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2016年07月12日

(無停電装置5)BY50S を NAS TS-231+ 側でセッティングする

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今回は、購入したオムロン製UPS「BY50S」をセッティングして行きます。
セッティングと言っても、箱から出して、付属品確認して、コンセント繋いで、対象機器にUSBコード繋ぐだけです。
全く難しいところはありません。

書BY50S箱

UPS付属ソフトをインストールする事で、電気遮断が起きた時にどうシャットダウンするか設定が出来ます。
ソフトは、使っているOS用にそれぞれ用意されています。
UPS付属のCDに入っているソフトはバージョンが古い可能性があるので、オムロン公式サイトからダウンロードしてインストールしましょう。
ページの下の方にあります。

PowerAct Pro


PowerAct Proで、何が出来るかは以下の通りです。

停電時に自動シャットダウンするように設定できます。
仮想化環境にある複数の機器の安全なシャットダウンできます。
シャットダウンに関する環境設定ができます。
メニューバーにアイコンで、通信状態やUPS運転状態を表示できます。

PowerAct Proをパソコンにインストールすると、色々な設定が出来るようになります。

パソコンにファイヤーウォールソフトが入っている場合、正常に動かない可能性があるので、必要ならセキュリティソフト側の設定もしてください。

Simple Shutdown Software


細かい設定はせずに、パソコンを安全にシャットダウンさせたいだけなら、こちらだけで良いです。

停電が起こった際に、対象パソコンのシャットダウンと、UPSの自動停止が出来ます。
ソースコードを元に修正/再コンパイルすれば、Linux/WindowsシステムにUPSの管理機能を組み込むことができます。

一般の方は、コンパイルまでしないと思うので、コンパイル云々は無視して構いません。

付属ソフトを使わない設定


私は、付属ソフトを使っていません。
というのも、使用している「QNAP NAS TS-231+」が「BY50S」に対応しているためです。

今回は、付属ソフトを使っていないので、説明が少なくて申し訳ありません。
付属ソフトを使う方は、それぞれのマニュアルを読んでください。

パソコンを自動シャットダウンさせた方が良いか?

パソコンから離れる事が多い方は、パソコンを自動シャットダウンの対象にしても良いと思います。

私は仕事上、普段からパソコン前に居る事が多いので、停電が起きても直ぐに対応できます。
停電時にパソコンを自動シャットダウンするよう設定すると、急いでセーブをしても途中でシャットダウンされてしまう可能性があります。

UPSの導入で、シャットダウンするまで時間の余裕が出来るのに、セーブ出来なければ意味がありません。
よって、私はパソコンは自動シャットダウンさせずに、NASだけを自動シャットダウンさせる設定にしました。


付属ソフトを使わずにUPSをNASに認識させるには、付属の「USBコード」を使って、NASとUPSを繋いでやるだけです。
USBコードを繋ぐとNASが、自動でUPSを認識してくれます。

NASの対応UPS表に「BY35S」しか載っていなかったので、認識するか心配でしたが「BY50S」を接続してみたところ、あっさり認識しました。

NAS「TS-231+」側でUPSの設定をする


UPSとNASをUSBケーブルで繋いだら、NAS側でUPSの設定します。
設定画面で、UPSの状態も確認できます。

QNAP Qfinder Proを立ち上げます。

Qfinder Pro
【ログイン】アイコンをクリックします。
ユーザー名とパスワードを入力して、ログインします。

【コントロール・パネル】アイコンをクリックして、コントロール・パネルウインドーを表示させます。
【システム設定】→【外部デバイス】→【UPS】タブをクリックします。

UPSタブ

「USB接続」にチェックを入れます。

「SNMP接続」は、ネットワーク接続する場合の設定なので、今回は使いません。

「ネットワークUPSスレーブ」は、UPSを幾つも接続している時の各UPSの設定です。
今回は1台のみしか接続していないので使いません。


「AC電源が故障した場合、サーバーをオフする」にチェックすると、指定時間後にNASが安全にシャットダウンされます。
「分間」は、3分とか5分とか、シャットダウンまでの何分間が良いか、好きな数値を入れてください。
こちらを選択すると、電気が復旧してもNASは自動的に立ちあがりません。

「AC電源が故障した場合、システムは”auto-protection(自動保護)”モードに移行します」にチェックすると、指定時間後にNASが安全にシャットダウンされます。
こちらにチェックすると、電気が復旧したら、自動でNASが立ち上がるようになります。
「分間」は、3分とか5分とか、シャットダウンまでの何分間が良いか、好きな数値を入れてください。


「ネットワークUPSサポートを有効にする」は、各UPSをIPアドレスで指定する場合にチェックします。
今回は、IPアドレス設定しませんので、使いません。


下の方にある「UPS情報」という部分に、UPSの状態が表示されます。
接続したばかりの時は、バッテリ容量は少ない場合があります。
(正常)と表示されていれば、問題ありません。

これで、UPSの設定は完了です。
パソコンの電源が入っていなくても、停電が起きた際にUPSバッテリーから電気が送られ、NASは安全にシャットダウンされます。

バッテリ容量が、100%になってからテストを行います。
電源消失時に、UPSのコンセントに繋がった機器が、バッテリー駆動するかテストするためにUPSのコンセントを抜いてみます。
ブザーが鳴り、UPSバッテリーから電源供給されれば成功です。

何分くらいバッテリーから電気供給できるか、テストしても良いと思います。

パソコンとNASを一緒にシャットダウンさせたい場合


上記のように、私はNASの安全なシャットダウンを優先して、パソコンは自動シャットダウンさせないようにしました。
面倒な設定が要らず楽なのもありますが、NAS復旧の手間を省くため停電回復したら自動で立ちあがるようにしています。

私とは違い、停電が起きた時にUPS1台でパソコンとNASを、同時に自動シャットダウンさせたい方も居ると思います。

UPSには、USBコネクタが1口しか付いていません。
UPSからのUSBケーブルをNASに繋ぐと、NASが自動でシャットダウンできますが、パソコンは自動シャットダウンしてくれません。
UPSからのUSBケーブルをパソコンに繋ぐと、パソコンは自動シャットダウンできますが、NASが自動シャットダウンできません。

2つの機器を同時に自動シャットダウンさせたいのに、USBケーブルを刺す先が1つしか選べません。
どう接続すれば2つの機器を自動シャットダウンできるか悩むと思います。
ネットで情報を探しましたが、使えそうな情報が殆どありませんでした。

仕方なく、オムロンのサポートに聞いてみました。

NASのOSが、パソコンと同じOS(Windowsなど)の場合は、付属ソフトでパソコンとNASを連動させて、自動シャットダウンが出来るそうです。
しかし、QNAP NASのOSは「Linux」です。

パソコンとNASが同じOSでない場合、(UPSとNAS)又は(UPSとパソコン)という1対1の関係でUSBケーブルで繋いだものしか自動シャットダウン出来ないとのことです。

将来的に付属ソフトが対応するかも知れませんが、現時点ではUPSに繋がれたUSB先の1種類のOSに対して「停電したからバッテリ給電に切り替えるよ」という情報が伝わり、OS側の機能でシャットダウン命令が出される流れです。

バッファローやIOデータなどは、WindowsOSが搭載されたNASを販売しています。
そういったパソコンと同じOSのNASであれば、UPSとパソコンをUSBで繋ぎ、付属ソフトの機能で、連動シャットダウンが可能です。

OSが違うNASの場合は、諦めるしかないようです。


どうしても一緒にシャットダウンしたい時は、NASの設定でパソコンのオンオフに連動してNASもオンオフする機能を使います。
UPSとパソコンを繋いで、停電時にパソコンが自動シャットダウンすると、NASが連動してシャットダウンするはずです。

しかし、多くの方は、NASを24時間つけっぱなしにしていると思います。
そのようなNAS運用をされている場合には、この手は使えません。
困りますね・・・。

ネットを探していると、使えそうなツールを自作してアップされている方が居りました。

UPSとPCをUSBケーブルで繋ぎ、PCをNASのシャットダウン指令用サーバとする物と、UPSとNASをUSBケーブルで繋ぎ、PCをNASシャットダウン指令用のクライアントとする物の、2種類のツールをプログラムして、無料公開してくれています。 

少し古い記事なので全ての環境で動くかは判りませんが、コメント欄に「オムロンUPSとNASをUSBケーブルで繋ぐパターンで、連動シャットダウン出来た」という書き込みがあります。
どうしてもパソコンとNASを同時に自動シャットダウンさせたい方は、試してみても良いと思います。

私は、必要性がないので動作検証まではしていません。
試す場合は、自己責任でお願いします。

1台のUPSでパソコンとNASの両方をシャットダウンしたい方は、多いと思います。
いつか付属のシャットダウンソフトが対応してくれる事を願いましょう。

UPSとNASを繋ぐだけで認識するので、設定は非常に簡単


UPS導入に当たり事前調べは必要でしたが、UPSの接続や設定に関しては、取扱説明書を軽く読むだけで簡単に出来ました。
機械に詳しくない女性でも、接続や設定で苦労する事は無いと思います。

パソコンとNASを同時にシャットダウンさせるには、ソフトを導入して実験するなど大変だと思います。
面倒な方は、自動シャットダウンさせたい機器を、1つに絞った方が良いと思います。

UPSの背面に付いている出力コンセントは4か所ですが、電源タップが使えるので、接続機器が多い場合は市販の電源タップを使いましょう。
ただ、使用可能なワット数が変わる訳ではないので、接続し過ぎに注意してください。

UPS本体を横向きに寝かせて置く事も可能です。
機種ごとに上下方向が指定されていますので、購入したUPSの説明書を確認してください。
設置場所にも依りますが、私は地震などで倒れる心配がないよう横に寝かせて使っています。
横置きの場合は、付属のゴム足シールを貼る必要があります。

通常時に耳を近づけても、動作音は聞こえません。
もの凄く静かです。

うっかり「電源」スイッチのボタンが押されないよう、透明なフタが付いていて親切です。
戦闘機の操縦かんに付いているミサイル発射ボタンみたいで、意味無くフタを開けて押したくなります(笑)

オムロンUPS保証は3年ですが、購入後1カ月以内に「ご愛用者登録」をしないと保証適用されません。
忘れないように、付属ハガキを送付しましょう。

購入後、1年以上使用していますが、今のところ特に不具合も無く使えています。
何度かのブレーカー落ちや停電で、活躍してくれました。
不具合は一切起きていません。

あとは、どれくらいバッテリーが持つかです。
恐らく数年後にバッテリ交換ランプが点くと思うので、その時が来たら記事を追加します。

以上、UPS導入に関する記事でした。
ご覧いただき有難うございました。


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posted by ユージュー at 17:23 | Comment(0) | PC 無停電装置(UPS)
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