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2016年03月25日

取り付け後の感想(エアコン9)

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翌日、工事業者がやってきました。
やってきたのは下請け業者ではなく、量販店お抱えの工事業者です。

お決まりの電動ポンプの件などを質問して、これまでの経緯も説明しました。
再度問題が起きないよう丁寧にやっていただき満足できる工事でした。


工事中、エアコンの室内機は水平取りつけが正しいのか、排水口を少し下げる方が良いのか工事業者さんに聞きました。
というのも工事する人によって排水口側を少し下げるように取り付ける方と、完全に水平になるよう取り付ける方が居るからです。

室内機の中には、冷房時に熱交換器に付く水を排水するため、水受け皿があります。
その皿から排水ホースへ水が誘導され室外へ排出されます。
室内機の排水口側をやや下げておくと、よりスムーズに排水されるからという考えもあります。

来ていただいた工事業者さんの見解では、水平が正解との見解でした。

昔は念のために斜めに取りつけていた時代もあったそうです。
今はメーカーが完全な水平取り付けを推奨していて、取り付け説明書にも書かれています。
取り付け説明書をもらい、水平に取りつけるよう記載された部分を確認しました。

今時の機種で斜めに取り付けをしてしまうと、水が下がった側に溜りすぎたり、排水できない部分に溜ったりして、カビ発生の原因になるらしいです。

業者のかた曰く、メーカーが推奨している取り付け方をして問題が起きるより、推奨していないやり方で取りつけた場合に、室内機からの水漏れなど何かしら問題が起きる事の方が多いそうです。

メーカーが出している取りつけ説明書に書いてある事が、きっと正しいのでしょう。
斜めに取りつける人がまだ存在していますが、どうなんでしょうね・・・
今のエアコンには、運転後の自動乾燥機能が付いているので余り関係ないのかもしれません。


そんなこんなで取り付け完了です。

運転開始!

強風時はそこそこ音はあるものの風の音なので問題ありません。
間欠運転になると・・・・・

静かです!
ふぅ〜、一安心。

妙な振動や響き、うなり音もありません。
当たり前の静かさで安心って何か切ないですね。


ビーバーエアコンのレビュー


取り付けたビーバーエアコンSRK22SRは、2014年型の製品です。
2016年型のSTシリーズを見ても、機能に変化は無さそうなので検討中の方は参考にしてください。

ビーバーエアコンの上位機種は、吹き出し口が左右2つに分かれています。
左右それぞれの吹き出し口ごとに、風の向きを上下左右方向に変えられます。
上下にも2枚の羽根(左右合計で羽根4枚)があるので細かい風向調整が可能です。

例えば、部屋の奥と部屋の右下に集中的に風を送るなど、ピンポイントで数ヶ所指定して風を送る事が可能です。
逆に風を人がいない所に向け、当てないようにする事も出来ます。

吹き出し口の風の方向を一度手動設定すると、次に電源を入れた時に覚えてくれているのが何気に便利です。

風の吹き出し方向制御を人感センサーで自動にする事も出来ます。
人感センサーと連動して温度調整もしてくれます。
人が居る場所へ送風するようになったり、人の動きで温度を適温にするなどスペック上は優れものです。

ただし、エアコンに背中を向けると人感センサーが人を見つけられず、誰も居ないと判断してしまい自動で省電力運転になってしまいます。
私居ますけどっ・・・暑い!寒い!となります。
私はエアコンに背中を向けて座っているので、人感センサーが使えずオフってます。

この機能もそうですが、ほぼ全ての要らない機能が切れます。

定番の冷房後の機器内自動乾燥もあります。
暖房を使わない乾燥なので、2時間ひっそり動きます。
吹き出し口は閉まります。
乾燥のために電気バリバリ使われるのは嫌なので、これはこれで良いと思います。

暖房を使って機器内乾燥するエアコンの中には、温くて湿った風が出るものもあるようで、せっかく乾燥して冷えた室内が高温多湿で不快な状態になるというレビューをどこかで見ました。
こういった本末転倒なエアコンもあるようです。

自動お掃除機能は、うるさいんじゃないかと思っていましたが、かなり静かです。
気が付かないかと言われると気が付きますが、ちょっと違う運転モードになったのかな?というくらいの音です。
ピキピキピキッという、細い針金を何かに引っかけてるような音がします。

<20160930お掃除機能音についての追記>
このピキピキ音は、室内機交換したらしなくなりました。
何で室内機交換したかは、記事を読み進めると解ります・・・はぁ。

ちょっとだけカサカサ・・・という音がするだけになりました。
同じ機種でも固体によって音の出方は違うみたいです。
気が付かないような小さな音なので、本当に掃除されているか不安になるくらいです。

エアコンを数時間連続作動させていると勝手に掃除が始まります。
大体1〜2分で終わり、またエアコン本来の動きに戻ります。
他のメーカーでは、お掃除機能が切れないものが多いようですが、この機種は自動お掃除させないようにオフにも出来ます。

ドライですが、この機種には通常のドライとは別に「再熱除湿」のドライも付いています。
ドライにすると寒いという経験があると思いますが、これは寒くならないドライで、最近の上位ランクのエアコンに搭載されている除湿方式です。

簡単に言うと、除湿のために空気を冷やして冷え過ぎた空気を適温まで暖め直して部屋に吹きだす機能です。
これはジメジメする季節に凄く良いらしく快適だと評判ですが、除湿した空気を温め直すので通常のドライより電気代が掛かるようです。
洗濯物を室内干しする際にも有効なようです。
私はまだ使用する季節ではないので使っていません。

主な機能は、こんなところ。

三菱重工のビーバーエアコンは、上位機種のみリモコンがデカイです。
液晶窓が大きく、文字が見やすいのですが、リモコンが大き過ぎて一昔前のエアコンのようです。
リモコン液晶に、バックライトはついていません。

機能が非常に多いのでボタンが多くなるのは仕方ないと思いますが、私は下位機種のすっきりした四角いリモコンの方が好きですね。
暖房冷房を交互に使う事はありませんので、同じ列にボタンが並んでいる必要性を感じません。

デカイと言えば、室外機もデカイです。
他の部屋に付いているエアコンの室外機と比べて横幅が1.3倍くらい大きく、厚みもあります。
うちは地面へ直置きなので問題ありませんが、ベランダ置きしか出来ない方は室外機の大きさを確認してから買いましょう。

三菱重工の上位機種は室外機が大きく作ってあるそうです。
ツインロータリーが振動を軽減して、大きいファンで熱交換の効率を上げているそうです。
室外機の振動が少なくが静かなのは、近所迷惑になりませんし、ベランダ置きの方にも良いと思います。

どのメーカーエアコンでも同じですが、上位機種ほど節電効果が高いです。
下のランクのエアコンを安く買って電気代を掛けるか、高いけど上のランクのエアコンを買って電気代を安く済ませるかです。
本体の価格差を電気代で回収できるかどうかが、損益分岐点ですね。

(上記は、2015年モデルです)

取り付けから数カ月使用していますが、今のところ静かで機能も能力も満足しています。
暖房、冷房共に効きが良く、非常に快適です。

音に関しては暖房は室内機がうるさくなり、冷房は室外機がうるさくなる傾向があります。
これはエアコンの構造上の特性なので、どのメーカーも同じです。
騒音チェックは、室内機の音がうるさくなる暖房で確認すると良いかと思います。

あとは、耐久性がどれだけあるかです。
室外機の基板を樹脂コーティングしてあるらしいので湿気などには強そうです。

三菱重工は業務用空調がメインの会社で、家庭用は片手間でやっていると聞きます。
そのせいかどうかは解りませんが、修理費用が高いようなので長期保証に入っておく事をお勧めします。



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posted by ユージュー at 05:18 | Comment(0) | 家電 エアコン
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