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2016年03月17日

やってみた結果(騒音対策2)

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吸音材?遮音材?
音を通過させない防音ではなく、音の反射を抑えたいので音を吸い取ってくれる吸音材に賭ける事にしました。

冷蔵庫裏の空間を囲ってしまうのが一番音が出なくて良いのですが、熱が放出されず冷蔵庫自体に負担が掛かります。
熱が逃げなければ頻繁にコンプレッサーが動く事になり余計にうるさくなる可能性もあります。

そもそも、熱が逃がせないと火事になり兼ねません。
冷蔵庫のコンプレッサーは、燃えるほどではありませんがそこそこ高温になります。
説明書通り冷蔵庫裏の空間を確保するようにしてください。

冷蔵庫裏の空間が空いている以上はある程度の音漏れは仕方ありません。
冷蔵庫裏から出る音の何割かを壁が跳ね返していると思われますので、その音だけでも吸ってやれば多少は静かになると考えました。

面倒なのでスポンジ状のものを冷蔵庫裏の壁に立て掛ける程度で済ませたいところ。
吸音材を立て掛けるだけなら簡単!

簡単なのは大事です。

探していると立て掛けるだけでも使えるものが見つかりました。

少し値段は張りますが、大きさと厚さが手頃です。
表面に凸凹はありませんが、密度はそこそこありスカスカな普通のスポンジではありません。
私はそのまま使用していますが、カッターでカット出来るので加工する場合も苦労しないと思います。

10mm厚なのでそれほど壁から出っ張る事もなく、自重でしなるほど柔らかく無いので途中で折れ曲がる事もありません。
融点が摂氏255度なので、火事でもない限りは溶ける事も無いでしょう。

最初は立て掛けるだけで良いかと思っていましたが、持ってみると非常に軽かったので冷蔵庫裏の壁に足の長い画鋲で止めて使用しています。
折りまげたり丸められるものではないので、ネット注文するとかなり大きい箱で届きます。
届いた時あまりの大きさにビックリしました。

50mmでもあまり変わらない価格で売っていますので、冷蔵庫を少し手前に設置できる方は50mmでも良いと思います。
厚さがある方が吸音効果は高いようです。

50mmだと画鋲では、止めるのは無理でしょう。
これはDIYネタですが、養生テープを壁に貼りその上に厚手の両面テープを貼ってホワイトキューオンをくっつければ、剥がす際に壁紙を傷つけずに済みます。

養生テープって便利!

冷蔵庫の音というのは、コンプレッサーやファンから出る音だけではありません。
コンプレッサーが動く際に振動しますが、この振動が本体に伝わり冷蔵庫全体を震えさせます。
冷蔵庫上にレンジなどを載せていて安定が悪いと、そこからも振動音が発生します。

コンプレッサーからの振動は床にも伝わり振動音として部屋全体に伝わります。
こういう振動による音の伝わりの事を固体音と云うらしいです。

ウーファースピーカーという振動で低音を響かせるスピーカーがありますが同じ原理です。
音楽聴いたり映画の効果音で響く分には迫力が出て良いんですけどね。

冷蔵庫や洗濯機の下に敷いて振動を抑える防振ゴムがホームセンターでも売っています。

ただ、こういうのは小さいので冷蔵庫のような重いものの足にピンポイントで敷くのが面倒です。
時々2枚入りの商品もあるので注意してください。
厚み分の高さが出ますので、四隅に置く必要があり必ず4枚必要です。

面積が小さいものはお安いですが、下に敷く難易度が上がります。
指を挟まないよう気を付けてくださいね。

冷蔵庫は平行設置じゃないとうるさくなる傾向にあります。
殆どの冷蔵庫には右下足に高さ調整可能な足がついていますので調整してから使いましょう。

振動を抑える為の専用品なので何も考えずにコレ使っておけば間違いないのですが、冷蔵庫裏を掃除する際に滑らないので移動が面倒そうです。
また、ゴムなので長時間圧を掛けておくと床へ跡残りしそうです。

うちは賃貸なので床写りしたら原状回復にお金が掛かってしまいますので無理です。
床張り替えになったらどれだけ掛かる事か・・・。

床からの音の反射を抑えるためにも、何かしら音を吸収するものを冷蔵庫下全体に敷きたいところです。
振動を抑えられて音を吸収するものを探したところ、良いのがありました!

タイルカーペットです。

しかも、防音で色も選べます!
しかも、洗えます!
洗いませんけどね・・・。
サイズも小型冷蔵庫にピッタリの50cm×50cmで裏に滑り止めも付いています。

しかも、安い!

最初はこれをそのまま敷こうと考えたのですが、届いてから床に置いてみると思ったより滑り止めのゴムが床にくっつきます。
裏の滑り止めゴムが優秀すぎて密着力が半端ないです。
重さが掛かったまま暑かったり寒かったりを繰り返すとゴムが床に跡残りしそうです。

なので、裏返してカーペット面を下にして冷蔵庫を載せました。
冷蔵庫の重さがあるので普段はビクともしませんが、掃除の際は滑らせて移動できるので非常に楽ちんです。

普通のオフィスなんかで使用するタイルカーペットはペラペラですが、防音タイプのものは厚さが約1cmほどあり音と振動を吸収してくれます。


防音対策をした結果!


結論から言うと、やらないよりは良いかなという結果です。
劇的な改善には至りませんでしたが、少しはマシになりました。

ぶぅ〜ん、という冷蔵庫裏から聞こえていた音は2割くらいは小さくなった気がします。
ちょろちょろ、という音は、5割程度消えました。
カチッ、という音は、ほぼ変化無しです。
ぶるるるん、というコンプレッサーが止まった時に発する震えによる音はほぼ無くなりました。

何れも私の体感での感想で、計測装置などは使っていません。
デシベル計とか持ってないので。

冷蔵庫裏の壁に付けたホワイトキューオンの効果は微妙です。
ホワイトキューオン自体の性能問題では無く、冷蔵庫裏の解放スペースに逃げる音があるので限界なのでしょう。
冷蔵庫裏から熱を逃がすために囲いをつくる訳には行きませんので仕方ないところです。

環境により違いが出ると思いますが、振動対策に関しては絶対やるべきと感じました。
タイルカーペットにより振動は確実に減っています。

購入したばかりの冷蔵庫は静かでも、使用しているとコンプレッサーを固定している防振ゴムが劣化して硬くなります。
弾力が無くなると振動が大きくなるので、うるさくなります。

この防振ゴム自体を交換出来ればより良いのですが、うちの冷蔵庫はちょっと特殊な留め具が使われており外すと戻せなくなりそうでした。
ホームセンターなどで板ゴムを買ってきてU字にカットして力技で差し込む方法もありますが、余裕が無くなって余計にうるさくなる場合もあるみたいです。

コンプレッサー自体の音を抑えるのに冷蔵庫裏(コンプレッサーの入った空間)の内壁に薄い板状のスポンジをつけて吸音してやれば、もう少し静かになるかも知れません。

音を跳ね返してやげれば良いという事で、菓子缶の蓋を利用してコンプレッサー上に音の反射板を取りつける方法もあるようです。
かなり効果があるようですが、ネジ穴空けたりするのが面倒なのでやりませんでした。

二千円前後で若干でも音が抑えられたので、まぁ良しとします。

これ以上の静音化を望むなら、冷蔵庫を新品にしないと無理かなぁ・・・。

以上、冷蔵庫の騒音対策でした!

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posted by ユージュー at 16:33 | Comment(0) | 家電 冷蔵庫
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