厳しいと聞きます。
データを見ると「本当に厳しいの?」と感じてしまいます。

検査は、輸入食品全量の8.8%(2014年度)しか実施されていないそうです。
全量検査では無く、1部を抜きとっての検査です。
91.2%はチェックされずに国内流通に乗っている事になります。
全輸入届け出件数は221万件ですが、検査されているのはたった19万件という状態です。
(2016年4月20日TPP特別委からの情報)

国内流通した後に違反等が明らかになる場合がありますので、ちょっと怖い気もします。
厚生労働省は03年度〜14年度に290件の違反食品の流通があったことを認めています。
実は見つかっていない違反食品はもっと多く、年間1万件程度流通している計算になるとか。
食の安全を確保するために、もっと多くの検体をチェックしてほしいですね。


持ち帰り弁当は安さが勝負なので、どのチェーンでも外国産食材を使っているのが現状です。
絶対嫌だ!という方は、弁当だけでなく外食も控えましょう。


会員制度やポイントなど


オリジン弁当に、独自のポイント制度などはありません。
イオングループになったのでWAONが使えるようになり、WAONポイントが貯まります。


「のり弁当」と「タルタルのり弁」を食べ比べた結果!


食べ比べをするために、2日連続でのり弁を食べました。
しばらく、のり弁はいいや(笑)

米と白身フライは、ほっともっとが上だと思います。
白身フライは、しっかりとしたタラの味や食感があります。
米は、甘さが感じられました。

オリジンの白身フライは、脂が乗っていますがタラの味が薄く歯ごたえもありません。
米も美味しいとは言えず安い感じです。
作っているところを見ると解りますが、ご飯に鰹節を乗せ、醤油のスプレーをして、上にのりを乗せます。
この醤油がご飯にも掛かってしまうので米の味が良く判りません。

付け合わせは、ほっともっとの方が多いです。
弁当を食べ進める上で飽きさせない工夫がされています。

ただ、オリジンの作り立てというアドバンテージは大きいです。
揚げものは、時間が経つとどうしても食感が悪くなり、油っぽくなってしまいます。
揚げたてのサクサク感は、作り立てならではです。

オリジンは調理人によって、揚げ具合が違います。
揚げ時間を計っているのに、なぜか違いが出ます。
少ない人数でのオペレーションしているので、忙しさによっても変わります。
ほっともっとでも同様の事が言えますが、ブレは少ない気がします。

「オリジン弁当は、イオン傘下になってから味が落ちた」とネット上でささやかれています。
ドンキホーテに買収されそうになり、それを回避するためにイオンの子会社になりました。
その辺りから、コストカットが厳しくなって味が落ちたのでは?との噂です。
繊細な舌を持っていない私は味の変化に気がつけません・・・


で、結局どっちをオススメするか?

甲乙つけがたいですが、美味しさと昼価格で言ったらほっともっとだと思います。
少し味は落ちるけど、できたて熱々にこだわるならオリジンです。

私はオリジン弁当を利用する事が多かったのですが、今回食べ比べてみて、ほっともっとのクオリティーの高さに気が付けました。
ただ、作り置きが出てくる罠があるからなぁ・・・
ホットをもっと、なんだからホットな弁当を出していただきたい。

ほっともっとの「のり弁当」に足りないもの、それはタルタルソースです。
マヨラ―ではありませんが、白身フライにはタルタルソースが欲しくなります。

公式ツイッターに「タルタルソースも販売している」とのつぶやきを発見したので、近所のほっともっとに確認したところ、20円で付けられるとの事です。
知恵袋のQAに「売ってくれなかった」との書き込みがあったので、ダメな店舗があるのかも知れません。

オリジン弁当、ほっともっと、どちらも安くて美味しいです。
具材構成や味を考えると、少しだけほっともっとがリードしている気がします。
よって、私の最終ジャッジは「ほっともっとがオススメ!」です。

あー、お腹空いてきた。


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posted by ユージュー at 15:45 | Comment(4) | グルメ 安くてウマー
この記事へのコメント
ほっともっとは基本揚げたてですよ
揚げたて頼んだのに作り置きが来るのは、あなたのお近くの店だけじゃないですか?。
Posted by あ at 2018年10月10日 08:11
コメントありがとうございます。

うちの近くの店だけなのかも知れませんし、時間帯や店員さんによって対応も変わるでしょう。
昼時はお客を待たせないように作り置きを多くする店舗かどうかでも変わってくると思います。
揚げたてで!とお願いすれば通常なら作ってもらえるはずです。
ほっともっと全店が作り置きだとは申しておりません。

当記事を書いた時期に何度か買った経験からの記事です。
たまたま思ったより売れずに揚げたてでは無いものを提供された事が続いたのかも知れません。
Posted by at 2018年10月10日 09:10
ほっともっとでバイトしてた経験あります〜なので参考情報までに。
※働いてたとこ以外、なにげに入ったことないんで他知らないんです。オリジンは入った事あり、店に出来てる弁当も出てますね。

多分、コンビニなんかと同じ様な経営体系と思うのでオーナーや店の規模によって差があったりかもですが。。。自分の働いていた店では

●出来た弁当を店に並べていない(デザートとかはケースで販売ある)、けど、厨房内側では揚げ物(よく出る唐揚げなどは特に)は、注文はいったとき少し多めに揚げ作り置きを保温ケースに入れてある。昼時/夜などは結局、超待ち(30分以上)となるほど混んでたから作り置きどころではない(多く揚げても即なくなる)ですが。あまりにも客入り悪い時間だとしない時も。

●ポテトは分量測ったのを袋に小分けで冷凍してあるのを、注文入ったごとに揚げていた。

●炒め物系は作り置きなし。注文ごと。

●米は上手い。と思われます。やよい軒と同じ(当時情報)。

●そこの店長は床に落とした揚げ物も、再度、油くぐらせ平気で提供したのを見た。←高温処理すれば平気という理論展開された‥。

●働いていた店で「揚げたて」言われた記憶は残ってないですね。ただ、なんだかんだ、集中する時間帯は結局、揚げたて提供になるので。そういう意味では揚げたてに当たる客の方が多かったのでは、といったところでしょうか。希望で言われたら対応すると思います。そもそも揚げたてじゃなくなる=ヒマな時間帯になるので。


Posted by at 2020年04月20日 21:35
名無し様 コメントありがとうございます。

情報ありがとうございます。
コロナで外食店が早く閉まるのでお弁当屋さんはほんと有難いです。

床に落ちたものを・・・これ本部が見たらブチ切れるでしょうね。
外食だってコンビニだってレストランだってモラルの無いやつが居ればそういうことする奴は居るでしょうね。
責任者がその考えだと下っ端は従わざるを得ないから性質が悪い。

これが嫌なら自分で作るしかないけど。
Posted by at 2020年04月22日 00:18
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