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2016年03月14日

冷媒と値段と音について(冷蔵庫2)

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今どきの冷蔵庫なら10年前の冷蔵庫とは違い進化しているだろうと思っていたら、どうやらそうでもないようです。
少し検索するとうるさいとの文句レビューがいっぱい出てきました。

静かなものに替えたいのに、マジかよって感じです。

心配になり少し前からの冷蔵庫の変化を調べたところ、どうやら機構的な進化はほぼ無いと判明しました。
ってか、退化している可能性も?!

どの製品が良い?の前に最近の小型冷蔵庫はうるさいかもという話を少し。


冷媒と値段と音について


フロンガスはオゾン層を破壊するという事が解り、世界的に使用自粛となりました。
昔はヘアスプレーですらフロンガス使っていましたから、大気に撒きまくりです。

世界的にフロンガスからノンフロンガスへの切り替えが進み、日本でも1988年に「オゾン層保護法」が制定されました。
これにより1995年末を最後にフロンガス冷蔵庫は製造禁止になりました。

フロンガス仕様の冷蔵庫は今のものに比べると静かだったようです。
フロンガスの代替として使われるようになったノンフロンガスは、ガス圧が必要になりコンプレッサーが頑張らないと冷やせなくなりました。
よく、昔の冷蔵庫の方が静かだったと言われるのはこのせいだそうです。

コンプレッサーがどんなものか解らない方は、冷蔵庫裏を覗いてみてください。
小型冷蔵庫裏の下の方にむき出しで付いている、黒いまるっこいモーターみたいなやつです。
大型冷蔵庫は冷蔵庫裏の下のカバー内にあるので見づらいかも知れません。

カバーには必ず穴が空いているのでそこから見えるかも知れません。
掃除の際にカバーを外して見てみても良いと思います。
かなり埃がたまるところなので掃除をすれば電気代の節約にもなります。

今日まで冷蔵庫やエアコンに使われる冷媒ガスは、より効率よく安価なものへと何度か変わっています。
ガスの種類には2種混合とか3種混合などがあり、細かく説明はしませんが今も圧が必要なガスが使われています。

冷媒に使うガスはお安いものではないので、量が少ない方がメーカーは助かります。
ガスが少なくても冷やせるのが新冷媒の特徴です。
ガス量が少ないと冷蔵庫自体の原価を抑えられますのでメーカーにとっては願ったり叶ったりです。
消費者としても冷蔵庫が若干安くなるので買いやすくなります。


やったー冷蔵庫安くなって、みんなハッピーだね! 


と言いたいところですが、世の中そんな上手く行くはずもなく・・・

小型の冷蔵庫は如何に安くするかで各メーカー競っています。
お金持ちは、スペース的な余裕もあるので小型冷蔵庫など買いません。
小型冷蔵庫を買うのは経済的に厳しい層の方なので、少しでも安い方が売れるそうです。

経済的に・・・正に我が家の事です。

値段と引き換えに買う時には見えない騒音という副産物がもれなく付いてきます。
嬉しいおまけなら喜んでいただきますけど、騒音のおまけはいらねー!

ガス圧を上げ循環させるため、コンプレッサーが頑張って働かねばなりません。
コンプレッサーを頑張らせると音と振動と熱が発生します。

霜取りで溶け出た水が蒸発皿に溜り、コンプレッサーの熱とファンの風で蒸発させる仕組みです。
大容量の冷蔵庫は騒音対策で冷蔵庫裏にカバーが付いていて騒音と熱を遮断しています。

カバーがあっても煙突効果を使って熱や水蒸気を冷蔵庫裏の上部から逃がすよう設計されていますから、大型冷蔵庫の場合は冷蔵庫上の壁紙が焼ける(ススが付いたように汚れる)傾向があります。

一方、小型冷蔵庫は裏にカバーがありません。
熱と水蒸気は、解放された冷蔵庫裏から騒音と一緒に排出されますので、当然うるさくなる仕組みです。
排熱が背面なので冷蔵庫裏の壁紙が焼ける傾向があります。


量販店で冷蔵庫の電源が入っている事は先ずありません。
冷蔵庫は作動させていない状態で売っています。
買ってから、うるせぇっ!となっても我慢して使い続ける方も多いと思います。

うるさいからと点検してもらってもサービスマンは、通常音の範囲で故障ではありませんと言い放ちます。
故障では無いので通常は返品はできません。
音の問題は売りにならないからパンフレットに書かないのではなく、騒音を認識しているので敢えて記載しないメーカーも多いように感じます。

製品サイトに騒音レベルが載っていても安心はできません。
どう考えても公式発表されている騒音レベルでは無いという怒りのレビューが多くあります。
音的には小さいけど耳につく高周波や低周波がある製品もあるようです。
高周波音は、蚊の羽音が耳元で鳴っているようなものなので、聞こえる人には非常に不快な音です。

音に関してはデシベル(dB)という単位で書かれていますが、デシベルが小さいからといって安心できません。
例えば、同じ23dBと書かれている製品を2社が出していても比較すると、メーカーにより音の質が違うのでうるさく感じるのと感じないものがあります。
冷蔵庫自体の設計も違いますが、コンプレッサーのメーカーが違いますので音も変わってきます。

製品精度の問題で異音が出る個体もあるようですので、そこは運としか言えません。
同じものを何台も並べて使う人は居ませんので普通に購入したユーザーにはその音が正常なものかどうか解りません。
設置する環境要素もあるとは思いますが、音に厳しい人は耐えられず色々対策しているようです。
何をやってもダメという話も。


真空断熱材は凄いらしい


真空断熱材って聞いたことありますか?
日立とパナソニックが持っている特許で、魔法瓶とかサーモスとかの凄い版みたいなもんです。

真空断熱材を冷蔵庫周りに貼ってやると、断熱効果が非常に高いので庫内が温まらず、頻繁に冷やさなくて良くなります。
コンプレッサーを頻繁に回さなくて良いので静かで節電効果も高い。
凄く良いけど高価格帯の大型冷蔵庫にしか使われていません。

小型冷蔵庫に採用するには、コスト的な問題があるようで使えないそうです。
がっかり・・・。


これが小型冷蔵庫の現状のようです。
調べれば調べるほど安心できなくなってきますね。



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posted by ユージュー at 17:35 | Comment(0) | 家電 冷蔵庫
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